There Is No Spoon

        対訳 奇跡のコース      奇跡のコース( 奇跡講座  A Course in Miracles ACIM )テキスト、ワークブック、マニュアルの和訳(日本語翻訳)

T22-4 分かれ道にぶつかった。どう進む?

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旅が進み、真理と幻想が大きく分岐する分かれ道を選ぶときがきます。





これまでは、エゴ・カーナビが欠乏への恐怖心や身体の快楽からくる刹那的な欲求でコロコロ変わる目的地を設定して、あっちへ行きこっちへ行きの繰り返しでした。

それはそれで苦しくもあり楽しいもので、この二元世界の味わいでもあるのでしょう。とことんエゴ・ナビに従って波乱万丈のドライブを楽しんでよいと思います。

もっとも、無限にバリエーションがあるエゴの作り出す無数に分裂した自分で楽しむことには果てがなく、よくよく考えてみたら、無間地獄のようなものかもしれないと思ったら、いつかは聖霊ナビで真理を目的地に設定するときもやってくるかもしれません。

エゴ・ナビは、車のカーナビよりも強引なもので、ドライバーからハンドルをぶんどって自動操縦モードで勝手にエゴの好き放題に連れて行かれるようなものでしたが、聖霊ナビは、エゴ・ナビのように押しつけがましくはないので、車のカーナビに近いといえるかもしれません。

聖霊ナビの音声案内はきれいな声でしっかり導いてくれていますが、旅のはじめは、まだ解除されていないエゴ・ナビが勝手に運転を乗っ取ったり、大音量で音声案内を車内に鳴り響かせたりして邪魔をするので、なかなか聖霊の案内どおりに運転することは困難です。

ですが、目的地を設定したからには、聖霊を信頼して任せる度合いが増すにつれて、聖霊自体が私たちの見えないところでいろんな働きをしてくれて、どんどんエゴの邪魔を制御できるようになり、聖霊の音声案内が聞き取れるようになっていきます。


さて、この節の進路上の分岐点は、聖霊の案内に従うのが上手になって、聖霊に任せる程度がぐうんと進んだ段階で、完全に聖霊にハンドルを任せきる明け渡しをするかどうかを選ぶような場面です。

かつて、エゴ・ナビの時代は、エゴ・ナビは私たちの了解もなく、強引にハンドルを奪い取って自動操縦していましたが、聖霊ナビも自動操縦的なモードがないわけではありません。

ただし、聖霊ナビが強引にエゴ・ナビのように私たちからハンドルを奪うことはありえません。

私たちは、音声案内に従って旅を続けるうちに、聖霊の声に対する信頼を強めていきます。

だから、このような最終選択の場面では、すでにもう準備は整っているのであり、思いきりが必要なだけです。

「. It is but the first few steps along the right way that seem hard, for you have chosen, although you still may think you can go back and make the other choice.
 とはいえ、難しく感じるとしても、それは、正しい道に沿って進む最初の数歩だけです。というのは、あなたはすでに選択をしているのに、依然として、あと戻りして別の道を選ぶこともできるという思いがあるかもしれないからです。

 This is not so.
 しかし、あと戻りなどできません。

 A choice made with the power of Heaven to uphold it cannot be undone.
 天国の力に支持されて選んだことは、取り消すことなどできないのです。

 Your way is decided.
 あなたの道は決まっているのです。

 There will be nothing you will not be told, if you acknowledge this.
 もしあなたが自分の道が決まっていることを承認するなら、あなたに知らせてもらえないようなことは何ひとつなくなります。」

その選択のあとに待っていることについて述べる3.以下は、希望に満ちて元気が湧いてくる文章が続くと思います。

じっくり読んでみてください。


テキスト 第二十二章 

IV. The Branching of the Road
四 進路上の分岐点


1. When you come to the place where the branch in the road is quite apparent, you cannot go ahead.
 進路に分岐があるのがきわめて明白になる地点にあなたが差しかかったら、あなたはそのまま進むわけにはいかなくなります。

 You must go either one way or the other.
 あなたは、その岐路のどちらか一方に進まなければなりません。

 For now if you go straight ahead, the way you went before you reached the branch, you will go nowhere.
 というのも、ここでもし、あなたが今までどおりの道をそのまま真っすぐ進もうとしても、あなたは分岐点に直面してしまうので、どこにも行けなくなってしまうからです。

 The whole purpose of coming this far was to decide which branch you will take now.
 あなたがこんなにも遠くまでやってきた目的のすべてが、今、どちらの道を進むか決めるためだったのです。

