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レッスン70「私の救済は私から起こる」

2013年08月22日
レッスン61〜70 0

レッスン70です。

今日のテーマは「私の救済は私から起こる」です。

今日の考えは、「あなたを宇宙の責任者の座に就かせます」と、世界の常識からすると「トンデモ」な言葉が出てきますが、いつものように、そう感じること自体が、逆に傲慢なのだと思い出すようにしてください。




前に選挙に行って投票しても無意味だという無力感について触れたことがあります。

自分をちっぽけな存在だとみなす、一見すると謙虚に思えるこの感覚について、コースはそれは実は傲慢なことだと絶えず語っているので、この傲慢さについての説明はほかの記事に譲ります。

さて、膨大な人類の中のひとりでしかないちっぽけな自分というふうに思うくせに、誰もが自分だけは事件、事故、災害等の災難や深刻な怪我や病気とりわけ死とは無縁でいられるはずだ、という根拠のない無敵感を抱いていて、なんだかんだ言っても、自分の人生、そう捨てたもんじゃないという主役を張っている主役意識を持っているものです。

現に誰もが自分の人生に関しては紛れもなく主役を張っています。

小説や映画で描かれるどんな物語も物語世界を追体験するための覗き窓が必要なので、通常、主人公となる「私」がいます。

そして、誰が読もうと、誰が鑑賞しようと、誰もがこの主人公の体験を「私」として同じように体験します。

これは何を示しているのでしょうか?

それは、誰の中にも、どんなアバターにでも適応してそのアバターの物語の体験を体験することのできる同じ「私」がいるということです。

つまり、「私」はひとつしかないのであり、ひとりの神の子がさまざまなアバターや主人公としての体験をしているということです。

これは、さまざまなスライドを通して多様な景が映し出されているが、その源はひとつだけだということであり、逆に言えば、スライドの色付けを無くして純粋なに戻す救済は、「私」からしか起こりようがないということです。

エゴは、この本当はひとつしかない神の子の大いなる自己である「私」が、自分は神の子ではなく、地球という惑星上に生きるばらばらに分離独立して無数に存在する人間という生き物のひとつだという小さな自己概念を抱き、本当の自分を見失うことで生じうる幻想の中で生み出された幻想の中にしか「存在」できない幻想です。

エゴは、神の子が本当の自分を忘れることで生きながらえているので、「私」が実はひとつなのだと個別の自己に自覚されてしまうと、自分の居場所を失い消滅してしまうので、多様な姿かたちのアバターを無数に作り出しては、競争、敵対させて憎悪と攻撃と反撃の応酬をさせて、自分の敵である他者の中に自分と同じ「私」がいるわけがないとみんなに実感させて、「私」を希釈する作業に余念なく取り組みます。


今日のテーマ
「My salvation comes from me.
 私の救済は私から起こる。」
は、とても達成不可能な課題に無謀に立ち向かう意欲を私たちに抱かせようと発破をかけるスローガンとしてこう言っているのではなく、まさに「私」からしか救済は起こりようがないという事実をありのまま述べているだけです。

W2ST-14.私ってなに?が参考になると思います。




Workbook Lesson 70


My salvation comes from me.
私の救済は私から起こる。





My salvation comes from me.
私の救済は私から起こる。



1. All temptation is nothing more than some form of the basic temptation not to believe the idea for today.
 あらゆる誘惑は、今日の考えを信じないようにさせようとする根本的な誘惑がいろんな形をとって表れるものにすぎません。

 Salvation seems to come from anywhere except from you.
 救済は、あなた自身以外からであれば、どこからでも訪れるように思えます。

 So, too, does the source of guilt.
 同じことが、罪悪感の源がどこかについてもあてはまります。

 You see neither guilt nor salvation as in your own mind and nowhere else.
 あなたは、罪悪感も救済も両方とも、自分自身の心の中にあるのであって、それ以外のどこにもないということがわかっていません。

 When you realize that all guilt is solely an invention of your mind, you also realize that guilt and salvation must be in the same place.
 あなたがすべての罪悪感が単に自分の心がでっちあげたものでしかないと気づいたら、あなたは同時に罪悪感と救済も同じ場所にあるに違いないと気づくはずです。

