レッスン228「神は私を咎めたことはない。私もこれ以上は咎めないことにする」


人生で何にも増して耐え難いのは悪天候が続くことではない。雲ひとつない好天が続くことだ。

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Carl Hilty
カール・ヒルティ




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レッスン228です。

「神は私を咎めたことはない。私もこれ以上は咎めないことにする」が今日のテーマです。

レッスンに入る前に、特別解説1「赦しとは何か」をまずご覧ください。



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神と神の子の関係性

神を巨大な湖、神の子を湖面とイメージしてみます。

自然な状態では、湖面はひとつながりの水面であり、湖面を風が撫でないときは鏡のような状態になるし、湖の奥底からのメッセージを伝える魚群は何の妨げもなく湖面に到達して、湖面に美しい絵模様を描き出します。


しかし、分離幻想という寒波に襲われて湖面が氷結し、凍てついた湖面の氷にクラックが生じてところどころに無数のエゴの穴が開いている状態では、表面上見るかぎり、個々の穴はそれぞれ独立しており、相互のつながりはなく、それぞれの穴は自分の穴の水面の状態は他の穴の水面とは無関係だし、その穴の水面が実は巨大な湖の一部であることをその穴だけを見ていたのでは理解することはできません。

この凍った湖面に土砂が吹き溜まり、さらに上から溶岩が流れ込んで固まりかつて巨大な湖だったものは地底湖となり、地面には湧き水の溜まった池や沢しか見ることができなくなります。

私たちは、自分は地面にできた小さな水たまりだと思っています。

大きな池のような巨人もいれば、雨上がりにしばらくだけ存在するちっぽけな水たまりもあるけれど、大多数の人は、そのうち干上がってしまう水たまりのようなものだと。


もともと実在しない氷の隔たりゆえに、エゴに従うかぎり凍って目詰まりする経路も聖霊に従えば溶けて広がる

しかし、底が閉じていて他とは通じていないと思われているこの水たまりたちは、実は奥底では大きな湖に通じているわけです。

各自の穴に生命という水が供給されて思考や想念という魚がやってきて存続できているのは水たまりが水源から断絶していないからです。

しかし、エゴの束縛に従って自他分離意識を強めて生きることで、心の奥底の神という湖に通じる経路がどんどん目詰まりして穴の中の水は濁っていき、やがて経路の目詰まりが完全に閉塞してやがてその穴は枯渇して終わることになります。

聖霊に従って愛による自他一体の境地を生きることで、この経路がどんどん開かれ、当初は道というべき程度のつながりがやがて開けっ放しの直結状態にまで至ります。

目詰まりのない道になるだけでも、湖から魚たちが自由に行き来して、その穴が果たすべき役目を認識して担うことができるようになるし、直結状態になれば、愛の暖かさで湖面の氷も溶け出して穴の面積も広がってゆき、大きな穴は、巨大な湖の内面を概観できる神の大いなる心を映す鏡のような状態になります。



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Lesson 228

God has condemned me not. No more do I.
神は私を咎めたことはない。私もこれ以上は咎めないことにする。



1. My Father knows my holiness.
 私の父は、私の神聖さを知っている。

 Shall I deny His knowledge, and believe in what His knowledge makes impossible?
 私は、父なる神の知識を否認して、神の知識が不可能にしていることを信じるべきだろうか。

 Shall I accept as true what He proclaims as false?
 私は、神が偽りだと宣言することを真実として受け入れるべきだろうか。

 Or shall I take His Word for what I am, since He is my Creator, and the One Who knows the true condition of His Son?
 あるいは、神が私の大いなる創造主であり、神の子の真の状態を知る存在であるがゆえに、私は、神の大いなる言葉を本当の私として受け入れるべきだろうか。



2. Father, I was mistaken in myself, because I failed to realize the Source from which I came.
 父よ、私は自分自身のことを誤解していました。なぜなら、私は、自分の生まれた大いなる源に気づき損ねていたからです。

 I have not left that Source to enter in a body and to die.
 私は、ひとつの身体の中に入りこんで死ぬために、その大いなる源を離れてなどいなかったのです。

 My holiness remains a part of me, as I am part of You.
 私の神聖さは、私の一部であり続けています。それは、私があなたの一部だからです。

 And my mistakes about myself are dreams.
 だから、自分が誰なのかに関する私の誤解は夢なのです。

 I let them go today.
 私は、それらの夢を今日、手放します。

 And I stand ready to receive Your Word alone for what I really am.
 そして、自分が本当は何者であるかについてのあなたの大いなる言葉だけを受け取る準備が私にはできています。


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それでは、ブリトニーさんのレッスンです。





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