FC2ブログ

There Is No Spoon

ARTICLE PAGE

レッスン23「攻撃的な思いを放棄することによって、私は自分の見ている世界から逃れられる」

レッスン23です。

今日のテーマは「攻撃的な思いを放棄することによって、私は自分の見ている世界から逃れられる」です。




今日のテーマは恐怖から脱する唯一の方法で、失敗する余地のない方法だということです。


世界を変えようとどんなに努力しても無駄であり、それは、世界は心が投影されたスクリーンでしかないから、つまり、結果である世界は変えようがないので、変えるなら、その原因である心を変えるべきで、そうすれば自動的に結果も変わると言います。


原因である心を変える方法は、攻撃の思いを捨て去ることです。

攻撃の思いには、自分が攻撃する思いだけでなく、自分が攻撃される思いも含まれます。

攻撃心の放棄というと、非暴力主義、無抵抗、菜食主義という感じになりがちですが、表面上は似ていても中身は違います。


「5. The idea for today introduces the thought that you are not trapped in the world you see, because its cause can be changed.
 今日の考えは、あなたの見ている世界原因は変えることができるのだから、あなたはこの世界に閉じこめられているわけではないという考え方を導入します。

 This change requires, first, that the cause be identified and then let go, so that it can be replaced.
 この変化を起こすために必要なのは、まずは原因を見極め、それから、原因を手放し、そうすることで、原因を置き換えることができるようにすることです。

 The first two steps in this process require your cooperation.
 このプロセスにおける原因を見極めてから手放すという最初の2つのステップには、あなたの協力が必要です。

 The final one does not.
 原因を置き換えるという最後のステップには、あなたの協力は必要ありません。

 Your images have already been replaced.
 最後のステップまでには、あなたの抱くイメージはすでに置き換えられているからです。

 By taking the first two steps, you will see that this is so.
 最初の2つのステップを踏み出すことによって、あなたにも、これがその通りだとわかるでしょう。」

自分が世界に閉じ込められているわけではない、つまり、攻撃心を抱いて世界に投影し世界からの報復攻撃を恐れるという負のループにハマって自縄自縛に陥っていることが原因であることを見極めて、この原因を手放すことが必要です。

マリオに感情移入してゲーム世界に没入している子供は客観的にはゲーム世界に閉じ込められているわけではありません。

ゲームの主人公のキャラクターに同化して我を忘れるというゲームの面白さ(これは、この世界に参入する動機に通じる)に没頭して抜け出せなくなっているだけです。

子供は、我を忘れている状態から、自分を取り戻すことで現実世界に戻るわけです。
自分を取り戻すのは、夕飯時を告げるお母さんの呼び声だったり、最終ステージまでクリアしてもう飽きてしまったことだったり、なかなか上達せずに、意欲を失ってしまったことだったりと色々ありえます。

この世界に置き換えると、私たちは、神の子であるという本当の自分を忘れて、自分を無数に断片化してアバターである私たち人間になりきってこの世界というゲームセンターでの攻撃や死という遊びに没頭しているということになります。


非暴力主義でマリオに攻撃をやめさせたとしても、ゲーム世界からのマリオへの攻撃は続いて、何くそーっと復讐心がかえって募るばかりで、ますますゲームに没頭する度合いが強まるだけなのと同じように、私たちも攻撃や暴虐に対するカウンターアクトとして非暴力や無抵抗を使っても、「現実」である世界の非情さへの不平不満が募るだけです。


コースは、我を忘れてゲームに興じる私たちに、本当の自分を思い出させようと、主体の面、客体の面、時間の面、行動の面、世界の面と多面的にアプローチします。

自分は本当は人間ではなく神の子
世界は現実ではなく幻想
時間ではなく永遠が本当
実在するのは恐怖ではなく愛
罪は実在しないのだから赦しが当たり前


攻撃的思考の放棄は、攻撃→報復攻撃→それに対する防衛としての反撃という攻撃の応酬をストップさせます。
この攻撃の応酬が続く限りは、自分と兄弟の分離は当然の前提で、自他一体性の認識など無理ですが、応酬がストップすることが認識を可能にします。


