There Is No Spoon

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T26-5 些細な障害

今回はテキスト第二十六章から「些細障害」という一節をご紹介します。




テキスト第二十六章

V. The Little Hindrance
五 些細障害






1. A little hindrance can seem large indeed to those who do not understand that miracles are all the same.
 奇跡はどれも同じだということを理解しない者たちにとっては、些細障害であっても、それが実に大きな障害に見えてしまうことがあるものです。

 Yet teaching that is what this course is for.
 しかし、このコースは、奇跡はすべて同じだと教えるためのものです。

 This is its only purpose, for only that is all there is to learn.
 これだけが、このコースの唯一の目的です。というのも、学ぶべきことはこれしかないからです。

 And you can learn it in many different ways.
 そして、あなたはどんな奇跡もみな同じだということを、様々に違った方法で学ぶことができます。

 All learning is a help or hindrance to the gate of Heaven.
 どんな学習も、天国の門に到達するための助けになるか邪魔になるかのいずれかです。

 Nothing in between is possible.
 両者の中間はありえません。

 There are two teachers only, who point in different ways.
 それぞれに異なった方向を指し示す二人の教師しかいないのです。

 And you will go along the way your chosen teacher leads.
 そして、あなたは、自分が選んだ教師が導く道に沿って歩むことになります。

 There are but two directions you can take, while time remains and choice is meaningful.
 時間が残っていて選択することが意義を有する間に、あなたが選べる方角は二つしかありません。

 For never will another road be made except the way to Heaven.
 というのは、天国へと至る道以外に、別の道が作られることは絶対にないからです。

 You but choose whether to go toward Heaven, or away to nowhere.
 あなたは、天国へ向かって進むか、それとも天国から離れてどこでもないところに向かうか、そのどちらかを選ぶだけです。

 There is nothing else to choose.
 ほかには何の選択肢もないのです。

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2. Nothing is ever lost but time, which in the end is meaningless.
 時間のほかには失われるものなど何もなく、その時間も最終的には意味がなくなります。

 For it is but a little hindrance to eternity, quite meaningless to the real Teacher of the world.
 というのも、時間は永遠にとっては取るに足らない邪魔ものでしかなく、この世界の真の教師にとってはまったく無意味なものだからです。

 Yet since you do believe in it, why should you waste it going nowhere, when it can be used to reach a goal as high as learning can achieve?
 しかし、あなたが現に時間があると信じているのであれば、学習によって到達できるかぎりの高みに達するために時間を活用できるというのに、なぜあなたはどこでもないところに行くために時間を浪費しなければならないというのでしょうか。

 Think not the way to Heaven's gate is difficult at all.
 天国の門に至る道が険しいなどと思うことはありません。

 Nothing you undertake with certain purpose and high resolve and happy confidence, holding your brother's hand and keeping step to Heaven's song, is difficult to do.
 あなたが確固たる目的を高く掲げて決意して幸福な確信をもって取りかかったことであれば、自分の兄弟の手を握り閉めて、天国の歌声に歩調を合わせて歩みを進めるかぎり、あなたがなすうえで困難なことなど何ひとつありません。

 But it is hard indeed to wander off, alone and miserable, down a road that leads to nothing and that has no purpose.
 それに比べて、どこにも導くことのない道を何の目的も持たずに下りながら、ひとりきりで惨めな思いをしながらさまようのは、本当に困難なことです。




3. God gave His Teacher to replace the one you made, not to conflict with it.
 神が、神の大いなる教師をあなたに与えてくれたのは、あなたが作り出した教師と争わせるためではなく、交代させるためなのです。

 And what He would replace has been replaced.
 そして、神が置き換えたいと思ったものは、すでに置き換えられているのです。

 Time lasted but an instant in your mind, with no effect upon eternity.
 時間はあなたの心の中で、ただ一瞬の間存続しただけで、永遠に対しては何の影響も及ぼしていません。

 And so is all time past, and everything exactly as it was before the way to nothingness was made.
 そして、すべての時間は、同じように過ぎ去ったのであり、あらゆるものは、無に向かう道が作り出される前にそうだった状態とまったく変わってはいないのです。

 The tiny tick of time in which the first mistake was made, and all of them within that one mistake, held also the Correction for that one, and all of them that came within the first.
 そのごく短い一刻の時の中で、その中にすべての間違いを含む最初の間違いが犯されましたが、その一瞬の中には、最初の間違いとその中に一緒に生じたすべての間違いに対する大いなる修正も含まれていたのです。

 And in that tiny instant time was gone, for that was all it ever was.
 そして、そのわずかな瞬間の中で、時間は過ぎ去ったのです。というのも、時間とはただそれだけのものでしかなかったからです。

