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T28-5 恐怖の夢に代わるもの

今回はテキスト第二十八章から、「恐怖に代わるもの」をご紹介します。







テキスト第二十八章

V. The Alternate to Dreams of Fear
五 恐怖に代わるもの



1. What is a sense of sickness but a sense of limitation?
 病気の感覚とは、制限される感覚にほかならないのではないでしょうか。

 Of a splitting off and separating from?
 それは、切り離されて、離ればなれにされたような感覚ではないでしょうか。

 A gap that is perceived between you and your brother, and what is now seen as health?
 それは、あなたとあなたの兄弟の間、そして、あなたと今健康としてみなされているものとの間に知覚される隔たりではないしょうか。

 And so the good is seen to be outside; the evil, in.
 だから、善いものは外にあり、悪いものは内にあるように見えることになります。

 And thus is sickness separating off the self from good, and keeping evil in.
 こうして、病気は、その小さな自己を善から切り離し、邪悪なものを内側に保つことになります。

 God is the Alternate to dreams of fear.
 神こそが恐ろしいの代わりになる存在です。

 Who shares in them can never share in Him.
 恐怖を分かち合う者は、決して神を分かち合うことはできません。

 But who withdraws his mind from sharing them is sharing Him.
 しかし、自分の心に恐怖を分かち合わせない者は、神を分かち合っているのです。

 There is no other choice.
 ほかの選択肢など存在しません。

 Except you share it, nothing can exist.
 何事であれ、あなたがそれを分かち合わなければ、それは存在することはできません。

 And you exist because God shared His Will with you, that His creation might create.
 そして、あなたが存在しているのは、神が自ら創造したものが創造できるようにと、神が自らの意志をあなたと分かち合ってくれたからです。




2. It is the sharing of the evil dreams of hate and malice, bitterness and death, of sin and suffering and pain and loss, that makes them real.
 憎悪や悪意、苦渋や死、罪や苦悩、そして、苦痛や喪失といった不幸な夢現実にしてしまうのは、それを分かち合うことによってなのです。

 Unshared, they are perceived as meaningless.
 分かち合われることがなければ、それらの不幸な夢は無意味なものとして知覚されます。

 The fear is gone from them because you did not give them your support.
 あなたがそんな夢に自ら支援を与えなかったので、それらの夢から恐怖は去ってしまうのです。

 Where fear has gone there love must come, because there are but these alternatives.
 恐れが去ったところには、必ず愛が訪れます。なぜなら、この二つの選択肢しか存在しないからです。

 Where one appears, the other disappears.
 一方が現われるところから、他方は消え去ります。

 And which you share becomes the only one you have.
 そして、あなたは自分の分かち合うほうだけを持つことになります。

 You have the one that you accept, because it is the only one you wish to have.
 あなたは自分が受け入れることにしたほうを手に入れます。なぜなら、それこそ、あなたが持っていたいと願う唯一のものだからです。


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3. You share no evil dreams if you forgive the dreamer, and perceive that he is not the dream he made.
 もしあなたが夢見る者を赦し、彼の作り出した夢が彼なわけではないと知覚すれば、あなたが不幸な夢を分かち合うことはありません。

 And so he cannot be a part of yours, from which you both are free.
 そうすれば、彼はあなたの夢の一部になることができないので、そんな夢から、あなたたちは二人とも自由になるのです。

 Forgiveness separates the dreamer from the evil dream, and thus releases him.
 赦しは、夢見る者を不幸な夢から引き離し、そうすることで、彼を解放します。

 Remember if you share an evil dream, you will believe you are the dream you share.
 次のことを覚えておいてください。それは、もしあなたが不幸な夢を分かち合うなら、あなたは、自分のことを自分たちが分かち合っている夢そのものだと信じるようになってしまうということです。

 And fearing it, you will not want to know your own Identity, because you think that It is fearful.
 そして、その夢のことを恐れて、あなたは自分が本当は何者であるか知りたいとは思わなくなります。なぜなら、あなたは真の自己が恐れに満ちたものだと思うからです。

 And you will deny your Self, and walk upon an alien ground which your Creator did not make, and where you seem to be a something you are not.
 そして、あなたは自分の大いなる自己を否認するようになり、自らの大いなる創造主が作ってなどない異境の地を歩むことになります。そこでは、あなたは、あなたではない別の何者かであるように見えています。

 You will make war upon your Self, which seems to be your enemy; and will attack your brother, as a part of what you hate.
 あなたは、自分の敵のように見える自分の大いなる自己に戦いを挑み、自分が憎んでいるものの一部であるとして、自分の兄弟たちを攻撃するようになります。

 There is no compromise.
 そこに妥協はありえません。

 You are your Self or an illusion.
 あなたは、あなたの大いなる自己か、あるいは幻想か、そのどちらかでしかないのです。

 What can be between illusion and the truth?
 幻想と真実の中間に、いったい何がありうるというのでしょうか。

 A middle ground, where you can be a thing that is not you, must be a dream and cannot be the truth.
 あなたがあなたではない何者かになることができるという中間地帯は、夢に違いないし、真理であるはずがありません。




4. You have conceived a little gap between illusions and the truth to be the place where all your safety lies, and where your Self is safely hidden by what you have made.
 あなたは幻想と真理の間のわずかな隙間を想像して、そこが自分のまったく安全でいられる場所で、自分が作り出したものによって自分の真の自己を無事に隠しておける場所になるようにしました。

