レッスン156「私は、完璧な神聖さの中を神とともに歩む」


Jesus is a divine guest inside of you all the time - one who loves, understands, sees and hears you.
イエスこそ、あなたの内面にいつでもいてくれる神に遣わされた賓客です。イエスは、あなたを愛し理解し、見て聞いています。

He wants to live in oneness with you... to be the centerpiece of everything you do.
イエスは、あなたがあらゆることをなすに際しての中軸となれるよう、あなたとひとつになって生きることを望んでいます。

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Joyce Meyer
ジョイス・マイヤー




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レッスン156です。

「私は、完璧な神聖さの中を神とともに歩む」が今日のテーマです。




想念はその源を離れない

これは、想念はその源を離れないという観念から導き出される確実な帰結です。

神が神聖な存在であることはいうまでもありません。

私たちは神の抱く大いなる想念である神の子であり、神の持つ属性を神と分かち合っています。

だから、私たちは完璧に神聖な存在です。


神は幻想世界など関知しないんじゃないの?

これに対して、神の子の本当の居場所である天国ではその通りだとしても、神が関知しないエゴの支配する幻想であるこの世界の中で私たちに伴って神聖さの中を歩むということはないんじゃないの?という疑問が湧くかもしれません。

しかし、世界もその中に生きる人の子たちアバターもすべて神の子が投影した幻想だとしても、投影は光を当てて影を投じなければ生じえないのであり、光源である神抜きには、神の子は幻想を体験しようがないという理屈であり、神の子から神が離れることなどありえません。

神と神の子が一体のままというのが現実であり、神の子が幻想世界に自分がいると錯覚して幻想世界を歩んでいるときも、神の子は神から離れて孤独に歩んでいるわけではありません。

コースは、一足飛びに天国に帰ることではなく、まず、この世界を離れて(変容させて)、この世界と同じ幻想世界ではあるものの赦しに満ちた最後の幻想である真の世界に到達し、真の世界をスプリングボードにして天国へと跳躍するという仕組みで帰還することを想定しています。


神は聖霊を遣わして私たちを導いてくれている

神は直接この世界に関知しないとしても、聖霊を遣わしてわが子を真の世界に導くことを意図しています。

世界の中でアバターとしての私たちに神が手を差し延べている表現は、真の世界に到達するために、聖霊を選択してエゴを退けるための祈りとして役立ちます。

「6. This is the way salvation works.
 救済はこのようにしてなされます。

 As you step back, the light in you steps forward and encompasses the world.
 あなたが退くにつれて、あなたの中の光が前に進み出て、この世界を包みこみます。」




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Lesson 156

I walk with God in perfect holiness.
私は、完璧な神聖さの中を神とともに歩む。






1. Today's idea but states the simple truth that makes the thought of sin impossible.
 今日の考えはただ単に単純な真理を宣言しているだけですが、この考えが罪という考えを抱くことを不可能にします。

 It promises there is no cause for guilt, and being causeless it does not exist.
 今日の考えは、罪悪感を引き起こす原因は存在せず、原因がないがゆえに罪悪感は存在しないと保証します。

 It follows surely from the basic thought so often mentioned in the text; ideas leave not their source.
 この考えは、テキストで実に頻繁に述べられる根本思想である、想念はその源を離れないという観念から確実に導き出されるものです。

 If this be true, how can you be apart from God?
 もし想念がその源を離れないことが真実なら、どうしてあなたが神から分離していられるでしょうか。

 How could you walk the world alone and separate from your Source?
 どうしてあなたが自らの大いなる源から離れて、ひとりきりでこの世界を歩むことができるでしょうか。



2. We are not inconsistent in the thoughts that we present in our curriculum.
 私たちのカリキュラムで示される考えに矛盾はありません。

 Truth must be true throughout, if it be true.
 もし真理が真実であるなら、真理は徹底的に一貫して真実であるはずです。

 It cannot contradict itself, nor be in parts uncertain and in others sure.
 真理が真理自体と矛盾するはずがないし、真理の一部分だけは不確実で、そのほかの部分は確実であることもありえません。

 You cannot walk the world apart from God, because you could not be without Him.
 あなたは神なしに在ることはできないのだから、あなたは神から離れてこの世界を歩むことはできません。

 He is what your life is.
 神は、まさにあなたの生命そのものです。

 Where you are He is.
 あなたのいるところに神が在ります。

 There is one life.
 存在するのはひとつの生命だけだからです。

 That life you share with Him.
 そのひとつの生命をあなたは神と分かち合っているのです。

 Nothing can be apart from Him and live.
 何ものも、神から離れて生きられるはずがないからです。



3. Yet where He is, there must be holiness as well as life.
 しかし、神の在るところには、生命と同じように神聖さもあるに違いありません。

 No attribute of His remains unshared by everything that lives.
 神の持つ属性でありながら、生きとし生けるものによって分かち合われていない属性などひとつもないからです。

