心理療法から、病気のプロセスについての一節をご紹介します。心理療法全体の序文で、病むことができるのは心だけなので、癒されうるのは心だけだから、存在しうる治療法は心理療法のみだということが示されていました。本節では、これを裏側から、すべての病気は心理的な病いであることが述べられます。その心理的な病いとは、神の子に対して間違った価値判断を下して裁くことによって、真理を虚偽とみなして偽りを真実だと狂信す...