There Is No Spoon

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M29 聖霊に任せきる

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教師のためのマニュアルの第29節の「そのほかのことについて」です。



お陰さまで、今日で、マニュアルの第1節から第29節までのすべてをご紹介し終えました。


Section 29


As for the Rest . . .
そのほかのことについて



1. This manual is not intended to answer all questions that both teacher and pupil may raise.
 このマニュアルは、教師と生徒の双方に生じうるすべての問題に答えることを意図するものではありません。

 In fact, it covers only a few of the more obvious ones, in terms of a brief summary of some of the major concepts in the text and workbook.
 それどころか、マニュアルは、テキストとワークブックに出てくる主要な概念のいくつかを簡潔に要約する観点から、明らかに重要な概念のいくらかだけを選んで取り上げるものです。

 It is not a substitute for either, but merely a supplement.
 マニュアルは、テキストとワークブックの代わりにはなりません。ただ単に補足するだけです。

 While it is called a manual for teachers, it must be remembered that only time divides teacher and pupil, so that the difference is temporary by definition.
 教師のためのマニュアルという呼び方をしてはいますが、ただ時間が教師と生徒を分けているだけなのであって、教師と生徒の違いは当然に仮初のものでしかないことを忘れてはなりません。

 In some cases, it may be helpful for the pupil to read the manual first.
 あるケースでは、生徒にとってマニュアルを先に読むことが役立つかもしれません。

 Others might do better to begin with the workbook.
 ほかの生徒にとっては、ワークブックから始めたほうがよいかもしれません。

 Still others may need to start at the more abstract level of the text.
 さらにほかの生徒には、テキストのより理論的なレベルから始めることが必要かもしれません。





2. Which is for which?
 どのタイプの生徒に、どの始め方がよいのでしょうか

 Who would profit more from prayers alone?
 ただ祈ることだけからのほうが、より得るところのあるのはどのような者でしょうか。

 Who needs but a smile, being as yet unready for more?
 まだ先に進む準備ができていないために、ただ微笑みだけを必要とする者は誰でしょうか。

 No one should attempt to answer these questions alone.
 誰もこのような質問にひとりきりで答えを出そうとすべきではありません。

 Surely no teacher of God has come this far without realizing that.
 もちろん、ここまで来た神の教師で、こんなこともわからないままでいる者は誰もいないはずです。

 The curriculum is highly individualized, and all aspects are under the Holy Spirit's particular care and guidance.
 このカリキュラムは、高度に個々人が持つ特性に合わせて調整されており、聖霊がすべての学習段階について特別な配慮をしたうえで指導しています。

 Ask and He will answer.
 尋ねれば、聖霊は答えてくれます。

 The responsibility is His, and He alone is fit to assume it.
 その責任は聖霊にあります。だから、聖霊だけがこのような質問に答えるにふさわしい責務を負う存在といえます。

 To do so is His function.
 この責務を果たすことが聖霊の役割です。

 To refer the questions to Him is yours.
 聖霊に質問をするのはあなたの役割です。

 Would you want to be responsible for decisions about which you understand so little?
 あなたは、自分にはほとんど理解できない決断について、責任を持ちたいなどと望むでしょうか。

 Be glad you have a Teacher Who cannot make a mistake.
 あなたには間違うことのありえない大いなる教師がついていることを喜ぶがよいでしょう。

 His answers are always right.
 聖霊の答えはつねに正しいものです。

 Would you say that of yours?
 あなたは自分の答えはつねに正しいとでも言うつもりでしょうか。




3. There is another advantage,--and a very important one,--in referring decisions to the Holy Spirit with increasing frequency.
 聖霊に決断を委ねる頻度をどんどん増大させていくことには、別の利点があり、それはとても重要なものです。

 Perhaps you have not thought of this aspect, but its centrality is obvious.
 もしかすると、あなたはこの観点から考えたことはなかったかもしれませんが、その重要性は明白です。

 To follow the Holy Spirit's guidance is to let yourself be absolved of guilt.
 聖霊の導きに従うことで、あなた自身が罪悪感から解放されるようになります。

 It is the essence of the Atonement.
 これこそ贖罪の真髄です。

 It is the core of the curriculum.
 これこそカリキュラムの核心です。

 The imagined usurping of functions not your own is the basis of fear.
 あなた自身のものではない役割を奪い取っていると想像することが、恐れを生み出す基盤になっています。

 The whole world you see reflects the illusion that you have done so, making fear inevitable.
 あなたの目にする世界全体は、あなたが役割を簒奪したという幻想を反映しており、避けようもなく恐怖を生み出しています。