 What lives is holy as Himself, because what shares His life is part of Holiness, and could no more be sinful than the sun could choose to be of ice; the sea elect to be apart from water, or the grass to grow with roots suspended in the air.
 生きているものは、神自身と同じように神聖です。なぜなら、神の生命を分かち合うものは、神聖さの大切な一部であり、罪あるものであることはできないからです。それは、太陽が氷でできていることを選べず、海が水から離れていることを選べず、草が空中に根を張って育つことを選べないのと同じです。



4. There is a light in you which cannot die; whose presence is so holy that the world is sanctified because of you.
 あなたの中には滅することのありえない光があります。その光の存在はあまりに神聖なので、この世界はあなたのおかげで罪を清められます。

 All things that live bring gifts to you, and offer them in gratitude and gladness at your feet.
 生きとし生けるものが贈り物をあなたの許に運んできて、感謝と喜びの中で、その贈り物をあなたの足下に捧げてくれます。

 The scent of flowers is their gift to you.
 花々の香りは生けるものすべてからあなたへの贈り物です。

 The waves bow down before you, and the trees extend their arms to shield you from the heat, and lay their leaves before you on the ground that you may walk in softness, while the wind sinks to a whisper round your holy head.
 打ち寄せる波たちはあなたを前にして頭を垂れます。木々はあなたを暑さから守ろうと枝を伸ばし、あなたが穏やかに歩けるようにとあなたの前の地面に落ち葉を敷き詰めてくれます。そして、風は静まって、あなたの聖なる頭の周りを囁くように撫でてくれます。



5. The light in you is what the universe longs to behold.
 あなたの内なる光こそ、宇宙が見たいと待ち望んでいるものです。

 All living things are still before you, for they recognize Who walks with you.
 あなたを前にして、生きとし生けるものが静まります。というのも、彼らはあなたとともに歩む大いなる存在に気づくからです。

 The light you carry is their own.
 あなたが携える光は、彼ら自身の光です。

 And thus they see in you their holiness, saluting you as savior and as God.
 こうして、彼らは、あなたの中に自らの神聖さを見て、救い主にして神でもあるあなたに敬意をこめて挨拶します。

 Accept their reverence, for it is due to Holiness Itself, which walks with you, transforming in Its gentle light all things unto Its likeness and Its purity.
 彼らの敬愛を受け入れてください。というのも、彼らの敬愛は、あなたとともに歩む神聖なる神自身に向けられたものであり、神は神聖なる神の穏やかな光の中であらゆるものを神自身と同じ清らかなものへと変容させてくれるからです。



6. This is the way salvation works.
 救済はこのようにしてなされます。

 As you step back, the light in you steps forward and encompasses the world.
 あなたが退くにつれて、あなたの中の光が前に進み出て、この世界を包みこみます。

 It heralds not the end of sin in punishment and death.
 その光は、処罰や死によって罪が終わると告げるのではありません。

 In lightness and in laughter is sin gone, because its quaint absurdity is seen.
 明るさと笑い声の中で、罪は去るのです。なぜなら、罪が珍奇で馬鹿げたものだとわかるようになるからです。

 It is a foolish thought, a silly dream, not frightening, ridiculous perhaps, but who would waste an instant in approach to God Himself for such a senseless whim?
 罪というのは愚かな思考であり、馬鹿げた夢です。罪は、馬鹿ばかしいものではあっても、恐ろしいものではありません。いったい誰が、神自身に近づこうとする際に、そんな無意味な気まぐれのために、一瞬でも無駄にしたいと思うでしょうか。



7. Yet you have wasted many, many years on just this foolish thought.
 しかし、あなたは、まさにこんな馬鹿げた思いのために本当に数えきれないほどの歳月を無為に費やしてきたのです。

 The past is gone, with all its fantasies.
 過去は、過去に抱かれたあらゆる空想と一緒に過ぎ去っています。

 They keep you bound no longer.
 過去や過去の空想は、もはやあなたを束縛していません。

 The approach to God is near.
 もう至近距離まで神に近づいています。

 And in the little interval of doubt that still remains, you may perhaps lose sight of your Companion, and mistake Him for the senseless, ancient dream that now is past.
 まだ残っているわずかな疑念の合間で、もしかしたら、あなたは自分の旅の偉大な伴侶を見失って、その聖霊のことを、もう過ぎ去ってしまって意味を持たない往古の夢だと誤解してしまうかもしれません。



8. "Who walks with me?"
 「誰が私と一緒に歩んでいるのだろう?」

 This question should be asked a thousand times a day, till certainty has ended doubting and established peace.
 確信が疑念に終止符を打って平安を確立するまでは、この質問を1日に千回でも尋ねなければなりません。

 Today let doubting cease.
 今日こそ、疑うのをやめましょう。

 God speaks for you in answering your question with these words:
 神は、あなたの質問に次のような言葉で、あなたのために答えてくれているのですから。


I walk with God in perfect holiness.

私は、完璧な神聖さの中で神とともに歩む。

I light the world, I light my mind and all the minds which God created one with me.
私はこの世界を照らす。私は自分の心を照らし、そして、神が私の心とひとつのものとして創造してくれたすべての心たちを照らす。


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それでは、ブリトニーさんのレッスンです。







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