不幸の原因


Expect trouble as an inevitable part of life and repeat to yourself, the most comforting words of all; this, too, shall pass.
トラブルを人生の避けようのない一部と想定して、何にも増して役に立つ言葉を自分に繰り返すのです。「これもまた過ぎ去るはずだ」と。

An Landers_1129122609

Ann Landers
アン・ランダース(エッピー・レデラー アメリカの作家 ペンネームAnnLandersでよく知られている。生年月日: 1918年7月4日
出生地: アメリカ合衆国 アイオワ州 スー・シティ)



But, as douglas e harding has pointed out, we tend to think of this planet as a life-infested rock, which is as absurd as thinking of the human body as a cell infested skeleton.
私たちはこの惑星を「生命のはびこる岩」と考えがちだが、それが人間の身体を「細胞のはびこる骸骨」と考えるのと同じくらい馬鹿げたことなのは、ダグラス・E・ハーディングが指摘したとおりである。

Surely all forms of life, including man, must be understood as "symptoms" of the earth, the solar system, and the galaxy in which case we cannot escape the conclusion that the galaxy is intelligent.
たしかに、人類を含むあらゆる生命形態は、地球、太陽系、そして銀河系の「現れ」として理解されなければならない。そうなったら、私たちは、銀河は知性を持つという結論を否定できなくなるはずだ。

alan watts_1126051341

Alan Watts
アラン・ワッツ

ratra (1) (1) (2)ees (1) (1)41BiJ58RCwL (3)






イェシュアの手紙」( ナチュラルスピリット マーク・ハマー著、マリディアナ万美子訳)から、不幸の原因についての一節をご紹介します。

j8_0223122439 (1) (1)

イエス・キリスト(マーク・ハマー著「イェシュアの手紙」208ページ)



mujouken (1) (1)love (1) (1)lwe (1) (1)tegami (1) (1)yl (1) (1)yutakasa (1) (1)内なる (1)inpa-sonaru (1) (1)way1 (1) (1)way2 (1) (1)way4 (1) (1)510tGuSGehL (1) (1)







「さあ、始めよう。


最初に、あなたの不幸のそのほとんどが、

わたしたちが言う

幻想の状況にとらわれているからだということを知るように。

しばらくのあいだこのことをよく考えれば、

これが真実であることが

簡単にわかるであろう。


ほら!

ほんのわずかしかかからなかっただろう?

あなたが「不幸」というレッテルを選んで貼っている

その感情が湧き起こる直前に

まずは状況に対する

かすかな思考があることが

よくわかるだろう。


状況とは何だね、マーク?

「えーっと、場所や、周囲の状況のようなものだと思いますが」

そう!

場所。それもそうである。

さて、

周囲の状況よりも前に

いつも存在しているものは何だろうか。

それは思考である。

あなたの思考である。

そして、もっと言うならば、

それは、あなたが知らず知らずのうちに

自分の思考だと思っているものだ。


数々の生の経験の中で、

あなたが労を惜しまないで培ってきた

深い英知をもって熟考してもらいたいのは、

単に以下のことだけ。

あなたが苦痛として見る

周囲の状況よりも前に存在する思考は

どこからくるのだろうか?


わたしたちが、苦痛と不幸を

精神→感情→肉体の領域において

同じものとしていることに気がついたであろう。

矢印で表した理由は、

苦痛が、あなたという存在のすべてに対して

影響を与えるということを示すためである。


もし、この「存在」が

どれほど遠い彼方まで影響を与えるかということを

あなたが本当に理解したならば、

あなたは、その責任の重さに身がすくむであろう。

このことに関してはまた後で話そう。


さて、

思考とはどこからくるのだろうか?

前に話した「この世」と「地球」の違いのことを考えてほしい。

これは、大きな違いである。

地球は、あなたが

「霊的存在」と呼んでいるものである。

その形態、

つまり、その特質は、

あなた自身のそれとほとんど変わりはない。


つまり、説明すると

地球は自由意志を持って

物質的な形態をとることを選択し、

そして、その結果生じる制限も

理解し受け入れている。

地球は、すべての真のマスターと同じことをしている。

それは、喜びをもって

父がいかなる存在であるかを表現すること。

そして、父とは、

怖れを知らず、

神の本質を制限しない、

無条件の愛である。


地球は人類すべてを愛しているように、

あなたのことをとても愛している。

そして、地球は悲しんでいる。

比喩で言っているのではなく

文字通りの意味で。

その悲しみの理由は、

人類の多くが

父の存在と目的を

拒絶しているところにある。


人類が固く分離を信じていることが、

大いなるすべてに不調和をもたらし、

地球がもはや耐えられない段階にきている。

その悲しみは浄化をもたらし、

やがてそれは、目に見えるようになるであろう。

そして、この浄化は、

今後毎月、毎年、確実に早まっていくであろう。


地球は賢明なマスターであり、

人類は地球から

必要なものすべてを

何の努力もなく、

容易に供給できることを学べる。

人類は、そのような可能性があることを

ほとんど忘れている。


この世は、

常に幻想であった。

あなたにとって、これが受け入れがたいことであることが

わたしたちにははっきりと見える。


それは真実でありうるだろうか?