 To return the function to the One to Whom it belongs is thus the escape from fear.
 だから、自分が簒奪したと想像しているその役割を、その役割にふさわしい聖霊へと返すことで、恐怖から逃れることができます。

 And it is this that lets the memory of love return to you.
 そして、決断する役割を聖霊に返すことで、の記憶があなたによみがえってきます。

 Do not, then, think that following the Holy Spirit's guidance is necessary merely because of your own inadequacies.
 それゆえ、聖霊の指導に従うことが必要なのは、単に自分が無能だからだなどとは思わないでください。

 It is the way out of hell for you.
 聖霊の導きに従うことこそ、あなたが地獄から脱出する方法なのです。




4. Here again is the paradox often referred to in the course.
 またしてもここに、このコースでたびたび出てくるパラドックスがあります。

 To say, "Of myself I can do nothing" is to gain all power.
 「自分自身だけでは、私には何もできない」と言うことは、すべての力を手に入れることです。

 And yet it is but a seeming paradox.
 しかし、これは見かけ上、矛盾しているように思えるだけです。

 As God created you, you < have > all power.
 神があなたを創造したので、あなたはすべての力を「持って」います。

 The image you made of yourself has none.
 あなたが自分で作り出した肖像は何の力も持ってはいません。

 The Holy Spirit knows the truth about you.
 聖霊は、あなたについての真実を知っています。

 The image you made does not.
 あなたの作り出した肖像は知りません。

 Yet, despite its obvious and complete ignorance, this image assumes it knows all things because you have given that belief to it.
 しかし、あなたの作り上げた肖像が完全に何も知らないことは明白であるにもかかわらず、この肖像は当然のように自分があらゆる物事を知っていると思いこんでいます。それは、あなたが肖像にそう信じこませたからです。

 Such is your teaching, and the teaching of the world that was made to uphold it.
 こんなことがあなたたちの教えていることなのです。そして、それが、あなたたちの教えることを裏づけして補強するために作り上げられた世界が教えていることでもあります。

 But the Teacher Who knows the truth has not forgotten it.
 しかし、真理を知る大いなる教師は、そのことを忘れてはいません。

 His decisions bring benefit to all, being wholly devoid of attack.
 聖霊の決定は、完全に攻撃することがないので、みんなに利益をもたらします。

 And therefore incapable of arousing guilt.
 だから、聖霊の決定が罪悪感を引き起こすことはありえません。





5. Who assumes a power that he does not possess is deceiving himself.
 自分が持っていない力を自分は持っていると思いこむことは、自己欺瞞です。

 Yet to accept the power given him by God is but to acknowledge his Creator and accept His gifts.
 けれども、神によって自分に与えられた力を受け入れることは、単に、自らの創造主を承認し、創造主からの贈り物を受け入れることでしかありません。

 And His gifts have no limit.
 そして、創造主から与えられる贈り物にはまったく制限がないのです。

 To ask the Holy Spirit to decide for you is simply to accept your true inheritance.
 自分に代わって決断してくれるように聖霊に頼むことは、単純に、自分が真に受け継いでいるものを受け入れることでしかありません。

 Does this mean that you cannot say anything without consulting Him?
 このように聖霊に委ねることは、聖霊に助言を求めることなくしては、あなたは何も言ってはならないという意味なのでしょうか。

 No, indeed!
 いいえ、そんなわけがありません。

 That would hardly be practical, and it is the practical with which this course is most concerned.
 そんなことは少しも実践的ではありません。そして、このコースが最も重視しているのは実際に役に立つことなのです。

 If you have made it a habit to ask for help when and where you can, you can be confident that wisdom will be given you when you need it.
 もしあなたが自分にできる時間や場所で聖霊に助けを求める習慣を身につけたら、あなたは自分に必要なときには英知が自分に授けられると確信できます。

 Prepare for this each morning, remember God when you can throughout the day, ask the Holy Spirit's help when it is feasible to do so, and thank Him for His guidance at night.
 毎朝、このために準備を整え、一日を通して、自分にできるときには神を思い出すようにして、可能なときには、聖霊に助けを求め、そして、夜には、聖霊の導きに対して、聖霊に感謝するようにしてください。

 And your confidence will be well founded indeed.
 そうすれば、本当にあなたの確信は十分強固なものになるでしょう。





6. Never forget that the Holy Spirit does not depend on your words.
 聖霊はあなたの用いる言葉に左右されないことを、決して忘れないでください。

 He understands the requests of your heart, and answers them.
 聖霊は、あなたの心からの頼みを理解し、その頼みに答えてくれます。

 Does this mean that, while attack remains attractive to you, He will respond with evil?
 このことは、いまだにあなたが攻撃することに心惹かれしまう間は、聖霊も邪悪な反応の仕方をすることを意味するのでしょうか。

