
S3-2 偽りの癒し 対 真の癒し
Death is a release from the impressions of the senses, and from desires that make us their puppets, and from the vagaries of the mind, and from the hard service of the flesh.死は、私たちを操り人形にしている感覚器官や欲望の影響からの解放であり、心の気まぐれや身体の重労働からの解放なのだ。Marcus Aurelius, Meditationsマルクス・アウレリウス偽りの癒しと心の癒し偽りの癒しは、病気や苦痛という形として表れ...

T24-2 特別であるという欺瞞
他人の魂の中に何が起こっているか気をつけていないからといって、そのために不幸になる人はそうそういるものではない。しかし、自分自身の魂の動きを注意深く見守っていない人は必ず不幸になる。マルクス・アウレリウスOne of the symptoms of an approaching nervous breakdown is the belief that one's work is terribly important. 自分の仕事はものすごく重要だと信じることは、精神の崩壊が近づいている兆候のひとつだ。Ber...

T25-Intro, 1 真理への絆
When I was 17, I read a quote that went something like: "If you live each day as if it was your last, someday you'll most certainly be right."私が17歳のとき、私は「もし君が毎日をそれがまるで人生最後の一日であるかのように生きるなら、必ずいつの日か君は、これがその通りだとわかるだろう」という言葉にどこかで出会ったのです。It made an impression on me, and since then, for the past 33 years, I have looke...

レッスン330「今日、私は自分自身をもう二度と傷つけることはしない」
君の肉体はまだこの人生にへこたれていないのに、魂のほうが先にへこたれるとは恥ずべきことだ。マルクス・アウレリウスブレイクスルー思考とは、「すべてのものごとには意味と価値があり、表面的には失敗・挫折・不運のように見えることも、すべて自分の成長のために用意されている順調な試練である」という信念を持つことによって、「その試練に挑戦するだけで、もう乗り越えたのと同じくらいの価値がある」と考えながら、人生の...

レッスン323「私は喜んで、恐れを『犠牲』にする」
恐れてはいけません。暗いものをじっと見つめて、その中から、あなたの参考になるものをおつかみなさい。夏目漱石(「こころ」より)Fear: False Evidence Appearing Real.恐れとは、間違った証拠がまるで本物のように見えている状態をいう。Unknown作者不詳Fear is pain arising from the anticipation of evil.恐れとは、害悪を予期することで生じる苦痛のことだ。AristotleアリストテレスIf you are distressed by anything ext...

レッスン315「私の兄弟たちが与える贈り物はすべて、私のものだ」
人に助けてもらうことを恥ずるな。なぜなら、君は兵士が城砦を戦いとるときのように、課せられた仕事を果たす義務があるからだ。もし君が足が不自由であって、胸壁をひとりでは昇ることができず、ほかの人の助けを借りればそれができるとしたらどうするか。マルクス・アウレリウスUnity and Diversity in the Body身体の中の統一性と多様性12 Just as a body, though one, has many parts, but all its many parts form one body, ...

レッスン175「レッスン159と160の復習」
ある人が私に対して罪を犯したって?それは彼が処理するだろう。彼は自分の気質、自分の活動を持っているのだ。私としては、現在宇宙の自然が私に今持てと命ずるものを持ち、私の内なる自然が私に今なせと命ずることを行っているわけだ。マルクス・アウレリウスAny fool can criticize, condemn, and complain but it takes character and self control to be understanding and forgiving.あら捜しをして非難し、不平不満を言うの...

T6-3 復讐してやりたいけど我慢しなきゃいけない?
一瞬だけ幸福になりたいのなら、復讐するがよい。永遠に幸福になりたいのなら、赦しなさい。アンリ・ラコルデールAnger is an acid that can do more harm to the vessel in which it is stored than to anything on which it is poured.怒りは酸であり、それを注ぐどんな対象よりも、それを溜める器により大きな害をもたらす。Mark Twainマーク・トウェインもっともよい復讐の方法は、自分まで相手と同じような行為をしないことだ...

M16 一日の過ごし方
Every day, think as you wake up, today I am fortunate to be alive, I have a precious human life, I am not going to waste it. 毎日、朝起きるたびにこう思うようにしなさい。今日、私は幸運にも生きていられた。私は人間として生きるかけがえのない一日を得たのだ。私は貴重な人生を無駄にする気はない。I am going to use all my energies to develop myself, to expand my heart out to others; to achieve enlightenment...

レッスン53(レヴュー:レッスン11~15)
Words which do not give the light of Christ increase the darkness.キリストの光を与えないような言葉は闇を増やしてしまいます。Mother Teresaマザー・テレサ今日は、マルクス・アウレリウス著「自省録」 (岩波文庫) をご紹介します。マルクス・アウレリウスについてのウィキを抜粋します。「マルクス・アウレリウス・アントニヌス(古典ラテン語:Marcus Aurelius Antoninus [notes 1]121年4月26日 - 180年3月17日[3])は、第...

M4-4 神の教師の特性4(優しさ)
「すべての魂は、その意志に反して真理を奪われている」という。正義や節制や善意やその他あらゆる同様の徳についても、奪われているのは同じことだ。このことをつねに念頭に置く必要が絶対にある。なぜならば、そうすることで、君はすべての人に対してもっと優しくなるはずだから。マルクス・アウレリウスマニュアル第4節の続きです。「優しさ」です。「Harm is the outcome of judgment. 危害とは、価値判断して裁くことの結果...

レッスン22「私が見ているのは、復讐のひとつの形だ」
もっともよい復讐の方法は自分まで相手と同じような行為をしないことだ。マルクス・アウレリウスSalvation is Within 救いは内にありJesus said, “If you give birth to what’s within you, what you have within you will save you. イエスは言われた。「もしあなたが自らの内にあるものに命を与え育むなら、あなたが自らの内に持つものがあなたを救うであろう。If you don’t have that within you, what you don’t have within y...

レッスン6「私の心が乱れているのは、そこにありもしないものを見ているせいだ」
If you are pained by external things, it is not they that disturb you, but your own judgement of them. もし君が何か外的な事実によって苦悩しているとしたら、その事実そのものが君を悩ましているわけではない。そうではなくて、その事実に関する君の価値判断が君を悩ませているのだ。And it is in your power to wipe out that judgement now.つまり、君には、今にも、その価値判断を一掃する力があるということだ。Marcus...

レッスン5「私は、決して自分が思っているような理由で心をかき乱されているのではない」
The only way to avoid being miserable is not to have enough leisure to wonder whether you are happy or not.惨めな気持ちになるのを避ける唯一の方法は、自分が幸福かどうかについて考える暇を持たないようにすることだ。George Bernard Shawジョージ・バーナード・ショーEvery day we have plenty of opportunities to get angry, stressed or offended. 毎日、私たちには、腹を立てたり、ストレスを感じたり、気分を損ねる...