FC2ブログ

S3-Intro,1 癒し 序文・1 病いの原因

2019年02月18日
祈りの歌 0




T19-1 癒しと信頼で述べられるように、癒しの対象は心であり、身体の癒しは心の癒しの結果として位置づけられるものです。



3. Healing- Introduction
 癒し〜序文



1. Prayer has both aids and witnesses which make the steep ascent more gentle and more sure, easing the pain of fear and offering the comfort and the promises of hope.
 祈りには、恐れが生む苦悩を和らげ、慰安と希望の約束を与えることで、険しい登り坂をより穏やかでより確かなものにするのを助けると同時に証明する味方がいます。

 Forgiveness' witness and an aid to prayer, a giver of assurance of success in ultimate attainment of the goal, is healing.
 この味方、赦しを証明することで祈りを助け、祈りが最終的に目標の達成に成功することを保証するのは癒しです。

 Its importance should not be too strongly emphasized, for healing is a sign or symbol of forgiveness' strength, and only an effect or shadow of a change of mind about the goal of prayer.
 もっとも、必要以上に癒しの重要性を強調すべきではありません。というのも、癒しは赦しの力を象徴する印であり、祈りの目的について心が変化したことを反映する結果でしかないからです。




3.- I. The Cause of Sickness
 病いの原因



1. Do not mistake effect for cause, nor think that sickness is apart and separate from what its cause must be.
 結果を原因と取り違えてはなりません。また、病気のことを、病気の原因にほかならないものから隔絶した無縁のものと考えてもなりません。

 It is a sign, a shadow of an evil thought that seems to have reality and to be just, according to the usage of the world.
 世界の慣習的な用法に従うかぎり、病気とは、邪悪な思考を反映する印であり、実在性を持っていて公正なものに思えます。

 It is external proof of inner "sins," and witnesses to unforgiving thoughts that injure and would hurt the Son of God.
 病気は内なる「罪」が外に露呈した証拠であり、その人が神の子を傷つけ、そして傷つけようとする許さない思いを抱いていることを証明します。

 Healing the body is impossible, and this is shown by the brief nature of the "cure."
 身体を癒すことは不可能です。このことは、「治癒」の効果が本質的に短期間しか続かないことに現れています。

 The body yet must die, and so its healing but delays its turning back to dust, where it was born and will return.
 すなわち、身体はいずれ必ずぬので、身体を癒すことは、身体が生まれて帰る場所である塵へと身体が帰るのをただ遅らせることにしかならないからです。



2. The body's cause is unforgiveness of the Son of God.
 神の子が許さない思いを抱くことが、身体を生じさせる原因です。

 It has not left its source, and in its pain and aging and the mark of death upon it this is clearly shown.
 許さない思いはその源を離れてはいません。このことは、身体の痛みや老化といったの印が身体に現れることに、はっきり示されています。

 Fearful and frail it seems to be to those who think their life is tied to its command and linked to its unstable, tiny breath.
 自分の生命が身体の命じるままにに束縛され、身体の不安定でかすかな息吹によってつなぎとめられていると思いこんでいる者たちにとって、身体は恐ろしくて脆弱なものに見えます。

 Death stares at them as every moment goes irrevocably past their grasping hands, which cannot hold them back.
 毎瞬がそれを掴み取ろうとする彼らの手を機械的にすり抜けて巻き戻せなくなるたびに、が彼らを凝視しています。

 And they feel fear as bodies change and sicken.
 そして、彼らは身体が変化し病むにつれて、恐れを抱きます。

 For they sense the heavy scent of death upon their hearts.
 というのも、彼らは自らの心に重苦しいの匂いを感じるからです。



3. The body can be healed as an effect of true forgiveness.
 真の赦しの結果として、身体は癒されることができます。

 Only that can give remembrance of immortality, which is the gift of holiness and love.
 ただ真の赦しだけがはないということを思い出させることができ、不であることこそ神聖さと愛の贈り物だからです。

 Forgiveness must be given by a mind which understands that it must overlook all shadows on the holy face of Christ, among which sickness should be seen as one.
 赦しは、自らがキリストの聖なる顔にかかるどんな影も無視すべきだと理解している心によって与えられるはずです。というのも、それらの影はすべて病んだ状態としてひとつのものとみなすべきだからです。

 Nothing but that; the sign of judgment made by brother upon brother, and the Son of God upon himself.
 病気とは、ただそれだけのもの、つまり、兄弟が兄弟に、神の子が自分自身に下した裁きの印でしかありません。

 For he has damned his body as his prison, and forgot that it is he who gave this role to it.
 というのは、彼は自らの身体を自分の牢獄として呪い、身体に牢獄の役目を与えたのが自分だということを忘れてしまっているからです。



4. What he has done now must God's Son undo.
 神の子はいまや、自分がなしたことを取り消さなければなりません。

 But not alone.
 しかし、彼はこれをひとりきりでなすわけではありません。

 For he has thrown away the prison's key; his holy sinlessness and the remembrance of his Father's Love.
 というのも、彼は牢獄を投げ捨ててしまっているからです。そのとは、彼の聖なる潔白さと彼の父の大いなる愛の記憶です。 

 Yet help is given to him in the Voice his Father placed in him.
 しかし、彼には助けが与えられており、それは、彼の大いなる父が彼のうちに置いてくれた大いなる声の中にあります。

