4. 、5.では、他者の赦しと私たちの赦しの関係について仕組みが解明されます。私たちは、邪悪なのはいつでも他人であり、自分は他者の罪によって傷つけられて危害を被る被害者であるように思います。しかし、このように、私たちは自分ではなく他者の中に罪を見ることを望んでいるけれど、私たちが他者に見る罪は自分の罪の投影なので、他者を赦すのは不可能だというのが真実であることが語られます。つまり、許すべきは自分の罪で...