この攻撃のループが罪を投影するスクリーンとしての世界の存続を維持しているという見極めが攻撃的思考の放棄であり、行動として非暴力・無抵抗になるか、攻撃するかは直接の関係はないように思います。

マリオにハマっている子がお母さんにしつこく呼ばれても、そのステージをクリアするなど、キリのいいところまで進めないことにはむしろゲーム世界に心残りをしてしまうように、世界から見れば、形として攻撃とされる行動を自らの役割として果たすことが、自分または他者が抱く攻撃心を解消する上で必要であれば、その役割を果たして内心から攻撃的思考を解消することが、世界への囚われから心を解くために役立つと言えるでしょう。

とにかく、理念先行で演繹的にこの教義からすればこう行動すべきだという発想ではなく、自分の気持ちを偽りなく見つめて認める勇気を持って世界への執着を放つには自分はどうすべきかという観点を忘れないことが必要に思います。



Workbook Lesson 23

I can escape from the world I see by giving up attack thoughts.
攻撃的な思いを放棄することによって、私は自分の見ている世界から逃れられる。





I can escape from the world I see by giving up attack thoughts.
攻撃的な思いを放棄することによって、私は自分の見ている世界から逃れられる。



1. The idea for today contains the only way out of fear that will ever succeed.
 今日の考えは、恐れからの脱出に必ず成功する唯一の方法です。

 Nothing else will work; everything else is meaningless.
 これ以外の方法はうまくいきません。これ以外の方法はどれも無意味です。

 But this way cannot fail.
 しかし、この方法は失敗しようのないものです。

 Every thought you have makes up some segment of the world you see.
 あなたの抱く一つひとつの思いが、あなたの見る世界のいずれかの部分を作りあげています。

 It is with your thoughts, then, that we must work, if your perception of the world is to be changed.
 そうだとすれば、もし世界についてのあなたの知覚を変化させようとするのであれば、私たちは、あなたの思考に働きかけなければなりません。



2. If the cause of the world you see is attack thoughts, you must learn that it is these thoughts which you do not want.
 もしあなたの見ている世界を引き起こしているのが攻撃的な思考なのだとすれば、あなたが学ばなければならないのは、自分が望まないようにすべきなのはそのような攻撃的な思考なのだということです。

 There is no point in lamenting the world.
 いくら世界のことを嘆いていても何の役にも立ちません。

 There is no point in trying to change the world.
 世界を変えようとがんばっても無駄です。

 It is incapable of change because it is merely an effect.
 世界は単に結果でしかないので、世界は変わることなどできないからです。

 But there is indeed a point in changing your thoughts about the world.
 しかし、世界についてのあなたの思考を変えることには、大いに意味があります。

 Here you are changing the cause.
 世界についての自分の思考を変えることで、あなたは世界の原因を変えることになるからです。

 The effect will change automatically.
 原因が変われば、その結果も自動的に変わるでしょう。



3. The world you see is a vengeful world, and everything in it is a symbol of vengeance.
 あなたの見ている世界は、復讐心に満ちた世界です。世界の中にあるものはすべて、復讐の象徴です。

 Each of your perceptions of "external reality" is a pictorial representation of your own attack thoughts.
 「外にある現実」についてのあなたの知覚はどれも、あなたが抱く攻撃的な思考が鮮明に映像化して表現されたものです。

 One can well ask if this can be called seeing.
 誰もが、こんなことが見ることと呼ぶに値するのか尋ねてみるべきです。

 Is not fantasy a better word for such a process, and hallucination a more appropriate term for the result?
 こんなプロセスには空想という言葉を用いるのがより的確で、そんな結果は幻覚と呼ぶほうが適切ではないでしょうか。



4. You see the world that you have made, but you do not see yourself as the image maker.
 あなたは自分の作り出した世界を見ています。しかし、あなたは自分を世界という映像の作り主だとみなしてはいません。

 You cannot be saved from the world, but you can escape from its cause.
 あなたは、世界から救われることはできませんが、あなたは世界の原因から逃れることができます。

