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T28-3 ひとつに結ばれることへの同意

今回はテキスト第二十八章から「ひとつに結ばれることへの同意」という一節をご紹介します。



テキスト第二十八章


III. The Agreement to Join
三 ひとつに結ばれることへの同意




1. What waits in perfect certainty beyond salvation is not our concern.
 救済の向こう側で、完璧な確実さの中で何が待ち受けているのかということは、私たちの心配すべきことではありません。

 For you have barely started to allow your first, uncertain steps to be directed up the ladder separation led you down.
 というのは、あなたは、自分が分離に導かれて降りてきた階段を、覚束ない足取りで上に向かう最初の一段をかろうじて踏み出したばかりだからです。

 The miracle alone is your concern at present.
 今のところは、奇跡のことだけ関心を向けていればよいのです。

 Here is where we must begin.
 私たちはここから始める必要があります。

 And having started, will the way be made serene and simple in the rising up to waking and the ending of the dream.
 そして、すでに出発しているのだから、目を覚ましてを終わらせるために上昇していく道のりは、穏やかで簡単なものにしてもらえます。

 When you accept a miracle, you do not add your dream of fear to one that is already being dreamed.
 あなたが奇跡を受け入れるとき、あなたは、すでに見ている恐れのに自分の恐ろしいを加えることをしなくなります。

 Without support, the dream will fade away without effects.
 あなたが支持しなければ、そんなは何の結果も残すことなく次第に消え去ってしまいます。

 For it is your support that strengthens it.
 なぜなら、そのはあなたが支持することで力を得ていたにすぎないからです。

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2. No mind is sick until another mind agrees that they are separate.
 どんな心も、他の心が自分たちが分離しているということに同意しないかぎり、病気にはなりません。

 And thus it is their joint decision to be sick.
 したがって、病気になるのは複数の心が一緒になって決めることだといえます。

 If you withhold agreement and accept the part you play in making sickness real, the other mind cannot project its guilt without your aid in letting it perceive itself as separate and apart from you.
 もしあなたが病気を本物にするうえで自分が果たしている役割を認めてこの同意を与えずにおくなら、他の心はあなたの助けを得て、自分があなたから分離した別の存在であると知覚させてもらえなくなるので、自分の抱いている罪悪感を投影することができなくなります。

 Thus is the body not perceived as sick by both your minds from separate points of view.
 こうして、あなたたち両方の心が分離した別々の観点から見ることによって、身体病気であると知覚することはなくなります。

 Uniting with a brother's mind prevents the cause of sickness and perceived effects.
 兄弟の心とひとつに結ばれることが、病気の原因を阻止して、病気という結果を知覚するのを妨げます。

 Healing is the effect of minds that join, as sickness comes from minds that separate.
 病気が分離した心から生じるように、癒しは心がひとつに結ばれた結果なのです。




3. The miracle does nothing just because the minds are joined, and cannot separate.
 奇跡が何かをするということはありません。その理由はまさに、個々の心はひとつに結ばれていて分離できないものだからです。

 Yet in the dreaming has this been reversed, and separate minds are seen as bodies, which are separated and which cannot join.
 しかし、の中ではこれが逆になっており、分離して別々になった心は身体として見なされ、それらの身体は分離していてひとつに結びつくことはできません。

 Do not allow your brother to be sick, for if he is, have you abandoned him to his own dream by sharing it with him.
 あなたの兄弟が病気であることを容認してはなりません。というのは、もし彼が病気であるとしたら、あなたは彼の夢を彼と一緒になって共有することで、彼を彼自身の夢の中に見捨ててしまったことになるからです。

 He has not seen the cause of sickness where it is, and you have overlooked the gap between you, where the sickness has been bred.
 あなたの兄弟は病気の原因をそれが存在する場所に見てこなかったし、あなたは自分と兄弟の間の隙間にその病気が繁殖してきているのを黙認してきたのです。

