
T2-6 恐れと葛藤
今回は、テキスト第二章から、「恐れと葛藤」という一節をご紹介します。本節では、恐れからの解放について述べられます。恐れは、愛の対概念で、実在する愛の不在に名前を付けた状態で、愛のような積極的な実在性を持たないということでした。つまり、恐れとは愛の欠如した状態に名前を付けただけのものであり、一見すると、愛と同じように積極的な実在性を持つものであるように思えるけれど、実は無だということです。この愛と恐...

T12-3 現実への投資
今回は、テキスト第十二章から、現実への投資という一節をご紹介します。"Investment"には、投資という意味があります。投資とは、見返りを得るために資本、元手を投下することです。本節での投資は、救済という見返りを期待して思いを注ぎ込むことというニュアンスになります。そして、救済をどのようなものとして捉えるかによって、投資の対象が変わることになります。この質問は二段構えになっていて、①何が救われるべきか、②ど...

レッスン135「もし私が自分自身を防衛しようとするなら、私は攻撃されることになる」
レッスン135です。「もし私が自分自身を防衛しようとするなら、私は攻撃されることになる」が今日のテーマです。「1. Who would defend himself unless he thought he were attacked, that the attack were real, and that his own defense could save himself? 自分が攻撃されたのであり、その攻撃は現実のことであり、そして、自分が防衛することで自分自身を助けられると思わないかぎり、誰が自分を守ろうとするでしょうか...

ワークブック レビュー3 序文
ワークブックのレッスンは、これから3回目の復習に入ります。これからの復習についての心構えを述べる序文です。これまでと同じように、復習の間は、レッスン自体の文章は簡潔で短いものになります。それだけに、やっつけ仕事のように儀式的に読むだけで終わってしまう期間にもなりがちです。この序文では、これからの復習への取り組み方が入念に説明されていますので、じっくり理解して、復習に備えていただければと思います。ま...

イェシュアの手紙
今回は、「イェシュアの手紙」の一節をご紹介します。↓アマゾンイェシュアの手紙(2007/12)マーク ハマー商品詳細を見る...

レッスン47「神こそが力だ。神の力強さを私は信頼する」
レッスン47です。今日のテーマは「神こそが力だ。神の力強さを私は信頼する」です。真の自信は、自分自身を信じることではなく、神を信じることで授かるということが語られます。私たちは、この世界に処するに際して自分として操縦するロボット、アバターであるエゴ・身体という機械人形のスペックの高さによって自信を強めたり弱めたりします。もちろん、エゴの観点で見れば、これは当然で正しいことです。私たちの多くは、完璧...

T4-5 悪名高きエゴですが、打ち倒すべき強敵なのでしょうか?
今回は、テキスト第四章からエゴと身体に関する一節をご紹介します。悪名高い「エゴ」ですが、私たちはエゴにどう対処すべきなのでしょうか?奇跡のコースでは、エゴが幻にすぎないとして、そもそも実在しないものとして取り消すための理解と対処についていろんな角度から説明します。それだけに、エゴを取り消すにしても、そのためにはどのようなスタンスで臨むべきなのか今ひとつ掴みきれないという感覚になってしまうことも多い...

change the world
「Therefore, seek not to change the world, but choose to change your mind about the world. 」 (テキスト 第二十一章 理性と知覚 序論)「Change the World」という有名な曲があります。 1996年の映画「フェノミナン」のサウンドトラックに収録されたベイビー・フェイスのプロデュースによるエリック・クラプトンのカバー・バージョンは大ヒットし、美しいメロディと歌詞で、私も大好きな曲です。「フェノミナン」自体も...