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There Is No Spoon

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レッスン275「今日、神の癒しの声があらゆるものを守ってくれる」

レッスン275です。

「今日、癒しがあらゆるものを守ってくれる」が今日のテーマです。




まず、キリストってなに?をご覧ください。


「Join me in hearing.
 一緒に聞いて私とひとつに結ばれなさい。

 For the Voice for God tells us of things we cannot understand alone, nor learn apart.
 というのも、を代弁する大いなるが私たちに教えてくれるのは、私たちがひとりきりでは理解できず、別々には学べないことだからだ。

 It is in this that all things are protected.
 この結びつきによって、すべての物事は保護されている。

 And in this the healing of the Voice for God is found.
 だから、私たちが一緒に学び理解し結ばれることによって、を代弁する大いなるによる癒しを見出すことができる。」

分離幻想は、三位一体でとひとつであり、すべてを持つと同時にすべてでもあるの子が、自らをから切り離し、自分自身を無数に分裂させて、ばらばらの物事が混沌の中にある状態の世界を生み出し、その世界の中の砂粒のような一点でしかない私たちという個別の存在になりきるという方法によって自分を幽閉している状態です。

しかし、実際にはすべての物事は分離せずにひとつに結ばれているがゆえに、万物は保護されています。

このことに気づいていない状態から気づいている状態に移行し、幽閉から解放されることが救済です。

人体内の細胞も、例えば、血液の中を分離して漂うように見える赤血球も、実は分離せずに結ばれて一体であるがゆえに、保護されています。

この一体性によって人体内の全細胞は保護されているのだから、それを忘れた赤血球が真理を思い出して癒やされるには、酸素を他の人体内の組織に運び届けるという自らの役目を果たして自分と他者との一体性に気づくことが必要なだけであって、どこかに引きこもって単独で一体性を想像することではありません。

もっとも、この一体性の仕組みの理解は、この世界ですら、分離は見せかけとしてあるように見えているだけの錯覚であるということを理解するために必要なだけであって、分離しているように見えている世界に存在するアバター等は「実在」するわけではないので、それら全体を寄せ集めて合体させれば神の子になるということが導かれるわけではありません。

はたらく細胞の世界観は、世界が分離しているわけではないことを理解するアナロジーとしてわかりやすいのでよく引用していますが、細胞たち=私たちアバター、細胞たちが構成する全体としてのその人間=神の子、というふうに間違ったイメージを抱かせる嫌いがあることは否めません。

あえて、はたらく細胞的な世界観のアナロジーで喩えるなら、神の子に相当するのは、その身体に宿る魂という感じで、身体の存在する次元とはまったく別の次元にあるということになります。

魂が身体に宿り身体を本当の自分だと信じて生きるように、神の子の大いなる自己が(魂にとっての身体に相当する)世界とその中にいるエゴという妄想を抱いている状態が分離状態です。

私たちたくさんいるアバターたちがひとつに合体して完全体になることで神の子が完成するというわけではなく、別次元ですでにひとつで完全である神の子が空想の世界で自分を分裂させて自分をそれらのかけらに同一化させているだけなので、分離していると思っていた自分たちや世界が実は分離していないという認識を通して、世界は分離の錯覚を信じ込ませるための舞台装置であり、世界もその中のエゴも本当の自分ではないと気づき、真の自己を自覚することだけが要点です。

ですので、コースでの重要概念である"oneness"は、必ずしも個が集合した全体としての一体性を意味すると捉えているだけでは、コースの言わんとする趣旨とは異なる全体主義的な理解につながることもありえますので、注意が必要です。

"oneness"は、ひとつである状態を意味し、単一性や一体性と訳されます。

コースの思想的な骨格をなす不二一元論(仏教のアレ 〜ざっくりインド哲学②-地図としての哲学の解説がとてもわかりやすく秀逸な記事です。コースとアドヴァイタ・ヴェーダンタ哲学が双子の兄弟のようであり、また仏教とも親戚と言えるくらいの親和性があることが理解できると思います)からは、そもそも一なる状態しかないわけなので、分離を現実に起こった事実であることを前提として統合を進めて達成することが必要なわけではありません。

最初から一なる状態は変わらないままです。

世界がどれほど深刻な分離状態を呈しようが統合が進もうが、世界は妄想でしかなく、必要なのは神の子がその妄想から離れて正気を取り戻すことだけです。

私たちが自分と兄弟が離れているという分離幻想を解消することがこの妄想から離れるために必要ですが、それは身体や魂という分離した状態があることが真実であることを前提に、それらを結びつけて合体させて大きな身体や大きな霊に統合して達成するのではなく、個別の身体や魂を体験しているのが同じひとつの大いなる霊であることに気づくことによってそもそも自分は個別の身体でも魂でもなかったと思い出すことです。


ですので、ワンネスについて、世界が分離していることが錯覚であるということを示す趣旨であるなど、文脈上必要な場合には、一体性と訳していますが、可能な場合には、極力、ひとつであること、一なる状態という訳語を用いるようにしています。





Lesson 275


God's healing Voice protects all things today.
今日、癒しがあらゆるものを守ってくれる。



1. Let us today attend the Voice for God, which speaks an ancient lesson, no more true today than any other day.
 今日は、を代弁する大いなるに耳を傾けることにしよう。そのは、いつもと同じように今日も真実である太古からの教えを語ってくれる。

 Yet has this day been chosen as the time when we will seek and hear and learn and understand.
 しかし、今日という日は、私たちが探し求め、耳を傾け、学び理解する時として選ばれた日なのだ。

 Join me in hearing.
 一緒に聞いて私とひとつに結ばれなさい。

 For the Voice for God tells us of things we cannot understand alone, nor learn apart.
 というのも、を代弁する大いなるが私たちに教えてくれるのは、私たちがひとりきりでは理解できず、別々には学べないことだからだ。

 It is in this that all things are protected.
 この結びつきによって、すべての物事は保護されている。

 And in this the healing of the Voice for God is found.
 だから、私たちが一緒に学び理解し結ばれることによって、を代弁する大いなるによる癒しを見出すことができる。



2. Your healing Voice protects all things today, and so I leave all things to You.
 あなたの癒しが、今日、すべての物事を守ってくれています。だから、私はあらゆるものをあなたに委ねます。

 I need be anxious over nothing.
 私には何も心配する必要はありません。

 For Your Voice will tell me what to do and where to go; to whom to speak and what to say to him, what thoughts to think, what words to give the world.
 というのも、あなたの大いなる声が私に何をすればよいか、どこへ行くべきか、誰に話しかけるべきか、彼に何と言うべきか、何を思うべきか、世界にどのような言葉を捧げるべきか教えてくれるからです。

 The safety that I bring is given me.
 私には自らがもたらす安全が与えられます。

 Father, Your Voice protects all things through me.
 父よ、あなたの大いなる声が私を通してすべての物事を守ってくれるのです。


名称未設定


それでは、ブリトニーさんのレッスンです。



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