 What God gave answer to is answered and is gone.
 神が答えを授けたものは、返答を得て消え去ったのです。

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4. To you who still believe you live in time and know not it is gone, the Holy Spirit still guides you through the infinitely small and senseless maze you still perceive in time, though it has long since gone.
 あなたは自分が今なお時間の中に生きていると信じ、時間が去っていることがわかっていませんが、そんなあなたにとっては、聖霊は今でも、すでにとうの昔に過ぎ去ってはいるものの、あなたが依然として時間の中に知覚している非常に小さくて無意味な迷宮の中から抜け出せるようにあなたを導いてくれるガイドなのです。

 You think you live in what is past.
 あなたは、すでに去ってしまったものの中で生きていると思い込んでいるのです。

 Each thing you look upon you saw but for an instant, long ago, before its unreality gave way to truth.
 あなたが見ているものはひとつ残らず、はるか昔、その非現実性が真理に道を譲る前に、ほんの一瞬だけあなたが目にしたものなのです。

 Not one illusion still remains unanswered in your mind.
 あなたの心の中には、答えられないままで残っている幻想などひとつもありません。

 Uncertainty was brought to certainty so long ago that it is hard indeed to hold it to your heart, as if it were before you still.
 不確実なものが確実なものの許にもたらされたのはあまりにも昔のことだったので、その不確実な幻想が今もなお、あたかも自分の目の前にあるかのように、あなたの心に思いを抱こうとすることこそ、本当は困難なことなのです。




5. The tiny instant you would keep and make eternal, passed away in Heaven too soon for anything to notice it had come.
 あなたがそれを維持して永遠のものにしようとしたその一瞬は、天国においては、その一瞬が生じたことに何かが気づく余裕もないほどすぐに過ぎ去ってしまいました。

 What disappeared too quickly to affect the simple knowledge of the Son of God can hardly still be there, for you to choose to be your teacher.
 あまりに早く消え去ってしまって、神の子の単純な知識に影響を及ぼすことすらできなかったようなものは、あなたがそれを自分の教師に選ぼうとしても、もうそこに存在しているはずがないのです。

 Only in the past—an ancient past, too short to make a world in answer to creation—did this world appear to rise.
 ただ過去においてのみ、それも太古の昔、創造に対応させて世界を作り出すにはあまりに短すぎる合間に、この世界が生起したように見えただけです。

 So very long ago, for such a tiny interval of time, that not one note in Heaven's song was missed.
 非常に遠い昔のことであり、それも本当に短い時間の合間のことだったので、天国の歌のひとつの音すら聞き逃されることはありませんでした。

 Yet in each unforgiving act or thought, in every judgment and in all belief in sin, is that one instant still called back, as if it could be made again in time.
 しかし、許さない行為や思考の一つひとつ、すべての価値判断やすべての罪に対する信仰の中で、その一瞬が今なお呼び戻されて、まるで時間の中で再びそれを作り出すことができるかのように思えています。

 You keep an ancient memory before your eyes.
 あなたは太古の昔の記憶を自分の目の前に保っています。

 And he who lives in memories alone is unaware of where he is.
 そして、記憶の中に生きる者だけが、自分がどこにいるのか気づかずにいるのです。

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6. Forgiveness is the great release from time.
 赦しは時間からの大いなる解放です。

 It Is the key to learning that the past is over.
 赦しこそ、過去が終わっていることを学ぶための鍵です。

 Madness speaks no more.
 もはや狂気が語ることはありません。

 There is no other teacher and no other way.
 もう他の教師も他の道も存在しません。

 For what has been undone no longer is.
 なぜなら、すでに取り消されているものはもはや存在しないからです。

 And who can stand upon a distant shore, and dream himself across an ocean, to a place and time that have long since gone by?
 そして、いったい誰が遠く離れた海岸に立って、はるか昔に消え去ってしまった海の向こうの場所と時間に自分が渡って行くことを夢見ることができるでしょうか。

 How real a hindrance can this dream be to where he really is?
 こんな夢が、実際に彼の居る場所にとって、どれほど現実的な妨げになりうるでしょうか。

 For this is fact, and does not change whatever dreams he has.
 というのも、彼がそこにいるのは事実であり、彼がどんな夢を見ようとも、この事実が変わることはないからです。

 Yet can he still imagine he is elsewhere, and in another time.
 それでも、彼には依然として、自分がどこか別の場所に、そして、別の時間の中にいると想像することはできます。

