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T29-5 不変の住処

今回はテキスト第二十九章から「不変の住処」という一節をご紹介します。




テキスト第二十九章


V. The Changeless Dwelling Place
五 不変の住み処


1. There is a place in you where this whole world has been forgotten; where no memory of sin and of illusion lingers still.
 あなたの中には、この世界の全体を忘れ去り、もはや罪や幻想の記憶が一切残っていない場所があります。

 There is a place in you which time has left, and echoes of eternity are heard.
 あなたの中には、すでに時間が去って、永遠のこだまが聞こえる場所があります。

 There is a resting place so still no sound except a hymn to Heaven rises up to gladden God the Father and the Son.
 そこには、父なる神とその子を喜ばせるために天国に昇り行く賛美歌のほかにはいかなる音も聞こえない本当に静謐な安息の場があります。

 Where Both abide are They remembered, Both.
 その父と子の両者が住まうところで、父と子は共に思い出されることになります。

 And where They are is Heaven and is peace.
 そして、彼らのいるところに、天国平安があるのです。




2. Think not that you can change Their dwelling place.
 父と子の住処を変えることが自分にできるなどと思ってはなりません。

 For your Identity abides in Them, and where They are, forever must you be.
 なぜなら、あなたの真のアイデンティティーは彼らの中にあり、彼らの在るところに、永遠にあなたも居るに違いないからです。

 The changelessness of Heaven is in you, so deep within that nothing in this world but passes by, unnoticed and unseen.
 天国の不変性は、あなたの中にあります。それは、あなたの心の内側の本当に奥深くにあるので、この世界の中にある何ものも、気づかれることも見られることもなくただ通り過ぎていくだけです。

 The still infinity of endless peace surrounds you gently in its soft embrace, so strong and quiet, tranquil in the might of its Creator, nothing can intrude upon the sacred Son of God within.
 終わりのない平安の静かな無限性が、その柔らかな抱擁の中に優しくあなたを包み込みます。その抱擁は、創造主の力の中にあって、あまりに力強く静かで穏やかなので、いかなるものもその抱擁の中にいる聖なる神の子を侵すことはできません。

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3. Here is the role the Holy Spirit gives to you who wait upon the Son of God, and would behold him waken and be glad.
 神の子を待望し、彼が目を覚まして喜ぶのを目にすることを望むあなたに聖霊が与えてくれる役目がここにあります。

 He is a part of you and you of him, because he is his Father's Son, and not for any purpose you may see in him.
 神の子はあなたの一部であり、あなたは神の子の一部です。なぜなら、彼は大いなる父の子なのであって、あなたが彼の中に見ようとするどんな目的のためにもいるわけではないからです。

 Nothing is asked of you but to accept the changeless and eternal that abide in him, for your Identity is there.
 あなたには、ただ彼の中にある不変で永遠なるものを受け入れることしか求められていません。というのも、あなたの真のアイデンティティーがそこにあるからです。

 The peace in you can but be found in him.
 あなたの中の平安は、彼の中にしか見出すことができません。

 And every thought of love you offer him but brings you nearer to your wakening to peace eternal and to endless joy.
 そして、あなたが彼に捧げる一つひとつのを込めた思いは、ただ永遠平安と果てしない喜びの中へのあなたの目覚めをよりいっそう近づけるばかりです。




4. This sacred Son of God is like yourself; the mirror of his Father's Love for you, the soft reminder of his Father's Love by which he was created and which still abides in him as it abides in you.
 この神聖な神の子はあなた自身と同じものです。神の子は、彼の父のあなたへのを映し出す鏡であり、彼を創造し、今でも彼とあなたの中に留まる父の大いなるを優しく思い出させてくれます。

 Be very still and hear God's Voice in him, and let It tell you what his function is.
 じっと静かにして、兄弟の中の神の大いなる声に耳を傾けて、その声に、彼の役割が何なのか教えてもらってください。

 He was created that you might be whole, for only the complete can be a part of God's completion, which created you.
 彼はあなたが完全になるようにと創造されたのです。というのは、完全であるものだけが、あなたを創造した神の完全な実現の一部となることができるからです。

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5. There is no gift the Father asks of you but that you see in all creation but the shining glory of His gift to you.
 ただあなたがすべての創造物のうちに、父からあなたへの贈り物の輝ける栄光を見ること以外に、父があなたに求める贈り物は何もありません。

 Behold His Son, His perfect gift, in whom his Father shines forever, and to whom is all creation given as his own.
 父の完璧な贈り物である神の子をよく見てください。彼の中で父は永遠に輝いているし、彼に対してすべての創造物が彼自身のものとして与えられています。

 Because he has it is it given you, and where it lies in him behold your peace.
 神の子があらゆる創造物を持っているがゆえに、それはあなたに与えられています。神の子の中のすべての創造があるところに、あなたの平安が見られます。

 The quiet that surrounds you dwells in him, and from this quiet come the happy dreams in which your hands are joined in innocence.
 あなたを包み込んでいる静寂は彼の内に留まり、この静けさから生じる幸せなの中では、あなたたちの手は潔白さの中でつながれています。