 Hardly!
 そんなわけはありません。

 For God has given Him the power to translate your prayers of the heart into His language.
 というのは、神は聖霊に、あなたの心からの祈りを聖霊の解する言葉に翻訳する力を与えているからです。

 He understands that an attack is a call for help.
 聖霊は、攻撃は助けを求める呼び声なのだと理解します。

 And He responds with help accordingly.
 だから、聖霊は、その求めにふさわしいように助けることで応えてくれます。

 God would be cruel if He let your words replace His Own.
 もし神があなたの言葉が神の大いなる言葉に取って代わることを容認したとすれば、神は無慈悲な存在になっていたことでしょう。

 A loving father does not let his child harm himself, or choose his own destruction.
 に溢れる父親は、わが子が自らを傷つけようとしたり、わが子が自滅する選択をするのを放っておくようなことはありません。

 He may ask for injury, but his father will protect him still.
 その子が傷つくことを求めても、彼の父親はなおも彼を守ろうとするでしょう。

 And how much more than this does your Father love His Son?
 そして、これにも増して、あなたの大いなる父は、どんなに深くわが子のことをしてくれていることでしょうか。





7. Remember you are His completion and His Love.
 あなたこそが神を完成させる者であり、神の大いなるなのだと覚えておいてください。

 Remember your weakness is His strength.
 あなたの弱さが神の強さであることを忘れないでください。

 But do not read this hastily or wrongly.
 しかし、この言葉を軽率に読み間違えてしまわないように注意してください。

 If His strength is in you, what you perceive as your weakness is but illusion.
 もし神の強さがあなたの中にあるなら、あなたが自分の弱さとして知覚するものは幻想でしかないということになります。

 And He has given you the means to prove it so.
 だから、神はあなたに、あなたの弱さは神の強さだと証明する手段を授けてくれたのです。

 Ask all things of His Teacher, and all things are given you.
 神の大いなる教師である聖霊にあらゆるものを求めてください。そうすれば、あらゆるものがあなたに与えられます。

 Not in the future but immediately; now.
 それは将来の話ではなくて、ただちに今、与えてもらえるのです。

 God does not wait, for waiting implies time and He is timeless.
 神は待つということをしません。というのも、待つということは時間の存在を前提としますが、神には時間などないからです。

 Forget your foolish images, your sense of frailty and your fear of harm, your dreams of danger and selected "wrongs."
 自分の愚かしい肖像のこと、儚さの感覚、そして、傷つくことへの恐怖、危険なや「間違った」選択など、すべて忘れてしまいなさい。

 God knows but His Son, and as he was created so he is.
 神はわが子だけを、彼が創造されたそのままの姿として知っています。

 In confidence I place you in His Hands, and I give thanks for you that this is so.
 確信をもって、私はあなたを神の大いなる手に委ね、そして、私は、あなたがありのままの神の子であることに感謝を捧げます。






8. And now in all your doings be you blessed.
 そして今や、あなたは自分のなすすべてのことにおいて祝福されます。

 God turns to you for help to save the world.
 神は、この世界を救うために、あなたに助けてもらうことを頼りにしています。

 Teacher of God, His thanks He offers you,
 神の教師よ、神はあなたに感謝を差し延べてくれているのです。

 And all the world stands silent in the grace You bring from Him.
 そして、全世界が、あなたが神からもたらす恵みの中で、沈黙して佇んでいます。

 You are the Son He loves, And it is given you to be the means Through which His Voice is heard around the world, To close all things of time; to end the sight Of all things visible; and to undo All things that change.
 あなたこそ、神のし子です。そして、あなたは、自らを通じて世界中の者たちが神の大いなる声に耳を傾けるようになり、時間に属するあらゆるものを完結させ、目に見えるすべてのものについての光景を終わらせ、そして、移り変わる万物を消滅させる神の道具となるよう定められています。

 Through you is ushered in A world unseen, unheard, yet truly there.
 あなたを通して、まだ見たことも聞いたこともないものの、確かに存在するひとつの世界の幕が開きます。

 Holy are you, and in your light the world Reflects your holiness, for you are not Alone and friendless.
 あなたは神聖なる者です。そして、あなたの光の中で、その世界はあなたの神聖さを反映します。あなたが孤立無援なわけがないからです。

 I give thanks for you, And join your efforts on behalf of God, Knowing they are on my behalf as well, And for all those who walk to God with me.
 私はあなたのために感謝を捧げ、そして、あなたと一緒になって神のために力を尽くします。あなたの尽力に協力することが私のためでもあるし、そして、私とともに神に向かって歩むすべての者たちのためにもなるとわかっているからです。

 AMEN
 アーメン


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