
レッスン325「私が自分に見えていると思っているすべてのものは、想念の反映なのだ」
心暗きときは、即ち遭う所ことごとく禍(わざわい)なり、眼明らかなれば、即ち途に触れて皆宝なり(心眼が暗く曇っているとどんなことも災いに見えるが、心眼が澄んでいれば、すべてが宝だとわかる)。空海(性霊集巻第八 招提寺噠嚫文)五蘊の中の色薀は、このように身体を構成する五つの感覚器官(眼・耳・鼻・舌・身の五根)とそれらの五つの対象(色・声・香・味・触の五境)と法処所摂色は、意識の対象ですが、禅定のなかで...

P2-IV 病気のプロセス
病気は神が私たちを裁いていることの表れではなく、私たちが自分自身を裁いていることの表れです。神が私たちの病気を創造したと考えたとしたら、癒しを求めて神にすがることはできません。すでに明らかにしてきたように、神は善なるもののすべてです。神は愛だけを創造します。したがって、神は病気を創造しませんでした。病気は幻影であり、実際に存在するものではありません。それはこの世界における夢であり、私たちが自分で作...

P2-III セラピストの役割
There are only two people who can tell you the truth about yourself - an enemy who has lost his temper and a friend who loves you dearly.あなたに本当のあなたのことを告げることができる人は、ただ二種類しかいない。激高した敵とあなたを心から愛する友だ。Antisthenesアンティステネス今回は、セラピストの役割についての一節をご紹介します。分離が真実だと信じる狂気から正気に戻るプロセス心理療法は患者とセラピス...

P intro,1 心理療法(目的、プロセス、そして実践)
多くの人が「被害者意識の監獄」に留まるのは、無意識のうちにその方が安全だと感じるからだ。人は原因がわかりさえすれば、苦しみが和らぐと信じ、「なぜ?」という問いを繰り返す。なぜ、私はがんになったのか? なぜ、私は失業したのか? なぜ、パートナーは浮気をしたのか? 人は答えを探し、理解しようとする。まるで、なぜそんなことが起こったのかを説明する論理的な理由があるかのように。だが、理由を求めていては、責...