 These are not hands that grasp in dreams of pain.
 このつながれた手は苦痛のの中で握り合っているのではありません。

 They hold no sword, for they have left their hold on every vain illusion of the world.
 それらの手は剣を握ってはいません。というのは、彼らは、この世界の空疎な幻想を握り締めるのをやめたからです。

 And being empty they receive, instead, a brother's hand in which completion lies.
 空っぽになったその手は、代わりに、完全性が宿る兄弟の手を取ることになります。




6. If you but knew the glorious goal that lies beyond forgiveness, you would not keep hold on any thought, however light the touch of evil on it may appear to be.
 もしあなたが、赦しを越えたところにある輝かしいゴールを知ってさえいたら、あなたは、邪悪さの侵蝕する程度がどんなにわずかに見えるとしても、邪悪さが含まれているようないかなる思いにもしがみつこうとはしないでしょう。

 For you would understand how great the cost of holding anything God did not give in minds that can direct the hand to bless, and lead God's Son unto his Father's house.
 というのは、その手を祝福に向けて差し示して、神の子を彼の父の家へと導くことができる心に、神が与えなかったような思いを抱かせることに対する代償がどんなに大きなものになるか、あなたは理解することになるからです。

 Would you not want to be a friend to him, created by his Father as His home?
 あなたは、父によって神を宿す住処として創造された彼の友となりたいとは思わないでしょうか。

 If God esteems him worthy of Himself, would you attack him with the hands of hate?
 もし神が彼のことを神自らにふさわしいものとして尊重するのであれば、あなたは彼を憎しみに満ちた手で攻撃しようとするでしょうか。

 Who would lay bloody hands on Heaven itself, and hope to find its peace?
 いったい誰が天国そのものに血まみれの手を置きながら、天国平安を見出すことを望むというのでしょうか。

 Your brother thinks he holds the hand of death.
 あなたの兄弟は自分が死神の手を握っているものと思い込んでいます。

 Believe him not.
 彼を信じてはなりません。

 But learn, instead, how blessed are you who can release him, just by offering him yours.
 そうではなく、ただ自らの手をその兄弟に差し延べるだけで彼を解放してあげられる自分がいかに祝福されているかを学んでください。

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7. A dream is given you in which he is your savior, not your enemy in hate.
 その兄弟が憎しみに満ちたあなたの敵ではなく、あなたの救い主であるがあなたに与えられます。

 A dream is given you in which you have forgiven him for all his dreams of death; a dream of hope you share with him, instead of dreaming evil separate dreams of hate.
 あなたが彼の見ていた死のをすべて赦しているがあなたに与えられます。それは、憎しみに満ちた邪悪な分離したを別々に見るのではなく、希望に満ちた夢をあなたが彼と分かち合っている夢です。

 Why does it seem so hard to share this dream?
 この夢を分かち合うのが、どうしてそんなに難しいように思えるのでしょうか。

 Because unless the Holy Spirit gives the dream its function, it was made for hate, and will continue in death's services.
 その理由は、その夢は憎しみのために作られたがゆえに、聖霊がその夢に役割を与えないかぎり、そのまま死への奉仕を継続することになるからです。

 Each form it takes in some way calls for death.
 その夢がとる形はどれもみな、何らかの方法で死を求めているのです。

 And those who serve the lord of death have come to worship in a separated world, each with his tiny spear and rusted sword, to keep his ancient promises to die.
 そして、死という主に仕える者たちは、それぞれに小さな槍と錆びた剣を携えて、死ぬという古来の約束を果たすことで、分離した世界を賛美するために来ているのです。




8. Such is the core of fear in every dream that has been kept apart from use by Him Who sees a different function for a dream.
 こんなものが、すべての夢の中に見られる恐れの核心です。すべての夢は、夢のことを違う役目を果たすものと見ている聖霊によって利用されないように隔離されてきたのです。

 When dreams are shared they lose the function of attack and separation, even though it was for this that every dream was made.
 たとえすべての夢が攻撃や分離のために作り出されたものだったとしても、もし夢が分かち合われるなら、すべての夢は攻撃したり分離したりする作用をなくします。

 Yet nothing in the world of dreams remains without the hope of change and betterment, for here is not where changelessness is found.
 しかし、夢の世界の中のもので、変化や改善の望みがないままであり続けるものは何ひとつありません。というのは、この夢の世界は不変性を見出せる場所ではないからです。

 Let us be glad indeed that this is so, and seek not the eternal in this world.
 私たちで、この世界がこの通りであることを本当に喜んで、この世界の中に永遠なるものを探し求めるのはやめようではありませんか。

 Forgiving dreams are means to step aside from dreaming of a world outside yourself.
 赦しの夢は、あなた自身の外側にあると夢見ている世界から身を引くための手段なのです。

 And leading finally beyond all dreams, unto the peace of everlasting life.
 そして、赦しの夢は最終的には、あらゆる夢を超えて永遠の生命の平安へと導いてくれるのです。


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