真実に違いないだろうか?


この真実を完全に受け入れたとき、

どのような結果になるかを

あなたはすでに垣間見てしまった。

それがあなたの抵抗の理由である。


マークよ、この世には

何の意味もない。


このことは、あなたに怖れをもたらすが、

その怖れさえ、もはや大したものでもない。

なぜなら、あなたがすでに自分の中で

この真実を受け入れているから。


さて、あなたに最初の鍵を与えよう。

あなたの抱いている感情は、

この真実をあなたという存在のすべてで

受け入れることを拒絶した結果である。


この世が何か意味してほしいという

あなたの内なる叫びは、

父との分離を信じている者すべての叫びである。

この真実を完全に受け入れることは

分離の消滅であり、

この世の終わりを意味する。


確かに、

人類が信じている観点から見れば、

これは怖れとして見えるであろう。

しかし、この世の終わりに対する怖れは、

幻想を選択しているからだということを知っておくように。

ここで、あなたに

たくさんの鏡のイメージを送ろう。

それは、あなたのまわりで静かに砕け、

やがて壮麗な光だけを残す。

幻想を手放すことが

真実どれほど安全なことかを感じてほしい。


この世は、あなた自身が創造した罠である。

あなたは、

地上の一つひとつの魂と同じように

この複雑きわまりない幻想と

その結果生じる妄想を創造する手助けをして

現実とした。


あなたの経験のすべてを

周囲の状況としてよく見てほしい。

それはまるで、自分の思考が本物なのだろうかと

吟味して理解しようとする

永遠のもがきではないだろうか?


真実でないと思いながら人が経験しているものが

はたしてあるだろうか?

人類は幻想を創造し、

それを何度も何度も繰り返し経験することを求め、

そのすべてはただ

幻想は真実であるという思考を

実証するためのものである。


シンプルに言うならば

幻想とは何だろう?

それは、この世である。

その創造者は?

分離の中に存在することを選択している

人類である。

人類の探求とは?

その創造物に真実の価値があることを

実証することである。


もし、罪というものが存在するならば、

それは高慢だけであろう。

それは子が初めて

「わたしは父と分離している」

という思いを持ったときに発生したものである。


ついでながら、

ニューエイジという名のもとに教えられていることは本当である。

転生している各魂が共同創造者として

無限のバリエーションのこの世を創造している。

しかし、この教えは目覚めを促進せず、

かえって幻想を永続させる。

だから、幻想が絶えずに続いている。


この世は複雑きわまりない幻想であり、

あなたは

魂として

その幻想の中にとどまることを自由意志で選択している。

人類の

唯一の創造物である幻想の複雑さは渦巻きのようであり、

または、エネルギーの場でもある。


そのすべての礎は、

分離にある。

エゴなる高慢さが、たとえどのようなことを

信じたいと望んだとしても。


幻想にしがみつくことは、

このエネルギー、または渦巻きに

縛られることを選択する。


この世に悟りというものはなく、

また、ありえない。


人類のエゴは、

この真実に対して

疲れ果てるまで巧みに抵抗し続けるであろう。

疲れの原因とは?

一瞬の分離の思いである。

分離は幻影でしかない。

すべての世界は、

そこから生まれている。

真実の中に

幻影は、決して生じない。


これが、この世の救いである。

この世は今も

今までも

存在していなかった。


この教えは、あなたと

救いを探し求めている

すべての者に与えられる

二番目の鍵である。

それは、

たとえわずかなあいだでしかないかもしれないが、

この世の意識である複雑に入り組んだエネルギーと同一化することを

終わりにしてくれる。


さて、これで話は最初に戻った。

あなたのすべての悲しみの

真実の源が何であるのかがわかったであろう。

この世の思考があなたのものだったことは

かつてなかった。

それは幻想である。

ゆえに、あなたの悲しみも幻想である。


あなたは、

この世の意識である複雑に入り組んだエネルギーと

無意識のうちに同一化する一瞬一瞬が、

苦痛の創造であることに

深く気づける段階にきている。

この世が真実であると主張するエゴが

それをどう判断しようとも。


この世の喜びはまやかしである。

なぜなら、この世は存在しないから。


マークよ、いくがよい。

これらのことをよく考えるように。

あなたが、砕かれた幻想の鏡の淵をさまよっていることを

よく覚えておくように。

ベールは裂かれつつある。


あなたのゆく手で経験するものは、

意味深い終わりだけである。

それは、分離の終わりである。

その後に何が現れるかをわたしは知っている。


このことを覚え、

それゆえに自分を愛するように。

さあ、もういくが

わたしたちは、いつもあなたと共にある。

平和をあなたに。


アーメン 」( ナチュラルスピリット「イェシュアの手紙」マーク・ハマー著、マリディアナ万美子 訳 84~99ページ)
関連記事