 Thus are you joined in sickness, to preserve the little gap unhealed, where sickness is kept carefully protected, cherished, and upheld by firm belief, lest God should come to bridge the little gap that leads to Him.
 こうして、あなたたちはそのわずかな隙間を癒されないままに保つために、病気の中で結びついて、神が神の下へと導く架け橋を二人の隙間に架けに来ることがないようにと、その隙間で、病気を注意深く保護し、大切に面倒を見て、堅い信念によって支持します。

 Fight not His coming with illusions, for it is His coming that you want above all things that seem to glisten in the dream.
 幻想と一緒になって神の到来を妨げようと戦ってはなりません。なぜなら、夢の中で煌いているように見える何ものにもまして、あなたが最も望んでいるのは神の到来だからです。

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4. The end of dreaming is the end of fear, and love was never in the world of dreams.
 夢の終わりは恐れの終わりです。そして、夢の世界の中には愛は一度も存在しませんでした。

 The gap is little.
 その隙間は本当に小さなものです。

 Yet it holds the seeds of pestilence and every form of ill, because it is a wish to keep apart and not to join.
 しかし、その隙間には悪疫とあらゆる種類の病気の種子が保たれています。なぜなら、この隙間こそひとつに結ばれることなく別々に分離したままに保ちたいという願望そのものだからです。

 And thus it seems to give a cause to sickness which is not its cause.
 かくして、その隙間は病気に原因を与えているように見えます。しかし、それは病気の原因ではありません。

 The purpose of the gap is all the cause that sickness has.
 その隙間の目的は、病気の持つすべての原因となることです。

 For it was made to keep you separated, in a body which you see as if it were the cause of pain.
 というのは、その隙間は、あなたにはまるで苦痛の原因であるかのように見える身体の中に、あなたを切り離して別々に隔離しておくために作り出されたものだからです。




5. The cause of pain is separation, not the body, which is only its effect.
 苦痛の原因は分離なのであって、身体ではありません。身体は単に分離の結果でしかないのです。

 Yet separation is but empty space, enclosing nothing, doing nothing, and as unsubstantial as the empty place between the ripples that a ship has made in passing by.
 しかし、分離とは、中身が何もなく、何もしないただの虚空でしかなく、まるで通り過ぎる舟が起こすさざ波の間の空っぽの空間のように実体のないものです。

 And covered just as fast, as water rushes in to close the gap, and as the waves in joining cover it.
 その隙間を閉じるために、とたんに水が流れ込んできて、波と波がひとつに合流してその隙間を覆うように、あっという間に分離も覆われてしまいます。

 Where is the gap between the waves when they have joined, and covered up the space which seemed to keep them separate for a little while?
 波と波がひとつにつながって、ほんのしばらくの間だけ波と波の間を切り離していたように見えた空間を覆ったとき、波の間の隙間はどこにあるというのでしょうか。

 Where are the grounds for sickness when the minds have joined to close the little gap between them, where the seeds of sickness seemed to grow?
 心と心がひとつに結びついて、病気の種子が繁殖しているように見えていた心と心の間のわずかな隙間が閉じたとき、病気の温床がどこにあるというのでしょうか。

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6. God builds the bridge, but only in the space left clean and vacant by the miracle.
 神はその橋を架けてくれますが、その橋は、奇跡によって綺麗になって何もなくなった空間にだけ築かれます。

 The seeds of sickness and the shame of guilt He cannot bridge, for He can not destroy the alien will that He created not.
 神は、病気の種や罪悪感による羞恥心のあるところに橋を架けることはできません。なぜなら、神には自らが創造しなかった相容れない意志を破壊することはできないからです。

 Let its effects be gone and clutch them not with eager hands, to keep them for yourself.
 神の大いなる意志とは異質な意志がもたらした結果を去らせて、そんなものを自分のために取っておこうと必死になって握り締めているのはやめにしましょう。

 The miracle will brush them all aside, and thus make room for Him Who wills to come and bridge His Son's returning to Himself.
 奇跡がそんなものをすべて払拭して、わが子が自身の下に帰還できるように橋を架けにきてくれようとする神のための場所を空けてくれるでしょう。




7. Count, then, the silver miracles and golden dreams of happiness as all the treasures you would keep within the storehouse of the world.
 それゆえに、銀色の奇跡と金色の幸せな夢だけをこの世界の宝庫の中にあなたが保っておこうとする宝物にしてください。