 Here is a world established that is sick, and this the world the body's eyes perceive.
 ここに、病んだ世界が確立されたのであり、これが身体の目が知覚している世界なのです。

 Here are the sounds it hears; the voices that its ears were made to hear.
 ここに、身体が聞く音や、それを聞くために身体の耳が作り出された声があります。

 Yet sights and sounds the body can perceive are meaningless.
 しかし、身体知覚できる光景や音には何の意味もありません。

 It cannot see nor hear.
 身体それ自体には、見ることもできなければ、聞くこともできません。

 It does not know what seeing is; what listening is for.
 身体には、見るということがどういうことなのかわからないし、聞くということが何のためになされるのかもわかりません。

 It is as little able to perceive as it can judge or understand or know.
 身体は、価値判断したり理解したり知ることができないのと同様に、少しも知覚することなどできません。

 Its eyes are blind; its ears are deaf.
 身体の目は盲目で、身体の耳は聞こえません。

 It can not think, and so it cannot have effects.
 身体は考えることもできません。それゆえ、そんな身体には、いかなる結果ももたらすことはできないのです。

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5. What is there God created to be sick?
 神が病むべきものとして創造したものなどあるでしょうか。

 And what that He created not can be?
 そして、神が創造しなかったものが存在することなどできるでしょうか。

 Let not your eyes behold a dream; your ears bear witness to illusion.
 あなたの目に夢を見させたり、あなたの耳に幻想を証明させたりなどしないでください。

 They were made to look upon a world that is not there; to hear the voices that can make no sound.
 あなたの目や耳は、そこに存在しない世界を見たり、音を出すこともできない声を聞くために作られたものなのです。

 Yet are there other sounds and other sights that can be seen and heard and understood.
 しかし、見たり聞いたり理解することができる別の光景や別の音が存在します。

 For eyes and ears are senses without sense, and what they see and hear they but report.
 というのは、目や耳は判断力を持たない感覚器官なので、目や耳は、見たり聞いたりすることをただ報告するだけだからです。

 It is not they that hear and see, but you, who put together every jagged piece, each senseless scrap and shred of evidence, and make a witness to the world you want.
 だから、見たり聞いたりするのは、目や耳ではなく、あなたなのであって、あなたがちぐはぐなかけらや、証拠になりそうな無意味な切れ端や糸屑を一つひとつ寄せ集めては、自分が望む世界を証明するものを作り出しているだけなのです。

 Let not the body's ears and eyes perceive these countless fragments seen within the gap that you imagined, and let them persuade their maker his imaginings are real.
 身体の耳や目に、あなたが想像した隙間の中に見える無数の破片を知覚させてはなりません。そして、それらの断片が、それらの断片の作り主に、彼が想像したことが現実だと説得しようとするのを容認してはなりません。




6. Creation proves reality because it shares the function all creation shares.
 創造物は現実を証明します。なぜなら、創造物はすべての創造物が担う役割を共有しているからです。

 It is not made of little bits of glass, a piece of wood, a thread or two, perhaps, all put together to attest its truth.
 現実は、それが本物であることを証明するために寄せ集められた、小さなガラスの破片やひとかけらの木片や数本の糸屑といったものからできているのではありません。

 Reality does not depend on this.
 現実は、このようなものに基礎を置くことはありません。

 There is no gap that separates the truth from dreams and from illusions.
 真理を夢の数々や様々な幻想から切り離す隙間など存在しません。

 Truth has left no room for them in any place or time.
 真理には、いかなる場所や時間においても、夢や幻想が入りこめる余地など残されてはいません。

 For it fills every place and every time, and makes them wholly indivisible.
 というのは、真理は、ありとあらゆる場所と時間を満たし、時間と場所を完全に不可分なものにしているからです。


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7. You who believe there is a little gap between you and your brother, do not see that it is here you are as prisoners in a world perceived to be existing here.
 自分と兄弟の間にはわずかな隙間があると信じているあなたは、この隙間に存在すると知覚している世界の中で、自分たちが囚人になっているということがわかっていません。

 The world you see does not exist, because the place where you perceive it is not real.
 あなたが見ている世界は存在しないのです。なぜなら、あなたがその世界を知覚している場所自体が現実ではないからです。

 The gap is carefully concealed in fog, and misty pictures rise to cover it with vague uncertain forms and changing shapes, forever unsubstantial and unsure.
 その隙間は巧妙に霧の中に隠されているし、ぼんやりとして不確かな形や絶えず実体がなく不安定で変化し続ける霞に包まれた映像が立ち現れてきては、その隙間を覆い隠してしまいます。

 Yet in the gap is nothing.
 しかし、その隙間の中には何もありません。

 And there are no awesome secrets and no darkened tombs where terror rises from the bones of death.
 そして、そこには恐るべき秘密もなければ、死骸から恐ろしいものが立ち上がってくるような暗い墓もありません。

 Look at the little gap, and you behold the innocence and emptiness of sin that you will see within yourself, when you have lost the fear of recognizing love.
 そのわずかな隙間を見てください。そうすれば、あなたが愛を認めることを恐れなくなっとき、あなたは自分自身の中に潔白さと罪の無意味さを見ることになります。


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