 In the extreme, he can delude himself that this is true, and pass from mere imagining into belief and into madness, quite convinced that where he would prefer to be, he is.  
 極端な場合には、彼は、それが本当だという妄想を抱き、単なる想像から信念へ、信念から狂気へと移行して、自分の居たい場所に確かに自分は居るのだと強い確信を抱くことすらできてしまいます。




7. Is this a hindrance to the place whereon he stands?
 こんな妄想が彼が現にいる場所にいることの妨げになるものでしょうか。

 Is any echo from the past that he may hear a fact in what is there to hear where he is now?
 彼には過去からの残響が聞こえているかもしれないとしても、そんなものが、彼が今いる場所で聞こえているのと同じ事実になるでしょうか。

 And how much can his own illusions about time and place effect a change in where he really is?
 そして、時間と場所について彼自身が抱く錯覚が、彼が実際に居るところにどれほどの変化をもたらしうるというのでしょうか。

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8. The unforgiven is a voice that calls from out a past forevermore gone by.
 赦されていないものは、永久に去った過去から呼びかける声です。

 And everything that points to it as real is but a wish that what is gone could be made real again and seen as here and now, in place of what is really now and here.
 そして、赦されていないもののことを現実であるかのように指し示すものはすべて、本当に今ここにあるものの代わりに、過ぎ去ったものを再び実在させて、今ここにあるものとして見ることが可能であってほしいという願望にすぎません。

 Is this a hindrance to the truth the past is gone, and cannot be returned to you?
 こんな願望が、過去は去っていて、あなたの許に戻ってくることはできないという真理に至るうえでの障害になるでしょうか。

 And do you want that fearful instant kept, when Heaven seemed to disappear and God was feared and made a symbol of your hate?
 そして、あなたは、天国が姿を消してしまったように見えて、神が恐ろしいものとなって、あなたの憎しみの象徴に変えられてしまったあんな恐ろしい一瞬を保っておきたいというのでしょうか。




9. Forget the time of terror that has been so long ago corrected and undone.
 あまりに遠い昔に修正されて取り消されている恐怖の時のことなど忘れてしまいなさい。

 Can sin withstand the Will of God?
 罪が神の大いなる意志に抵抗することなどできるでしょうか。

 Can it be up to you to see the past and put it in the present?
 過去を見ては、その過去を現在の中に差し挟むのがあなた次第だということがありえるでしょうか。

 You can not go back.
 あなたはあと戻りすることはできません。

 And everything that points the way in the direction of the past but sets you on a mission whose accomplishment can only be unreal.
 だから、過去の方角に向いた道を指し示すものはすべて、想像の中でしか達成することができない使命をあなたに課すだけです。

 Such is the justice your All-Loving Father has ensured must come to you.
 すでに消滅している過去から現実へと戻ることこそ、あなたの愛に満ちた父が必ずあなたの許に訪れると約束してくれた正義です。

 And from your own unfairness to yourself has He protected you.
 そして、神は、あなたが自分自身に対して不公正になることからあなたを守ってくれています。

 You cannot lose your way because there is no way but His, and nowhere can you go except to Him.
 あなたが道に迷うことはありえません。なぜなら、あるのは神の道だけだし、神の下に至る以外にはあなたに行く着く場所などどこにもないからです。

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10. Would God allow His Son to lose his way along a road long since a memory of time gone by?
 神がわが子に、時間についての記憶がとうの昔に去っている旅路の途中で道に迷わせるようなことがあるでしょうか。

 This course will teach you only what is now.
 このコースはあなたに、今あることだけを教えます。

 A dreadful instant in a distant past, now perfectly corrected, is of no concern nor value.
 遠い過去の恐ろしい一瞬は、今は完全に修正されており、何の心配もいらないし、何の価値もありません。

 Let the dead and gone be peacefully forgotten.
 死んで消え去ったものは、安らかに忘れ去るがよいでしょう。

 Resurrection has come to take its place.
 死に去ったものに取って代わるために、すでに復活が到来しています。

 And now you are a part of resurrection, not of death.
 そして、今こそ、あなたは死ではなく、復活の一部となるのです。

 No past illusions have the power to keep you in a place of death, a vault God's Son entered an instant, to be instantly restored unto his Father's perfect Love.
 どんな過去の幻想にも、神の子が一瞬の間だけ足を踏み入れた死の場所である地下の納骨堂にあなたを閉じ込めたままにして、父の完全な大いなる愛の下へと瞬時に戻れないようにしておく力などありません。

 And how can he be kept in chains long since removed and gone forever from his mind?
 そうであれば、どうしてその神の子が、とうの昔にその心から取り外されて、永久に消え去っている鎖につなぎとめられたままでいることができるしょうか。