 The door is open, not to thieves, but to your starving brothers, who mistook for gold the shining of a pebble, and who stored a heap of snow that shone like silver.
 その宝庫の扉は開いています。それは、盗賊のためではなく、あなたの飢えた兄弟たちのためです。その兄弟たちは、それまで小石が煌めくのを黄金だと見間違えたり、銀のように輝いている雪の塊をたくさん蓄えたりしていたのです。

 They have nothing left behind the open door.
 その開かれた扉の向こう側に、彼らに残されているものなど何もありません。

 What is the world except a little gap perceived to tear eternity apart, and break it into days and months and years?
 この世界は、永遠を引き裂いて、それを日々や歳月という単位へと細かく砕いたものとして知覚される小さな隙間でしかありません。

 And what are you who live within the world except a picture of the Son of God in broken pieces, each concealed within a separate and uncertain bit of clay?
 そして、この世界の中に生きているあなたは、それぞれに別々の不確かな土塊の小片の中に隠されたばらばらに打ち砕かれた神の子の肖像画の破片以外の何ものでもないのではないでしょうか。

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8. Be not afraid, my child, but let your world be gently lit by miracles.
 わが子よ、恐れることはありません。ただあなたの世界を奇跡によって優しく照らしてもらいなさい。

 And where the little gap was seen to stand between you and your brother, join him there.
 そして、わずかな隙間があなたとあなたの兄弟の間を阻んでいるように見えたその場所で、彼とひとつに結ばれなさい。

 And so sickness will now be seen without a cause.
 そうすれば、今や病気は原因を持たないものとして理解されるはずです。

 The dream of healing in forgiveness lies, and gently shows you that you never sinned.
 赦しの中には癒しの夢があり、あなたに自分が一度も罪を犯してはいないことを優しく示してくれます。

 The miracle would leave no proof of guilt to bring you witness to what never was.
 奇跡は、一度も存在しなかったことをあなたに証明するような有罪の証拠を一切残しません。

 And in your storehouse it will make a place of welcome for your Father and your Self.
 そして、奇跡は、あなたの宝庫の中に、あなたの父とあなたの大いなる自己を歓迎するための場所を用意してくれます。

 The door is open, that all those may come who would no longer starve, and would enjoy the feast of plenty set before them there.
 その扉は開け放たれています。それは、そこに訪れる誰もがもはや飢えに苦しむことなく、彼らの目の前に並んでいるふんだんに用意された饗宴を楽しめるようにです。

 And they will meet with your invited Guests the miracle has asked to come to you.
 そして、彼らは、奇跡があなたの許へと訪れてくれるように招待しておいてくれたあなたの賓客と出会うことになります。




9. This is a feast unlike indeed to those the dreaming of the world has shown.
 この饗宴は、この世界の夢想が見せてきたようなものとは、まったく似ていません。

 For here, the more that anyone receives, the more is left for all the rest to share.
 というのは、ここでは、誰かがたくさん受け取れば受け取るほど、より多くのものが残りの者たちで分かち合えるように残されるからです。

 The Guests have brought unlimited supply with Them.
 大いなる賓客が無限の供給を持ってきてくれたのです。

 And no one is deprived or can deprive.
 だから、誰も、奪われることも、奪うこともできません。

 Here is a feast the Father lays before His Son, and shares it equally with him.
 これこそ、大いなる父がわが子の前に差し延べて、わが子と等しく分かち合う饗宴です。

 And in Their sharing there can be no gap in which abundance falters and grows thin.
 そして、彼らの分かち合いにおいて、有り余る豊かさが衰えて乏しくなるようないかなる隙間も存在しえません。

 Here can the lean years enter not, for time waits not upon this feast, which has no end.
 この饗宴には、凶作の年が入り込むことはできません。なぜなら、終わりのないこの饗宴には時間が伴うことはないからです。

 For love has set its table in the space that seemed to keep your Guests apart from you.
 それというのも、あなたの賓客をあなたから引き離したままにしているように見えたその空間に、愛が自らのテーブルにご馳走を用意してくれたからです。

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