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M2 生徒とは誰か

今回は、教師のためのマニュアルから第2節の生徒とは誰かについてをご紹介します。




「God's Teacher speaks to any two who join together for learning purposes.
神の大いなる教師は、学ぶ目的のために一緒に結び付いているどのような二人に対してであっても、語りかけます。」
の「God's Teacher」(Tが大文字)は聖霊のことを、
「two who join together for learning purposes」は神の教師と生徒を指しています。

Section 2
Who Are Their Pupils?
神の教師たちの生徒たちとは誰のことか


1. Certain pupils have been assigned to each of God's teachers, and they will begin to look for him as soon as he has answered the Call.
 特定の生徒たちが神の教師の一人ひとりに割り当てられています。そして、一人の教師が召命に答えるとすぐに、生徒たちは彼のことを探しはじめます。

 They were chosen for him because the form of the universal curriculum that he will teach is best for them in view of their level of understanding.
 その生徒たちは、その教師のために選ばれたのです。というのも、その教師が教えることになる普遍的なカリキュラムの形態は、その生徒たちの理解のレベルに照らして最適なものだからです。

 His pupils have been waiting for him, for his coming is certain.
 教師の生徒たちは、彼の到来をずっと待っています。というのも、彼がやってくることは確実なことだからです。

 Again, it is only a matter of time.
 またしても、教師が到来することは、単に時間の問題にすぎません。

 Once he has chosen to fulfill his role, they are ready to fulfill theirs.
 いったん教師が自分の役目を果たすことを選択したなら、彼の生徒たちのほうも自分たちの役目を果たす準備が整います。

 Time waits on his choice, but not on whom he will serve.
 時間は、教師が選択することを待ちますが、彼が奉仕することになる生徒たちが選択するまでは待ってくれません。

 When he is ready to learn, the opportunities to teach will be provided for him.
 その教師に学ぶ準備ができたら、教えるための機会が彼のために用意されることになります。





2. In order to understand the teaching-learning plan of salvation, it is necessary to grasp the concept of time that the course sets forth.
 教えることによって学ぶという救済の計画を理解するためには、このコースの述べる時間の概念を把握することが必要です。

 Atonement corrects illusions, not truth.
 贖罪は、幻想を修正するのであって、真理を修正するのではありません。

 Therefore, it corrects what never was.
 したがって、贖罪は、いまだかつてあったことのないものを修正するということです。

 Further, the plan for this correction was established and completed simultaneously, for the
Will of God is entirely apart from time.
 さらに、修正のための計画は、それが立てられると同時に完了しているのです。というのも、神の大いなる意志は完全に時間から離れているからです。

 So is all reality, being of Him.
 現実についても同じく時間と無関係だということができます。現実は神に属するものだからです。

 The instant the idea of separation entered the mind of God's Son, in that same instant was God's Answer given.
 神から分離するという想念が神の子の心に入り込んだ瞬間、その同じ瞬間に神の大いなる答えが与えられたのです。

 In time this happened very long ago.
 時間の中においては、これははるか遠い昔に起こったことになっています。

 In reality it never happened at all.
 しかし、現実においては、神からの分離などまったく一度も起こってはいないのです。




3. The world of time is the world of illusion.
 時間の世界というのは、幻想の世界なのです。

 What happened long ago seems to be happening now.
 ずっと昔に起こったことがまるで今起きているかのように思えます。

 Choices made long since appear to be open; yet to be made.
 選択をしてからずっと経っているのに、まだ選択の余地があり、依然として選択できるように思えます。

 What has been learned and understood and long ago passed by is looked upon as a new thought, a fresh idea, a different approach.
 すでに学んで理解し、はるか昔に過ぎ去ってしまったものが、新しい思いであるとか、新鮮な着想であるとか、以前とは違った取り組みであるかのようにみなされているのです。

 Because your will is free you can accept what has already happened at any time you choose, and only then will you realize that it was always there.
 あなたの意志は自由なので、あなたは自分で選択したときにいつでも、すでに起こったことを受け入れることができます。そして、そのときになって初めて、あなたはそれがつねにそこにあったということに気づくことになるのです。

