There Is No Spoon

        対訳 奇跡のコース      奇跡のコース( 奇跡講座  A Course in Miracles ACIM )テキスト、ワークブック、マニュアルの和訳(日本語翻訳)

T21-8 内面の変化

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テキスト第二十一章から、無力感からの脱出(「答えられていない最後の質問」)の続きである「内面的な変化」についての一節をご紹介します。

質問というのは、次の4つでした。

1 私は、自分が支配される世界ではなくて、自分で支配する世界を望むだろうか。

2 私は、自分が無力ではなくて、自分が力強くある世界を望むだろうか。

3 私は、誰も敵がおらず、罪を犯すことなどできない世界を望むだろうか。

4 そして、私は、自分が否定したものが真実であるという理由で、それを見たいと思うだろうか。




そして、最後の質問が付け加えるのは、幸せでありたいという切望の恒常性ということでした。





本節では、幸せを求めるに際しては、ふらふらと気まぐれであることはできないと言います。

その理由は、もし私たちが自分の望むものを受け取るのであれば、そして、幸せが不変なものだとすれば、つねに幸せであるために、一度だけ求めれば十分なはずだからということです。

ひとたび真に望んだなら、幸せになるし、その幸せとは不変なのだから、幸せがどこかに去ってしまって、また再度望む必要が出てくるということはないはずだからです。

そうだとすれば、私たちがつねに幸せであり続けているとはいえないということは、幸せの本質に照らして、私たちは、本当は、一度も幸せを求めてはいなかったということになるはずです。


そして、私たちが、真に幸せを求めたことがなかったのは、自分の望みのものを与えてくれる力が自分に約束されていると気づかなかったからです。

そして、実は、神はすでに、私たちにこの力をすべて与えてくれていると言います。

もっとも、受け取る側の本人が自分がそれが自分の欲しているものなのか確信が持てないものを、神は与えることはできません。

つまり、私たちの側が確信を持てないかぎり、私たちは切望してもいないのだし、神が何かを与えようにも、それが受け取られなければ、完全に与えたことにはならないということです。


私たちは自分が神の子であるという真理を否認してきました。

そして、依然として、この真理を受け入れることに恐怖を抱いています。

それは、解体されることを恐れるエゴの悲鳴であり、過去への執着と未来への恐怖でもあります。

ただし、真理を否定し続けるかぎり、不変の幸せはないということです。

あなたは4つ目の質問にどう答えるでしょうか?



テキスト第二十一章 

VIII. The Inner Shift
八 内面的な変化



1. Are thoughts, then, dangerous?
 それでは、思考というものは危険なものなのでしょうか。

 To bodies, yes!
 身体にとっては、たしかに思考は危険なものです。

 The thoughts that seem to kill are those that teach the thinker that he can be killed.
 誰かを殺すことを思う思考は、それを考える者自身に、自分が殺されうると教える思いとなります。

 And so he "dies" because of what he learned.
 それゆえに、その思いを抱いた者は、自分が学んだことのゆえに「ぬ」ことになります。

 He goes from life to death, the final proof he valued the inconstant more than constancy.
 彼は生命からに向かうことで、自分が不変なるものよりも変化するものに価値を置いたことを最終的に証明することになります。

 Surely he thought he wanted happiness.
 たしかに彼は、自分なりに幸せを望んだつもりだったはずです。

 Yet he did not desire it because it was the truth, and therefore must be constant.
 しかし彼は、幸せが真理であり、それゆえに、不変であるに違いないという理由から、幸せを真に切望したのではなかったのです。


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2. The constancy of joy is a condition quite alien to your understanding.
 絶えることのない喜びを抱き続けるということは、あなたにとってはきわめて理解しがたい状況です。

 Yet if you could even imagine what it must be, you would desire it although you understand it not.
 しかし、不断の歓喜というものがどんなものか想像できさえすれば、あなたは、たとえ自分にそれが理解できなくても、絶え間のない喜び切望することでしょう。

 The constancy of happiness has no exceptions; no change of any kind.
 絶えることのない幸せには何の例外もありません。また、いかなる種類の変化もありません。

 It is unshakable as is the Love of God for his creation.
 それは、神が自ら創造したものに対して抱く大いなる愛と同じように、揺ぎないものです。

 Sure in its vision as its Creator is in what he knows, happiness looks on everything and sees it is the same.
 幸せの大いなる創造主が自ら知っているものに確信を抱くのと同様、幸せな者は、自らのヴィジョンに確信を持ってすべてのものを見つめ、すべてのものを自らと同じものだとみなします。