 This is what salvation means, for where is the world you see when its cause is gone?
 これこそが救済が意味することです。というのも、世界の原因が消え去ってしまったとき、あなたの見ている世界はどこにもないはずだからです。

 Vision already holds a replacement for everything you think you see now.
 あなたが自分が今見ていると思っているすべてのものに置き換わるものを、すでにヴィジョンは用意しています。

 Loveliness can light your images, and so transform them that you will love them, even though they were made of hate.
 たとえそれらのイメージが憎しみから作り出されたものであったとしても、素晴らしい存在があなたが抱くイメージを照らして、あなたが愛せるようにそれらを変容してくれるでしょう。

 For you will not be making them alone.
 というのは、そのとき、あなたはそれらをひとりきりで作ることにはならないからです。



5. The idea for today introduces the thought that you are not trapped in the world you see, because its cause can be changed.
 今日の考えは、あなたの見ている世界の原因は変えることができるのだから、あなたはこの世界に閉じこめられているわけではないという考え方を導入します。

 This change requires, first, that the cause be identified and then let go, so that it can be replaced.
 この変化を起こすために必要なのは、まずは原因を見極め、それから、原因を手放し、そうすることで、原因を置き換えることができるようにすることです。

 The first two steps in this process require your cooperation.
 このプロセスにおける原因を見極めてから手放すという最初の2つのステップには、あなたの協力が必要です。

 The final one does not.
 原因を置き換えるという最後のステップには、あなたの協力は必要ありません。

 Your images have already been replaced.
 最後のステップまでには、あなたの抱くイメージはすでに置き換えられているからです。

 By taking the first two steps, you will see that this is so.
 最初の2つのステップを踏み出すことによって、あなたにも、これがその通りだとわかるでしょう。



6. Besides using it throughout the day as the need arises, five practice periods are required in applying today's idea.
 1日を通して、必要に応じて今日の考えを用いるほかに、今日の考えを適用する5回の実習時間をとる必要があります。

 As you look about you, repeat the idea slowly to yourself first, and then close your eyes and devote about a minute to searching your mind for as many attack thoughts as occur to you.
 自分の周りを見回しながら、まず今日の考えをゆっくりと繰り返し自分に言い聞かせてください。それから、目を閉じて、およそ1分かけて心の中を探して、思い浮かべられるかぎりの攻撃的な思いを見つけ出すようにしてください。

 As each one crosses your mind say:
 一つひとつの攻撃的な思いが心をよぎるたびに、次のように言ってください。


I can escape from the world I see by giving up attack thoughts about ______.
(   )についての攻撃的な思いを放棄することによって、私は自分の見ている世界から逃れることができる。


 Hold each attack thought in mind as you say this, and then dismiss that thought and go on to the next.
 このように言いながら、一つひとつの攻撃的な思いを心の中に留めて、それから、その思いを消し去って、次の思いへと移ってください。



7. In the practice periods, be sure to include both your thoughts of attacking and of being attacked.
 実習時間においては、必ず攻撃する思いと攻撃される思いの両方を含めるように注意してください。

 Their effects are exactly the same because they are exactly the same.
 攻撃する思いと攻撃される思いはまったく同じものなので、それらの結果もまったく同じなのです。

 You do not recognize this as yet, and you are asked at this time only to treat them as the same in today's practice periods.
 あなたは攻撃する思いと攻撃される思いがまったく同じだということをまだ認めてはいません。だから、この段階では、単に今日の実習の中で両者を同じものとして扱うことしかあなたには求められていません。

 We are still at the stage of identifying the cause of the world you see.
 私たちは依然として、あなたの見ている世界の原因を見極める段階にいます。

 When you finally learn that thoughts of attack and of being attacked are not different, you will be ready to let the cause go.
 あなたが最終的に攻撃する思いと攻撃される思いが異なるものではないと学んだとき、あなたはその原因を手放す用意ができるでしょう。


名称未設定



次

関連記事
攻撃原因世界必要意味脱出放棄恐れ現実空想

Comments 0

Leave a reply