 The way you came no longer matters.
 あなたが今まで歩んできた道は、もはや重要ではありません。

 It can no longer serve.
 これまで歩んだ道は、もはや役には立ちません。

 No one who reaches this far can make the wrong decision, although he can delay.
 こんなに遠くまで辿り着いた者は、遅れることはできても、誰ひとり間違った決断をすることはできません。

 And there is no part of the journey that seems more hopeless and futile than standing where the road branches, and not deciding on which way to go.
 たしかに、旅路の途中で道が分岐し、どちらに進むべきか決めかねて立ちすくむときほど絶望的で心細く思えるときはないでしょう。

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2. It is but the first few steps along the right way that seem hard, for you have chosen, although you still may think you can go back and make the other choice.
 とはいえ、難しく感じるのは、正しい道に沿って進む最初の数歩だけのことです。というのは、あなたは依然として、あと戻りして別の道を選ぶこともできると思っているかもしれないけれど、あなたはすでに選択をしてしまっているからです。

 This is not so.
 あなたはもう、あと戻りできません。

 A choice made with the power of Heaven to uphold it cannot be undone.
 天国の力に支持されて選んだことは、取り消すことなどできないのです。

 Your way is decided.
 あなたの歩む道は決まっているのです。

 There will be nothing you will not be told, if you acknowledge this.
 もしあなたが自分の道が決まっていることを承認するなら、あなたに知らせてもらえないようなことは何ひとつなくなります。





3. And so you and your brother stand, here in this holy place, before the veil of sin that hangs between you and the face of Christ.
 こうして、あなたと兄弟はともに、自分たちとキリストの顔の間にかけられた罪のヴェールを前にして、この神聖な場所に立っています。

 Let it be lifted!
 さあ、そのヴェールを上げてください。

 Raise it together, for it is but a veil that stands between you.
 そのヴェールをあなたたちで一緒に上げるのです。それは単にあなたたちの間を遮るヴェールでしかないからです。

 Either you alone will see it as a solid block, nor realize how thin the drapery that separates you now.
 あなたたちのどちらも、自分ひとりだけで見ているかぎり、そのヴェールは頑丈な岩のように見えるし、今あなたたちを隔てている幕がどんなに薄いものなのか気づきもしません。

 Yet it is almost over in your awareness, and peace has reached you even here, before the veil.
 しかし、あなたたちを隔てる障壁はあなたの意識の中でほとんど消えかけており、そのヴェールの前のここですら、すでにあなたの許に平安が到達しています。

 Think what will happen after.
 このあとに、何が起こるか考えてみてください。

 The Love of Christ will light your faces, and shine from them into a darkened world that needs the light.
 キリストの大いなる愛があなたたちの顔を照らし、あなたたちの顔から光を必要としている闇の世界に輝きを注ぐようになるのです。

 And from this holy place he will return with you, not leaving it nor you.
 そして、この神聖な場所から、キリストはあなたと一緒に戻っていきますが、キリストは、その聖地からもあなたからも離れることはありません。

 You will become his messengers, returning him unto himself.
 あなたはキリストの使者となって、キリストをキリスト自身へと戻すことになるのです。

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4. Think of the loveliness that you will see, who walk with him!
 キリストとともに歩むあなたが目にすることになる素晴らしい光景を思い浮かべてみてください。

 And think how beautiful will each of you look to the other!
 また、あなたたちが、お互いにどれほど美しく見えるか考えてみてください。

 How happy you will be to be together, after such a long and lonely journey where you walked alone.
 本当に長く寂しい旅をひとりで歩んできたあなたたちがようやく一緒になれたとき、あなたはどれほど幸せになることでしょう。

 The gates of Heaven, open now for you, will you now open to the sorrowful.
 天国の扉は今あなたのために開いています。今度は、あなたが悲しい思いをしている者たちのために、この扉を開くことになります。

 And none who looks upon the Christ in you but will rejoice.
 そして、あなたの中にいるキリストを見る者はみんな、喜ばずにはいられません。

 How beautiful the sight you saw beyond the veil, which you will bring to light the tired eyes of those as weary now as once you were.
 かつてあなたがヴェールの向こう側に見た光景は何と美しいものだったことでしょうか。あなたはその光景を、以前の自分と同じように、今、疲れ果てている者たちのくたびれた目を照らすためにもたらすことになります。