 In understanding this you are saved.
 このことを理解することで、あなたは救われるのです。



2. The seeming cost of accepting today's idea is this:
 今日の考えを受け入れることで払うように思える代償は次のようなものです。

 It means that nothing outside yourself can save you; nothing outside yourself can give you peace.
 「私の救済は私から起こる」ということは、あなたの外側にある何ものもあなたを救うことはできず、あなたの外側にある何ものもあなたに平安を与えることはできないことを意味します。

 But it also means that nothing outside yourself can hurt you, or disturb your peace or upset you in any way.
 しかし、それは同時に、あなたの外側の何ものも、あなたを傷つけたり、あなたの平安を乱したり、あなたをいかようにも混乱させることができないことも意味しています。

 Today's idea places you in charge of the universe, where you belong because of what you are.
 今日の考えは、あなたを宇宙の責任者の座に就かせます。宇宙は、あなたの本質のゆえにあなたが属する場所だからです。

 This is not a role that can be partially accepted.
 宇宙の責任者の座に就くということは、中途半端に引き受けられるような役目ではありません。

 And you must surely begin to see that accepting it is salvation.
 そして、あなたは確かにこの役目を引き受けることが救済なのだとを理解しはじめているはずです。



3. It may not, however, be clear to you why the recognition that guilt is in your own mind entails the realization that salvation is there as well.
 しかしながら、罪悪感は自分の心の中にあると認めることが、どうして必然的に同じ場所に救済があるという理解につながるのかまでは、あなたも、まだはっきりとはわかっていないかもしれません。

 God would not have put the remedy for the sickness where it cannot help.
 神は、病いに対する治療をそれが役に立たないような場所に施したりはしません。

 That is the way your mind has worked, but hardly His.
 治療効果が見込めない場所に治療を施すようにあなたの心が作用してきたのは確かですが、どう見ても、神の心がそのように作用するはずがありません。

 He wants you to be healed, so He has kept the Source of healing where the need for healing lies.
 神はあなたが癒されることを望んでいるので、神は癒しの大いなる源を癒しが必要な場所に保ってくれているからです。



4. You have tried to do just the opposite, making every attempt, however distorted and fantastic it might be, to separate healing from the sickness for which it was intended, and thus keep the sickness.
 あなたは、それとは真逆のことをしようとしてきたのです。あなたは、癒そうという意図の向けられた病いから癒しを引き離して、結果的に、病いを温存するためなら、どんなに歪んで突拍子もないような手段でも、あらゆる手を尽くして試みてきたのです。

 Your purpose was to ensure that healing did not occur.
 あなたの目的は、確実に癒しが起こらないようにすることだったのです。

 God's purpose was to ensure that it did.
 神の目的は、確実に癒しが起こるようにすることだったのです。



5. Today we practice realizing that God's Will and ours are really the same in this.
 今日、私たちは実際に、癒そうという意図に関しては、神の大いなる意志と私たちの意志は本当に同じものだと理解するようにします。

 God wants us to be healed, and we do not really want to be sick, because it makes us unhappy.
 神は、私たちが癒されることを望んでいます。そして、私たちは本当は病気になりたいとなど望んではいません。なぜなら、病気は私たちを不幸にするからです。

 Therefore, in accepting the idea for today, we are really in agreement with God.
 だから、今日の考え方を受け入れることに関しては、私たちは本当に神と意見が一致しているのです。

 He does not want us to be sick.
 神は私たちが病気になることを望んではいません。

 Neither do we.
 同じように私たちも望んではいません。

 He wants us to be healed.
 神は私たちに癒されてほしいと望んでいます。

 So do we.
 私たちもそう望んでいます。



6. We are ready for two longer practice periods today, each of which should last some ten to fifteen minutes.
 今日は、長いほうの実習時間を2回とることにして、それぞれ10分から15分はかけるようにしてください。

 We will, however, still let you decide when to undertake them.
 もっとも、その実習時間をいつにするかは、あなたに任せておくことにします。

 We will follow this practice for a number of lessons, and it would again be well to decide in advance when would be a good time to lay aside for each of them, and then adhering to your own decisions as closely as possible.
 私たちは、今後も多くのレッスンのために、このやり方に従うことにしますが、その際にもまた同じように、適当な時間を前もって決めて、レッスンのために時間を取り分けておいて、自分の決めた通りにできるだけきっちりと時間を守るようにするとよいでしょう。