11. The Son whom God created is as free as God created him.
 神が創造した神の子は、神が創造したとおりに自由です。

 He was reborn the instant that he chose to die instead of live.
 神の子は、彼が生きる代わりに死を選択したその瞬間に復活したのです。

 And will you not forgive him now, because he made an error in the past that God remembers not, and is not there?
 そして、彼が過去に誤りを犯したとしても、そんなことを神は覚えてはいないし、存在してもいないのだから、あなたも今、彼を赦すことにしてはどうでしょうか。

 Now you are shifting back and forth between the past and present.
 今のところ、あなたは過去と現在の間を行きつ戻りつ移動しています。

 Sometimes the past seems real, as if it were the present.
 時々、まるでそれが現在のことであるかのように、過去のことが現実のように思えます。

 Voices from the past are heard and then are doubted.
 過去からの声が聞こえたかと思えば、そのあとになって、それに疑問を抱いたりします。

 You are like to one who still hallucinates, but lacks conviction in what he perceives.
 あなたは、まだ幻覚に陥った状態にありながらも、自分が知覚していることに確信が持てずにいる人に似ています。

 This is the borderland between the worlds, the bridge between the past and present.
 これこそ二つの世界の境界地帯であり、過去と現在との間の架け橋です。

 Here the shadow of the past remains, but still a present light is dimly recognized.
 ここには過去からの影がまだ残っていますが、それでも、現在の光にかすかに気づくことができます。

 Once it is seen, this light can never be forgotten.
 いったんこの現在の光が見えたら、この光を忘れることは決してできません。

 It must draw you from the past into the present, where you really are.
 この光は必ずあなたを、過去からあなたが実際にいる現在へと引き寄せてくれます。

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12. The shadow voices do not change the laws of time nor of eternity.
 過去からの影の声は、時間の法則を変えることも、永遠の法を変えることもありません。

 They come from what is past and gone, and hinder not the true existence of the here and now.
 それらの声は過ぎ去ったものから来ているだけなので、今ここに真に存在するものを妨害することなどできません。

 The real world is the second part of the hallucination time and death are real, and have existence that can be perceived.
 真の世界とは、時間と死は本当にあり知覚できる実在性を持っているという幻覚を別の見方で見たものです。

 This terrible illusion was denied in but the time it took for God to give His Answer to illusion for all time and every circumstance.
 時間と死は本物で知覚できる実在性を持っているという恐ろしい幻想は、単に神がすべての時間とあらゆる状況に対応した神の大いなる答えを幻想に対して授ける時間を要しただけで退けられました。

 And then it was no more to be experienced as there.
 そのあとは、幻想はもはや、そこにあるものとして体験されることはなくなったのです。




13. Each day, and every minute in each day, and every instant that each minute holds, you but relive the single instant when the time of terror took the place of love.
 毎日、そして、一日の中の毎分、毎分を構成する一つひとつの瞬間ごとに、あなたはただ、戦慄の時が愛に取って代わった一瞬を再生して追体験しているだけなのです。

 And so you die each day to live again, until you cross the gap between the past and present, which is not a gap at all.
 だから、あなたが本当はまったくありもしない過去と現在の間の隔たりを渡るまでは、あなたは再び生きるために、毎日死ぬのです。

 Such is each life; a seeming interval from birth to death and on to life again, a repetition of an instant gone by long ago that cannot be relived.
 一つひとつの人生というのはそんなものです。すなわち、誕生から死まで続くように見える合い間、そして、再び生まれてくるという、はるか昔に過ぎ去って二度と再び生きることなどできないはずの一瞬の繰り返しなのです。

 And all of time is but the mad belief that what is over is still here and now.
 だから、時間というものはすべて、すでに終わったことが依然として今ここにあるという狂気の信念でしかないのです。

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14. Forgive the past and let it go, for it is gone.
 過去を赦して、過去を手放してください。というのも、過去は去っているからです。

 You stand no longer on the ground that lies between the worlds.
 あなたはもはや、二つの世界の間に横たわる地に立っているのではありません。

 You have gone on, and reached the world that lies at Heaven's gate.
 あなたは、すでにそこからさらに進んで、天国の門の前にある世界に到達しているのです。

 There is no hindrance to the Will of God, nor any need that you repeat again a journey that was over long ago.
 そこでは神の大いなる意志を妨げるものは何もありません。それに、はるか昔に終わっている旅をあなたが再び繰り返す必要など少しもありません。

 Look gently on your brother, and behold the world in which perception of your hate has been transformed into a world of love.
 あなたの兄弟を優しい気持ちで見てください。そして、あなたが憎しみをもって知覚していた世界がすでに愛の世界へと様変わりしているのをよく見てください。