 How thankful will they be to see you come among them, offering Christ's forgiveness to dispel their faith in sin.
 彼らは、あなたが自分たちのところへ来て、罪に対する彼らの信仰を払い除けるためにキリストの赦しを差し延べてくれるのを見て、どんなに感謝することでしょう。





5. Every mistake you make, your brother will gently have corrected for you.
 あなたが犯す一つひとつの過ちを、あなたのために兄弟が優しく修正してくれます。

 For in his sight your loveliness is his salvation, which he would protect from harm.
 というのも、その兄弟の目には、あなたの素晴らしさこそが自分の救いであると見えており、彼は、自分の救いであるあなたの素晴らしさを損なわないように守りたいと思うからです。

 And each will be the others strong protector from everything that seems to rise between you both.
 そして、あなたたちはお互いに、二人の間に生じるように思えるすべてのことから、お互いを守る力強い守護者となることでしょう。

 So shall you walk the world with me, whose message has not yet been given everyone.
 そうして、あなたは私とともにこの世界を歩むことになります。私の伝えたいメッセージは、まだ、みんなに伝わってはいません。

 For you are here to let it be received.
 あなたは、私のメッセージがみんなに受け取ってもらえるように、ここにいるのです。

 God's offer still is open, yet it waits acceptance.
 神からの贈り物は、今なお差し延べられたままですが、受け入れられるのを待っています。

 From you who have accepted it is it received.
 贈り物をすでに受け入れたあなたからであれば、贈り物兄弟たちに受け取ってもらえるでしょう。

 Into your joined hands is it safely given, for you who share it have become its willing guardians and protectors.
 あなたたちのつながれた手の中になら、神の贈り物は難なく与えられます。というのも、神の贈り物を分かち合うあなたは、自分から進んで神の贈り物を守る守護者となったからです。

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6. To all who share the Love of God the grace is given to the givers of what they have received.
 神の大いなる愛を分かち合うすべての者にとっては、神の恵みは自らが受け取ったものを与える者たちに授けられます。

 And so they learn that it is theirs forever.
 こうして、彼らは、自分の受け取ったものは永遠に自分たちのものだと学びます。

 All barriers disappear before their coming, as every obstacle was finally surmounted that seemed to rise and block their way before.
 彼らがここに来る前に、障害物はすべて消えてなくなるでしょう。それは、以前には、彼らの道に現れては邪魔をしていた障害物の一つひとつがとうとう乗り越えられたからです。

 This veil you lift together opens the way to truth to more than you.
 このヴェールを、あなたたちが一緒に持ち上げることで、あなたたち以外の者たちにも真理への道が開けます。

 Those who would let illusions be lifted from their minds are this world's saviors, walking the world with their Redeemer, and carrying his message of hope and freedom and release from suffering to everyone who needs a miracle to save him.
 自分たちの心から幻想を取り除いてもらおうとする者たちは、この世界の救い主たちです。彼らは、自分たちの大いなる救い主と共にこの世界を巡り歩き、希望と自由、そして、苦しみからの解放についての大いなる救い主のメッセージを、自らの救いのために奇跡を必要としている者たち一人ひとりの許へと運んでゆくのです。






7. How easy is it to offer this miracle to everyone!
 この奇跡をみんなに差し延べるのは、なんとたやすいことでしょう。

 No one who has received it for himself could find it difficult.
 自分自身のために奇跡を受け取った者であれば誰も、奇跡を差し延べることが難しいとは思いません。

 For by receiving it, he learned it was not given him alone.
 というのは、自分のための奇跡を受け取ったことで、彼は、その奇跡が自分ひとりにだけ与えられたものではないと学んだからです。

 Such is the function of a holy relationship; to receive together and give as you received.
 これこそ、神聖な関係役目です。一緒に受け取り、自分が受け取ったように与えるということです。

 Standing before the veil, it still seems difficult.
 ヴェールの前に立っていると、依然として、自分が受け取ったように与えることは難しいことのように思えます。

 But hold out your joined hands and touch this heavy-seeming block, and you will learn how easily your fingers slip through its nothingness.
 しかし、あなたたちでつないだ手を伸ばして、この重厚に見えている岩に触れてみてください。そうすればあなたにも、どんなに簡単に自分の指が虚無の中を滑り抜けてしまうかわかるでしょう。

 It is no solid wall.
 それは堅固な壁などではありません。

 And only an illusion stands between you and the holy self you share.
 あなたたちとあなたたちが共有している神聖なる大いなる自己との間に立ちはだかっているのは、単なる幻でしかないのです。


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