S3-3 分離 対 結合


3.- III. Separation versus Union
 分離 対 結合



1. False healing heals the body in a part, but never as a whole.
 偽りの癒しは、部分的に身体を癒しますが、決して全体的に癒すことはありません。

 Its separate goals become quite clear in this, for it has not removed the curse of sin that lies on it.
 この点で、偽りの癒しが分離した多様な目標を持つことがきわめて明白になります。というのも、偽りの癒しは、身体に課した罪の呪いを取り除いてはいないからです。

 Therefore it still deceives.
 したがって、偽りの癒しは依然として欺くのです。

 Nor is it made by one who understands the other is exactly like himself.
 それに、他者とはまさしく自分自身だと理解している者によって偽りの癒しがなされることはありません。

 For it is this that makes true healing possible.
 というのも、真の癒しを可能にするのはこの理解だからです。

 When false, there is some power that another has, not equally bestowed on both as one.
 癒やしが偽りであるなら、ひとつのものとして両者に等しく授けられたのではない、他者だけが持つ何らかの力が存在することになります。

 Here is the separation shown.
 ここに分離が表れています。

 And here the meaning of true healing has been lost, and idols have arisen to obscure the unity that is the Son of God.
 そして、ここで、真の癒しは意味を喪失し、神の子がひとつに結ばれていることを覆い隠すために偶像が生まれたのです。



2. Healing-to-separate may seem to be a strange idea.
 分離のための癒しは、奇妙な観念に思えるはずです。

 And yet it can be said of any form of healing that is based on inequality of any kind.
 それでも、いかなる種類であれ、不平等性に基礎を置く癒しは、どんな形のものであれ、分離のための癒しだと言えます。

 These forms may heal the body, and indeed are generally limited to this.
 これらの形は身体を癒すことがあるし、実際、たいてい身体を癒すことだけに限定されています。

 Someone knows better, has been better trained, or is perhaps more talented and wise.
 ある者はよりよく知っており、より修練を積んでおり、おそらくより才能に恵まれていて賢い。

 Therefore, he can give healing to the one who stands beneath him in his patronage.
 したがって、彼は、自分よりも下位に位置する者に恩恵として癒しを授けることができるのだと。

 The healing of the body can be done by this because, in dreams, equality cannot be permanent.
 身体の癒しはこのようにしてなされることができます。なぜなら、夢の中では、平等性は永続しないからです。

 The shifts and change are what the dream is made of.
 推移や変化こそ、夢を構成する素材なのです。

 To be healed appears to be to find a wiser one who, by his arts and learning, will succeed.
 癒されることは、より賢い者を見つけて、彼の技量と学びによってこそ成功するように見えます。



3. Someone knows better; this the magic phrase by which the body seems to be the aim of healing as the world conceives of it.
 よりよく知る誰か、これが、世界がそう見ている通りに、身体を癒しの対象とみなすための魔法の言葉です。

 And to this wiser one another goes to profit by his learning and his skill; to find in him the remedy for pain.
 だから、賢者の学びと彼の技能による恩恵に浴そうと、彼の許へと他者は赴き、彼の中に苦痛への治療を見出そうとします。

 How can that be?
 どうしてこんなことがありうるでしょうか。

 True healing cannot come from inequality assumed and then accepted as the truth, and used to help restore the wounded and to calm the mind that suffers from the agony of doubt.
 不平等性を前提にして、その上で、不平等性を真理として受け入れて、それを傷ついたものを回復させる助けとして用いて、疑念による苦悶で苦しむ心を宥めようとしても、真の癒しは訪れることはできません。



4. Is there a role for healing, then, that one can use to offer help for someone else?
 それでは、ある者がほかの誰かに助けを差し延べるために用いることのできる癒しのための役割は存在するでしょうか。

 In arrogance the answer must be "no."
 傲慢であるなら、その答えは「ノー」であるに違いありません。

 But in humility there is indeed a place for helpers.
 しかし、謙虚であるなら、本当に助け主たちには役割があると言えます。

 It is like the role that helps in prayer, and lets forgiveness be what it is meant to be.
 それは、祈りにおいての助けとなり、赦しをそれが意図された通りにあらしめる役割と同じです。

 You do not make yourself the bearer of the special gift that brings the healing.
 あなたは、自分自身を癒しをもたらす特別な天賦の才を持つ者と位置づけるべきではありません。

 You but recognize your oneness with the one who calls for help.
 あなたはただ、助けを求める誰かと自分が一体なのだと気づく必要があるだけです。

 For in this oneness is his separate sense dispelled, and it is this that made him sick.
 というのも、この一体性の中で、彼の分離の感覚は消え去るのだし、彼を病気にしていたのはこの分離感だったからです。

 There is no point in giving remedy apart from where the source of sickness is, for never thus can it be truly healed.
 病気の源のある場所とは別のところに治療を施しても無意味です。というのも、このようにして病気が真に癒えることは決してありえないからです。



5. Healers there are, for they are Sons of God who recognize their Source, and understand that all their Source creates is one with them.
 癒し主たちは存在します。というのは、彼らは、自らの大いなる源に気づいた神の子どもたちであり、自分たちの大いなる源が創造したものはすべて自分たちとひとつだと理解しているからです。

 This is the remedy that brings relief which cannot fail.
 これこそが、失敗のありえない救いをもたらす治療です。

 It will remain to bless for all eternity.
 その治療は、すべての永遠なる存在を祝福するために留まります。

 It heals no part, but wholly and forever.
 その治療は、部分的にではなく完全に、そして、永遠に癒します。

 Now the cause of every malady has been revealed exactly as it is.
 今や、あらゆる病気の原因がありのまま正確に明らかになりました。

 And in that place is written now the holy Word of God.
 だから、その場所には、今や、聖なる神の言葉が記されます。

 Sickness and separation must be healed by love and union.
 病気と分離は、愛と和合によって癒されるに違いありません。

 Nothing else can heal as God established healing.
 それ以外の何ものも、神が癒しを確立したように癒すことはできません。

 Without Him there is no healing, for there is no love.
 神がいなければ、いかなる癒しも存在しません。というのも、そこには、いかなる愛も存在しないからです。



6. God's Voice alone can tell you how to heal.
 神の大いなる声だけがあなたに、どのように癒せばよいか教えることができます。

 Listen, and you will never fail to bring His kindly remedy to those He sends to you, to let Him heal them, and to bless all those who serve with Him in healing's name.
 耳を澄ませてください。そうすれば、あなたは、神が彼らを癒せるようにするために、神があなたに送る者たちに、神の優しい治療をもたらすことにも、そして、癒しの名において神に奉仕するすべての者たちを祝福することにも、失敗しないでしょう。

 The body's healing will occur because its cause has gone.
 病気の原因が去ったので、身体の癒しが起こるでしょう。

 And now without a cause, it cannot come again in different form.
 今や原因がなくなったので、病気は形を変えて再び訪れることができません。

 Nor will death any more be feared because it has been understood.
 それに、もはや死は恐ろしくなくなるでしょう。なぜなら、死は理解されたからです。

 There is no fear in one who has been truly healed, for love has entered now where idols used to stand, and fear has given way at last to God.
 真に癒された者には、いかなる恐れもありません。というのも、今やかつて偶像を置くために用いられていた場所に愛が入り、ついに恐れが神に道を譲ったからです。


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