 It sees not the ephemeral, for it desires everything be like itself, and sees it so.
 幸せな者は、儚いものには目もくれません。なぜなら、すべてのものが自らと同じようになることを切に願い、自らと同じものとして見るからです。

 Nothing has power to confound its constancy, because its own desire cannot be shaken.
 幸せな者の抱くその切望は揺るぎないものなので、何ものも彼の切望の不変性を混乱させる力を持ちません。

 It comes as surely unto those who see the final question is necessary to the rest, as peace must come to those who choose to heal and not to judge.
 最後の質問が他の質問にとって必要だとわかる者には、必ず不変の幸福が訪れます。それは、裁くことなく、癒すことを選ぶ者には、必ず心の平安が訪れるのと同じことです。




3. Reason will tell you that you cannot ask for happiness inconstantly.
 理性はあなたに、移り気に幸せを求めることなどできないと教えてくれます。

 For if what you desire you receive, and happiness is constant, then you need ask for it but once to have it always.
 というのは、もしあなたが自分の望むものを受け取るのであり、そして、幸せが不変なるものだとするなら、つねに幸せであるために、あなたは一度だけ幸せを求めれば足りるはずだからです。

 And if you do not have it always, being what it is, you did not ask for it.
 そして、もしあなたがいつも幸せではないとすれば、幸せの本質からいって、それは、あなたが幸せを求めてはいなかったということになるはずです。

 For no one fails to ask for his desire of something he believes holds out some promise of the power of giving it.
 というのは、自分の望みのものを与えてくれる力を約束し、その約束を守ってくれる何かがあると信じられたなら、それを求め損ねるような者は誰もいないからです。

 He may be wrong in what he asks, where, and of what.
 彼は、何をどこで、何から求めるのかについては、間違えるかもしれません。

 Yet he will ask because desire is a request, an asking for, and made by one whom God himself will never fail to answer.
 それでも、彼が求めようとするのは確かです。なぜなら、切望とは、要請することであり、頼むことであり、神自身が決して約束を違えるはずのない者によってなされたものだからです。

 God has already given all that he really wants.
 神はすでに、彼が真に欲するものをすべて与えてくれています。

 Yet what he is uncertain of, God cannot give.
 とはいえ、本人が自分が欲しているのか確信が持てないものを、神は与えることはできません。

 For he does not desire it while he remains uncertain, and God's giving must be incomplete unless it is received.
 というのは、確信を持てないうちは、彼は切望してもいないのだし、神が何かを与えようにも、それを受け取ってもらえなければ、完全に与えたことにはならないからです。


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4. You who complete God's will and are his happiness, whose will is powerful as his, a power that is not lost in your illusions, think carefully why you have not yet decided how you would answer the final question.
 あなたは、神の大いなる意志を完成させる者であり、そして、神の幸せそのものであり、神の大いなる意志と同じ強力な意志を持ち、あなたが幻想の中にあっても、その力は失われてはいません。そんなあなたには、なぜ自分がいまだに最後の質問にどう答えるか決めあぐねているのか、じっくりと考えてみてほしいのです。

 Your answer to the others has made it possible to help you be already partly sane.
 あなたが他の質問に対して答えることで、あなたはすでに部分的に正気を取り戻すことができています。

 And yet it is the final one that really asks if you are willing to be wholly sane.
 それでもなお、その最後の質問があなたに、本気で完全に正気になりたいと思っているのかどうかと問いかけています。





5. What is the holy instant but God's appeal to you to recognize what he has given you?
 神聖な瞬間とは、神があなたに授けたものを認めるようにと、神があなたに訴えかける瞬間にほかなりません。

 Here is the great appeal to reason; the awareness of what is always there to see, the happiness that could be always yours.
 ここにこそ、つねに目をやればそこにあるものに気づくように、幸せはいつでもあなたのものになりうる、という理性に対する大いなる訴えがあります。

 Here is the constant peace you could experience forever.
 ここにこそ、あなたが永遠に体験することができる不変なる平安があります。

 Here is what denial has denied revealed to you.
 今こそ、否認することで拒絶してきたことが、あなたに明らかにされます。

 For here the final question is already answered, and what you ask for given.
 というのは、ここにおいて、最後の質問はすでに答えられているし、あなたが求めるものは与えられているからです。

 Here is the future now, for time is powerless because of your desire for what will never change.
 ここに今、未来があります。というのも、あなたが永遠に変わることのないものを切望したがゆえに、時間は無力となったからです。

 For you have asked that nothing stand between the holiness of your relationship and your awareness of its holiness.
 それは、何ものにも邪魔立てされることなく、あなたが自分の関係の神聖さに気づきたいと求めたからです。


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