7. Begin these practice periods by repeating the idea for today, adding a statement signifying your recognition that salvation comes from nothing outside of you.
 実習は、今日の考えを繰り返すことから始めて、自分の外側にある何ものからも自分の救済は訪れはしないというあなたの認識を示す言葉を付け足すようにしてください。

 You might put it this way:
 次のように言うとよいでしょう。


My salvation comes from me.
私の救済は、私から起こる。

It cannot come from anywhere else.
救済は、私以外のどこからも訪れない。


 Then devote a few minutes, with your eyes closed, to reviewing some of the external places where you have looked for salvation in the past;--in other people, in possessions, in various situations and events, and in self-concepts that you sought to make real.
 それから、数分かけて、目を閉じながら、自分が過去に救済を探し求めてきた自分の外側のものをいくつか振り返ってみてください。それは、ほかの誰かであったり、何かを所有することであったり、さまざまな状況や出来事であったり、そして、あなたが本物にしようとしてきた自己概念であったかもしれません。

 Recognize that it is not there, and tell yourself:
 そこに救済はないと認めて、自分に次のように告げてください。


My salvation cannot come from any of these things.
私の救済は、これらのどんなものからも訪れることはない。

My salvation comes from me and only from me.
私の救済は、私から、それも、ただ私のみから訪れるのだ。



8. Now we will try again to reach the light in you, which is where your salvation is.
 今、私たちは、再びあなたの中のに到達しようと試みます。そのの中に、あなたの救済があります。

 You cannot find it in the clouds that surround the light, and it is in them you have been looking for it.
 あなたは、そのを取り囲むの中に救済を見出すことはできません。あなたはずっとそんなの中に救済を探してきたのです。

 It is not there.
 救済は、そこにはありません。

 It is past the clouds and in the light beyond.
 救済があるのは、を突き抜けた向こう側のの中です。

 Remember that you will have to go through the clouds before you can reach the light.
 あなたがに到達するにはその前に、あなたはの中を通り抜けなければならないことを忘れないでください。

 But remember also that you have never found anything in the cloud patterns you imagined that endured, or that you wanted.
 しかし、それだけでなく、あなたが想像した多様なの形の中では、永続するものやあなたの望む物は何ひとつ見つからなかったことも忘れないでください。



9. Since all illusions of salvation have failed you, surely you do not want to remain in the clouds, looking vainly for idols there, when you could so easily walk on into the light of real salvation.
 あなたはこれまで救済になるように思えたあらゆる幻想に失望させられてきたのですから、自分がそんなにも簡単に真の救済のの中に歩いてゆけるとわかったら、空しく偶像を探しながらの中に留まっていたいとあなたが望むはずがありません。

 Try to pass the clouds by whatever means appeals to you.
 あなたが適当だと思うどんな手段を講じてでも、雲を通り過ぎるように努めてください。

 If it helps you, think of me holding your hand and leading you.
 もしそれが役に立つなら、私があなたの手を握ってあなたを導いていると思うとよいでしょう。

 And I assure you this will be no idle fantasy.
 そして、私が現にあなたを導いていることが他愛のない空想などではないと、私はあなたに保証しておきます。



10. For the short and frequent practice periods today, remind yourself that your salvation comes from you, and nothing but your own thoughts can hamper your progress.
 今日の短いほうの頻回に行う実習では、あなたの救済はあなたから起こるのであって、あなた自身の思い以外の何ものもあなたの進歩を妨げられないことを自分に思い出させてください。

 You are free from all external interference.
 あなたは外部のあらゆる妨害から解放されています。

 You are in charge of your salvation.
 あなたは自らの救済の責任者です。

 You are in charge of the salvation of the world.
 あなたは世界の救済の責任者なのです。

 Say, then:
 ゆえに、次のように言うがよいでしょう。


My salvation comes from me.
私の救済は、私の中から起こる。

Nothing outside of me can hold me back.
私の外側の何ものも、私を引き止めることなどできない。

Within me is the world's salvation and my own.
私の中には、世界の救済と私自身の救済があるのだ。


名称未設定


それでは、ブリトニーさんのレッスンです。



次

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 松山 健 Ken Matsuyama
この記事を書いた人:  松山 健 Ken Matsuyama




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