
T31-7 救い主のヴィジョン
人間が地上を変革しうるのは、霊界から探知し得た事柄を、地上に移しいれることによってである。この点にこそ、人間の使命がある。感覚的な地上世界は霊界に依存している。創造的諸力が隠されているあの世界に関与することによって初めて人間は地上で本当に有効な働きをすることができる。それゆえにこそ、霊界への参入を望むべきなのである。ルドルフ・シュタイナー(「いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか」より)心で見な...

T25-8 愛に戻される正義
Peace is more important than all justice; and peace was not made for the sake of justice, but justice for the sake of peace. どんな正義よりも平和のほうがずっと重要だ。平和が正義のために作られたのではなく、正義が平和のために作られたのだから。Martin Lutherマルティン・ルター11.16 人としての経験を求める衝動の最初のレッスンは、正しくあることに対する警告として現れます。その警告は、あなたが幻想の思考体...

T13-7 真の世界の幕開け
神秘学は、すべての人の魂に根をはることのできる、二つの思考内容から芽生えるのでなければならない。・・・二つの思考内容とは、第一に、可視的な世界の背後には不可視な世界があり、はじめは感覚とその感覚に結びついた思考にとって隠された世界であるということ、第二に、人間の中にまどろんでいる能力を開発すれば、この隠された世界に参入することが万人にとって可能であるということである。ルドルフ・シュタイナー(「神秘...

T12-5 正気のカリキュラム
教育は科学であってはなりません。芸術でなければならないのです。ルドルフ・シュタイナーなにかなそうと思う者は、なんらかの意味で馬鹿にならねばならないMichael Endeミヒャエル・エンデ三界の狂人は狂せることを知らず、四生の盲者は盲なることを識(し)らず、生れ生れ生れ生れて生の始めに暗く、死に死に死に死んで死の終りに冥(くら)し空海今回は、テキスト第十二章から「正気のカリキュラム」をご紹介します。狂気のカリキュ...

T12-3 現実への投資
あなたの求めるどんな認識内容も、あなたの知的財宝を蓄積するためのものなら、それはあなたを進むべき道からそらせる。しかしあなたの求める認識内容が人格を高貴にし世界を進化させるためのものであるなら、それは成熟への途上であなたを一歩前進させる。ルドルフ・シュタイナー(「いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか」より)何かやりたくないことがあったら、毎日必ずそれをやることだ。これが、苦痛なしに義務を果たす...

レッスン172「レッスン153と154の復習」
自分の欠点や弱点を克服する道はただ1つ、それを正しく認識することである。ルドルフ・シュタイナー(「いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか」)レッスン172です。今日はレッスン153と154の復習です。今日は、テレビドラマシリーズ「アップロード」です。アマゾンオリジナル作品で、今のところアマゾンプライムでしか見られないようです。近未来のデジタル世界の天国を題材にする物語です。Wikiあらすじ「シーズン...

レッスン137「私が癒されるとき、私だけが癒されるのではない」
高次の観点から見れば、個人の幸・不幸と全世界の運・不運とは密接に関係し合っている。このことは、まさに真の神秘学的考察を通して、確信できるものになる。自分の力を正しい仕方で発揮できない人は、世界中のあらゆる存在に害を加えている、と洞察するようになる。ルドルフ・シュタイナー(「神秘学概論」より)We are not born for ourselves alone.私たちは自分だけのために生まれたのではない。ラテン語に由来することわざも...

C3 赦しとキリストの顔
God has given you one face, and you make yourself another. 神はあなたにひとつの顔を授けたが、あなたは自分に別の顔を作り出した。William Shakespeareウィリアム・シェイクスピア愛を与えたり受け取ったりすることだけが個人の責任であるということを万人が理解しているような世界が想像できますか。友よ、その世界は、あなたが指先ひとつを動かせば手に入るようなものなのです。人生に何か欠乏があるときは、愛を持ち込むべ...

レッスン87「レッスン73と74の復習」
Michael Endeミヒャエル・エンデインタビュアー 『はてしない物語』と『モモ』は、シュタイナーの気に入るだろうと思いますよ。ミヒャエル・エンデ 私もそう思います。――いつも繰り返し彼が嘆いていたことのひとつは、なぜ彼らはいつも、私の言うことを何もかも真似をするのか、なぜ彼らは自主的にその先を進んでくれないのか――間違える危険を冒して、ということでした。自主的に道を進むことは、必ず危険がつきまといます。でも...

レッスン25「私には、物事が何のためにあるのかわからない」
神秘学徒は特定の事象が何を意味しているか、あれこれ考えることに終始してしまってはならない。・・・事物が何を意味するかを思弁的な悟性の力で決定しようとしてはならない。事物そのものに語らせねばならない。」ルドルフ・シュタイナー(「いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか」より)思い煩うことはない。人生に意味なんてないのだから。サマセット・モームLearn to get in touch with the silence within yourself, an...

change the world
高次の観点から見れば、個人の幸・不幸と全世界の運・不運とは密接に関係し合っている。このことは、まさに真の神秘学的考察を通して、確信できるものになる。自分の力を正しい仕方で発揮できない人は、世界中のあらゆる存在に害を加えている、と洞察するようになる。ルドルフ・シュタイナー(「神秘学概論」50ページ)Everyone thinks of changing the world, but no one thinks of changing himself.誰もが世界を変えたいと思う...

教師のためのマニュアル目次
教師のためのマニュアルの目次です。0 教師のためのマニュアル序文1 神の教師とは誰のことなのか?2 生徒とは誰か3 教えることの段階とは?4-1 神の教師の特性1(信頼)4-2 神の教師の特性2(正直さ)4-3 神の教師の特性3(寛容)4-4 神の教師の特性4(優しさ)4-5 神の教師の特性5(喜び)4-6 神の教師の特性6(無防備)4-7 神の教師の特性7(寛大さ)4-8 神の教師の特性8(我慢...