
レッスン29「神は、私の見るあらゆるものの中にいる」
レッスン29です。今日のテーマは「神は、私の見るあらゆるものの中にいる」です。今日の考え方は、明らかに汎神論的な宣言です。コースを学ばれている方には、神は、この幻想世界を創造しなかったし、この世界は神の子が悪夢として誤創造した瞬間に取り消してしまっているので、この世界と神とは関わりを持たないはずなんじゃないの?それなのに、世界の森羅万象の中に神が宿っているというのは、矛盾するんじゃないの?と疑問を...

T12-6 キリストのヴィジョン
ワークブックの参考にテキストから、キリストのヴィジョンについての一節をご紹介します。’the real world’は「実相の世界」という呼び方が一般的ですが、「真の世界」としてみました。しっくりこない方は「実相の世界」「本当の世界」「世界の真の姿」「現実の世界」等と置き換えてみてください。真の世界は、あくまでも神の現実ではない幻想のひとつですが、投影によって曇った誤った知覚によるこの幻想世界の背後にある正しい知...

レッスン30「神は、私の見るすべてのものの中にいる。なぜなら、神は私の心の中にいるからだ」
レッスン30です。今日のテーマは「神は、私の見るすべてのものの中にいる。なぜなら、神は私の心の中にいるからだ。」です。...

レッスン31「私は、自分の見ている世界の被害者ではない」
レッスン31です。今日のテーマは「私は、自分の見ている世界の被害者ではない」です。ここ一連のレッスンは世界に関する知覚を逆転させようとするものです。昨日のレッスン30は、自分の好ましくないものを外に投影するのをやめて、自分の心の中に見つけたいものを外に見ようとするという新しい投影を用いようとしているということが説明されました。「神が自分の中にいる」という考えによって、エゴのスライドを外して、外の世...

レッスン32「私は自分の見ている世界をでっちあげた」
レッスン32です。今日のテーマは「私は自分の見ている世界をでっちあげた」です。私たちは、自分の外にある世界と自分の心の中(内側の世界)を別物として捉えています。これに対して、今日のレッスンは、両方とも、自分の想像の中に存在しているという考えを導入します。...

M23 イエス・キリストの名前
今回は、マニュアル第23節をご紹介します。イェシュア、「イエス・キリスト」は癒しにおいて特別の役割を持つのかというテーマです。結論は、当然のことながら、「イエス」です。...

M-Intro 教師のためのマニュアル序文
今回は、教師のためのマニュアルの序文をご紹介します。この世界の常識では、教育とは、教師が一方的に生徒に教えを授けるものであって、教師のほうが優れていて、劣っている生徒を引き上げてやる関係性として考えられています。これに対して、マニュアルは、このような世界の常識は、本当の役割とは逆になっているといいます。この点は、すでに「神の教師とは誰のことなのか」「生徒とは誰か」において、教えることで学ぶ教師の生...

レッスン35「私の心は神の大いなる心の一部だ。私はとても神聖な存在だ」
レッスン35です。今日のテーマは「私の心は神の大いなる心の一部だ。私はとても神聖な存在だ」です。今日のレッスンは、直接的に、私たちの自己イメージの修正を試みるものです。自分の中にある自分はこういう人間だという自己イメージを表す出来事や状況を言葉や文で表現して(たとえば、「私は、電車でお年寄りに席を譲りたくても恥ずかしくてそれができない臆病者だ」)、それに続けて、「そうだとしても、私の心は神の心の一...

T18-6 身体という牢獄
今回は、テキスト 第十八章 六 「身体を越えて」という一節をご紹介します。この一節では、身体は牢獄にたとえられます。たしかに、エゴの見る世界では、他人は自分とは隔絶した身体であって、自分は身体という可動式の独房の中に閉じこめられていて、五官という小さな窓を介してしか外を見ることができない寂しい囚人であるということになります。独房に収容されていることに気づく前の記憶は消去され、自分が誰なのか、何の咎...

レッスン36「私の神聖さは、私の見るすべてのものを包みこんでいる」
ワークブックのレッスン36です。今日のテーマは「私の神聖さは、私の見るすべてのものを包みこんでいる。」です。昨日のテーマは「私の心は神の心の一部だ。私はとても神聖だ」です。見る主体である私たちの心が神の一部である、そして、神の一部だけが有罪であるということはあり得ないのだから、私たちは神聖である、そして、私たちが神聖であるなら、私たちが物事を見る視覚も神聖なはずである、そうだとすれば、エゴがスライ...

正しい自己中になるにはどうすればよい?
自己中心的というのは、一般的には悪いイメージで捉えられます。しかし、正しい意味で自己中心的になることは、むしろ必要なことです。レコードは円盤の中心に穴が開いているからこそ安定して回転します。私たちも、正しくセンタリングしないかぎり、ずれた穴を中心にして回転するレコード盤のようにブレてひずみ、エキセントリックな振る舞いが平気でできてしまうようになってしまいます。夢の主人公で述べましたが、私たちが、世...

M4-1 神の教師の特性1(信頼)
今回は教師のためのマニュアルから第4節の一部をご紹介します。第4節は、神の教師の特性についての一節です。神の教師の備える次のような10の特性について説明されてゆきます。信頼 Trust正直さ Honesty寛容 Tolerance優しさ Gentleness喜び Joy無防備であること Defenselessness寛大さ Generousity我慢強さ Patience誠実さ Faithfullness開かれた心 Open-mindedness今回は、冒頭部分と最初の「信頼」をご紹介します。...

M4-2 神の教師の特性2(正直さ)
今回は、昨日に続いて、教師のためのマニュアル第4節から、神の教師の特性のひとつで、信頼に続く二つめの「正直さ」をご紹介します。StampGirl / Shutterstock.com...

テキストの通読が苦痛という場合
奇跡講座テキスト編、予想に違わず素晴らしい仕上がりですね(訳者の加藤 三代子さん、澤井 美子さん、本当にありがとうございます!!)とはいえ、意気込んで冒頭から読み始めたものの、ページ数に圧倒されて、読むのが苦しくなっている方もいらっしゃるかもしれません。一節ごとに関心を持って読めば、楽しくすら感じるものなのに、律儀に通読義務を自分に課してしまうと、苦行になってしまいかねません。このブログを読んでくだ...

T31-5 二つの顔
Kinoさん、ご質問ありがとうございました。正しい自己中になるにはどうすればよい?についてのご質問です。質問:「①今回のテーマはとても身近に思えますが、本記事では『正しい意味で自己中心的になること』=『正しいセンタリング、すなわち、自分のアイデンティティーを真の自分である大いなる自己に置き直すこと』とあり、所謂この世界における『自己中』の定義(ワガママ)とは関連が一切ないようにも読め、掴みあぐねていま...

T16-1 真の共感とは?
二つの顔で、共感、同情について触れましたので、参考になるように、該当箇所をご紹介します。この共感の一節は、世界の常識からするとかなり理解が難しいものです。大切な家族が、病気や怪我で苦しそうに唸っている場面で、その苦しみを一緒に味わってあげたいという思いは、自然にわき起こる感情であって、よいとか悪いという問題でなく、当然に共感が起こってくるように思います。現に、病気で苦しいほうからしても、家族が自分...

ワークブック レビュー序文
今日でワークブックレッスン50まで終わりました!一緒に取り組んでくださったみなさん、毎日よく継続していただきました。ありがとうございます。自分の中での変化を実感されていらっしゃる方も多いと思います。明日からのレッスン51以降では、これまでのレッスンの復習が続きます。復習に入る前の心構えを述べる序文をご紹介します。...