 The power to heal is now his Father's gift, for through His Voice He still can reach His Son, reminding him the body may become his chosen home, but it will never be his home in truth.
 癒す力がいまや、彼の父なる神からの贈り物です。というのも、神の大いなる声を通して神は今なおわが子に思いを伝えて、子に、身体を自分の住処として選ぶことはできても、それは決して彼の真の家にはなりえないと思い出させることができるからです。



5. Distinctions therefore must be made between true healing and its faulty counterpart.
 そこで、真の癒しと偽りの癒しとを区別しなければなりません。

 The world of opposites is healing's place, for what in Heaven could there be to heal?
 対立からなる世界こそ、癒しが作用する場です。というのも、天国の中には、癒されるべきものなど何も存在しないからです。

 As prayer within the world can ask amiss and seeming charity forgive to kill, so healing can be false as well as true; a witness to the power of the world or to the everlasting Love of God.
 世界の中での祈りは、間違ったことを求めたり、見せかけの慈愛に滅ぼすための許しを求めたりできるので、癒しは本物にも偽物にもなりうるし、世界の力を証明することも神の永遠に続く大いなる愛を証明することもできます。


次

関連記事

気に入ったらシェア!

  • B!
  • LINE
  •         
 松山 健 Ken Matsuyama
この記事を書いた人:  松山 健 Ken Matsuyama




奇跡のコース(奇跡講座A Course in Miracles ACIM )テキスト・ワークブック・教師のためのマニュアルの日本語訳(和訳)・翻訳(対訳形式)と参考図書等を公開しています。

コメント0件

コメントはまだありません
未分類 (12)
奇跡のコース (5)
書籍 (4)
朗読 (1)
映画 (2)
アフォリズム (11)
教材 (3)
ネット (1)
テキスト (262)
┣  テキスト第1章(奇跡の意味) (7)
┣  テキスト第2章(分離と贖罪) (8)
┣  テキスト第3章(潔白な知覚) (7)
┣  テキスト第4章(エゴという幻想) (8)
┣  テキスト第5章(癒しと完全性) (8)
┣  テキスト第6章(愛のレッスン) (8)
┣  テキスト第7章(王国の贈り物) (11)
┣  テキスト第8章(戻りの旅路) (9)
┣  テキスト第9章(贖罪の受容) (8)
┣  テキスト第10章(病の偶像) (6)
┣  テキスト第11章(神かエゴか) (9)
┣  テキスト第12章(聖霊のカリキュラム) (8)
┣  テキスト第13章(罪なき世界) (12)
┣  テキスト第14章(真理のための教え) (11)
┣  テキスト第15章(神聖な瞬間) (11)
┣  テキスト第16章(幻想を赦す) (7)
┣  テキスト第17章(赦しと神聖な関係) (8)
┣  テキスト第18章(夢の消滅) (9)
┣  テキスト第19章(平安の達成) (9)
┣  テキスト第20章(神聖さのヴィジョン) (8)
┣  テキスト第21章(理性と知覚) (9)
┣  テキスト第22章(救いと神聖な関係) (7)
┣  テキスト第23章(自分自身との戦い) (5)
┣  テキスト第24章(特別であるという目標) (8)
┣  テキスト第25章(神の正義) (9)
┣  テキスト第26章(移行) (10)
┣  テキスト第27章(夢を癒す) (8)
┣  テキスト第28章(恐れを取り消す) (7)
┣  テキスト第29章(目覚め) (9)
┣  テキスト第30章(新たなる始まり) (8)
┗  テキスト第31章(最後のヴィジョン) (8)
ワークブック・パート① (238)
┣  レッスン1〜10 (10)
┣  レッスン11〜20 (10)
┣  レッスン21〜30 (10)
┣  レッスン31〜40 (10)
┣  レッスン41〜50 (10)
┣  レッスン51〜60 (11)
┣  レッスン61〜70 (10)
┣  レッスン71〜80 (10)
┣  レッスン81〜90 (11)
┣  レッスン91〜100 (10)
┣  レッスン101〜110 (10)
┣  レッスン111〜120 (11)
┣  レッスン121〜130 (10)
┣  レッスン131〜140 (10)
┣  レッスン141〜150 (11)
┣  レッスン151〜160 (10)
┣  レッスン161〜170 (10)
┣  レッスン171〜180 (11)
┣  レッスン181〜190 (11)
┣  レッスン191〜200 (10)
┣  レッスン201〜210 (11)
┗  レッスン211〜220 (10)
ワークブック・パート② (158)
┣  ワークブック・パート②特別解説 (15)
┣  レッスン221〜230 (10)
┣  レッスン231〜240 (10)
┣  レッスン241〜250 (10)
┣  レッスン251〜260 (10)
┣  レッスン261〜270 (10)
┣  レッスン271〜280 (10)
┣  レッスン281〜290 (10)
┣  レッスン291〜300 (10)
┣  レッスン301〜310 (10)
┣  レッスン311〜320 (10)
┣  レッスン321〜330 (10)
┣  レッスン331〜340 (10)
┣  レッスン341〜350 (10)
┣  レッスン351〜360 (10)
┗  レッスン361〜365 (3)
マニュアル (42)
心理療法 (13)
用語解説 (8)
祈りの歌 (15)