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Comments 3

星山 しげのぶ

1

些細な障害について
目覚めるまでに障害がある

大古の分離の幻想による世界がある
この幻想はすでに贖われ終わっている

神の子は終わっている幻想を今に持ち込み苦しんでいる
一瞬に終わった太古の記憶
神から離れた幻想をひきずっている

神の子は天国の門の前にある世界に到達している
だけど、それが見えない

赦しの中で実相の世界が見えてくる

このように感じました,
アドバイスありますか

2015-09-19 (Sat) 11:07 | EDIT | REPLY |   

 ken

Re: 1

星山 しげのぶ様

コメントいただきまして、どうもありがとうございます。


「> 些細な障害について
> 目覚めるまでに障害がある
・・・
> 赦しの中で実相の世界が見えてくる
>
> このように感じました,
> アドバイスありますか」

書かれていることを簡潔にまとめていただくと、その通りだと思います。


ただし、普通の感覚でいる限り、このように言われてもなかなか納得できませんよね(笑)。


イェシュアがたとえ話の名手であったように、コースの理解をする上では、アナロジーでの類比的発想が助けとなります。

小説の世界に入り込んで主人公と一体化している人にとっては、小説の主人公の生きている世界や主人公の体験している時間が現実のもののようになっています。

小説を読み始めると、それまでは本の中で静止していた物語の世界と時間が展開し始めます。

しかし、読者がどんなにのめり込んで現実だと確信していようとも、その物語は既に完結して本の中に存在するだけの既に終わったものです。

そして、その世界を展開させて時間を進ませているのは読者自身であり、だれもその人を本の中の世界に幽閉しているわけではありません。

彼が好き好んで自分で入り込んでいるだけです。


物語にのめり込んで、リアルタイムにその世界に自分がいると思い込んでいる読者がその架空の世界から抜け出すために必要なのは、何なのでしょう?

飽きるほどゲームにはまって、ある時点から憑き物が落ちたように、まったくゲームに興味を持たなくなるということはあります。

それと同じように、飽きるほど物語世界を渡り歩くことが助けとなるでしょうか。

でも、悲喜こもごもの愛憎劇を無限に繰り返す輪廻を転生の都度記憶をリセットして繰り返す限り、飽きがくることは永遠にないでしょう。

ニーチェの永劫回帰的に同じ人生を無限に繰り返す魂があるとすれば、いつかは飽きがくるかもしれませんが、バラバラになった個別の魂の一つが廃人になるだけで、ほかの魂は物語に入り込んだままです。


物語を読み終えて、その幻の世界の中で多数の登場人物を登場させてその主人公になり切っていただけで、実は本当の自分はその主人公ではなかったし登場人物たちも世界も幻想だったと気づいた後でも、その気になれば、いつでも本を開いて物語を再生することはできます。

単に世界の幻想性に気づくだけでは、面白い空想上の物語を楽しんでしまうように、夢の主人公としての体験の中毒性からは抜け出せないのかもしれません。

幻想の世界が代用にすぎず、真に求めるものがあることに気づき、それを体験することが疑似体験への中毒から脱出する手だてとなります。

私たちがこんなにも人生ゲームにのめり込んでしまうのは、神を知りたいという欲求を抑え切れずにいながら、それを叶えられずに、その代用としてエゴに従って幻想世界の中での愛の探求ごっこをすることで擬似的にこの欲求を誤魔化して満足させることができるからです。

これが自己欺瞞であるということに気づき、自分が本当に求めるものが何なのか気づいて、偽物で自分を騙すのをやめ、代用での欺瞞から真の満足に到るしか抜け道はないのかもしれません。

http://thereisnospoon.jp/blog-entry-24.html(時間を消す)が参考になると思います。






2015-09-20 (Sun) 18:07 | EDIT | REPLY |   

星山 しげのぶ

1

素晴らしいアドバイス有難うございます。
私はもっと単純に私は神の子であると100%信じることを
大事にして来ました。
少しでも疑念を持つと心は崩れ落ちます。

幻想の世界は解釈出来ないと思います
どこまで行っても答えは出ないのではないでしょうか
迷路にはまりこむだけです

最も大事なのはACIMの教えを素直に実践することではないでしょうか

聖霊の声を聞くこと
赦しを実践すること

この二つに尽きると思います
他者を説得することではなく自分が癒されること
これがコースの目的だと確信しています

今回のアドバイスしっかり考えたく思います
論理的展開に舌を巻きました

2015-10-08 (Thu) 10:19 | EDIT | REPLY |   

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