
S1-2 祈りの階梯
本節では、有名な「汝の敵を愛し、自らを迫害する者のために祈れ」が引用されます。マタイによる福音書第5章第43節~48節 「敵を愛しなさい43あなたがたも聞いているとおり、『隣人を愛し、敵を憎め』と命じられている。 44しかし、わたしは言っておく。敵を愛し、自分を迫害する者のために祈りなさい。 45あなたがたの天の父の子となるためである。父は悪人にも善人にも太陽を昇らせ、正しい者にも正しくない者にも雨を降らせて...

S1-1 真の祈り
一般的に、祈りは、いわゆるアファメーション、つまり、願望達成を祈願して肯定的な言葉を内心で繰り返して自己暗示するような心理的な活動というイメージで捉えられがちです。これに対して、本節では冒頭から、祈りは神に到達するための道であって嘆願や要求ではなく、祈りは何かを求めることではない、このことを理解しないかぎり祈りが効果を発揮することはないといいます。常識的な祈りのイメージを持ったままでいると、少し驚...

T5-intro 癒しと全体性
テキスト第5章の序論です。第5章は、「癒しと全体性」というタイトルです。短いですが、癒しの側面から簡潔にサンシップの本質を述べています。聖書には「己を愛するがごとく汝の隣人を愛せよ」(マタイによる福音書 /19章 19節、22章 39節)とあります。「右の頬を打つ者があれば、左の頬も向けよ」(マタイによる福音書 / 5章 39節、ルカによる福音書 / 6章 29節)とともに、キリストの言葉が、ただきれいごとを並べるだけの偽...

T16-3 教えの報い
テキスト第十六章から教えの報いという一節をご紹介します。コースは 教えることは、手本となって実証することであり、教えることは学ぶことに等しいと言います。「The course, on the other hand, emphasizes that to teach < is > to learn, so that teacher and learner are the same. これに対して、このコースは教えることは学ぶことと『同義』であり、それゆえ、教師と生徒は同じであると力説します。 It also emphasizes...

レッスン266「神の子よ、私の神聖な大いなる自己は、あなたの中にそのまま残っています」
レッスン266です。「神の子よ、私の神聖な大いなる自己は、あなたの中にそのまま残っています」が今日のテーマです。まず、身体とは何かをご覧ください。2.「How many saviors God has given us! 神は、なんと数多くの救い主たちを私たちに授けてくれていることでしょうか。 How can we lose the way to Him, when He has filled the world with those who point to Him, and given us the sight to look on them? 神が、神...