 As the course emphasizes, you are not free to choose the curriculum, or even the form in which you will learn it.
 このコースが強調するように、あなたはカリキュラムを自由に選択できないし、そのカリキュラムをどのような形で学ぶのかについてすら自由には選べません。

 You are free, however, to decide when you want to learn it.
 それでも、あなたはいつそのカリキュラムを学ぶことを望むかについては、自由に決めることができます。

 And as you accept it, it is already learned.
 そして、あなたがカリキュラムを受け入れることができたら、それはすでに学ばれたことになります。




4. Time really, then, goes backward to an instant so ancient that it is beyond all memory, and past even the possibility of remembering.
 そのとき、実際には、時間は、あまりに遠い昔のことであるために、すべての記憶を超越し、思い出す可能性すら通り越すほどの太古の一瞬へと遡ります。

 Yet because it is an instant that is relived again and again and still again, it seems to be now.
 しかし、その一瞬は、幾度も繰り返され、さらに延々と繰り返し再体験されているために、まるで今のことのように思えてしまっています。

 And thus it is that pupil and teacher seem to come together in the present, finding each other as if they had not met before.
 こうして、生徒たちと教師は、まるで以前には会ったこともなかったかのように、お互いを見い出し、現在において一緒になるように見えることになります。

 The pupil comes at the right time to the right place.
 生徒は、ちょうどよいタイミングでふさわしい場所へとやってきます。

 This is inevitable, because he made the right choice in that ancient instant which he now relives.
 これは必然的なことです。なぜなら、生徒は、今、彼が再体験しているあの太古の瞬間に正しい選択をしているからです。

 So has the teacher, too, made an inevitable choice out of an ancient past.
 その教師もまた同じように、太古の昔に一つの必然的な選択をしているのです。

 God's Will in everything but seems to take time in the working-out.
 あらゆることにおいて、神の大いなる意志は、それが成就するために時間を要するように見えているだけです。

 What could delay the power of eternity?
 いったい何が永遠の存在の力を遅らせることなどできるというのでしょうか。






5. When pupil and teacher come together, a teaching-learning situation begins.
 生徒と教師が一緒になったとき、教えることによって学ぶという状況が始まります。

 For the teacher is not really the one who does the teaching.
 というのも、実際のところ、その教師が教えることを行なう存在なわけではないからです。

 God's Teacher speaks to any two who join together for learning purposes.
 神の大いなる教師は、学ぶ目的のために一緒に結びついているどのような二人に対してであっても、語りかけます。

 The relationship is holy because of that purpose, and God has promised to send His Spirit into any holy relationship.
 その二人の関係性は、学びの目的のゆえに神聖なものです。そして、神は、どんな神聖な関係にも、神の大いなる霊を遣わすことを約束しているのです。

 In the teaching-learning situation, each one learns that giving and receiving are the same.
 教えることで学ぶ関係において、各自は、与えることと受け取ることは同じだと学びます。

 The demarcations they have drawn between their roles, their minds, their bodies, their needs, their interests, and all the differences they thought separated them from one another, fade and grow dim and disappear.
 彼らが、お互いが別々であると思う要因であった自分たちの役割、自分たちの心、身体、必要性、関心などのすべての相違の間に彼らが引いていた境界線は、徐々に色あせて霞んで行き、やがて消え去ることになります。

 Those who would learn the same course share one interest and one goal.
 同じ道を学ぼうとしている者たちは、一つの関心と一つの目標を分かち合っています。

 And thus he who was the learner becomes a teacher of God himself, for he has made the one decision that gave his teacher to him.
 こうして、学び手であった彼は、自分自身が神の教師となります。というのも、彼は、自分の教師が自分に与えられることになった同じ一つの決断をしたからです。

 He has seen in another person the same interests as his own.
 彼は、他の人の中に、自分自身と同じ利害があると見るようになったのです。



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