
S3-2 偽りの癒し 対 真の癒し
Death is a release from the impressions of the senses, and from desires that make us their puppets, and from the vagaries of the mind, and from the hard service of the flesh.死は、私たちを操り人形にしている感覚器官や欲望の影響からの解放であり、心の気まぐれや身体の重労働からの解放なのだ。Marcus Aurelius, Meditationsマルクス・アウレリウス偽りの癒しは、病気や苦痛という形として表れている結果を取り除く...

T24-2 特別であるという欺瞞
他人の魂の中に何が起こっているか気をつけていないからといって、そのために不幸になる人はそうそういるものではない。しかし、自分自身の魂の動きを注意深く見守っていない人は必ず不幸になる。マルクス・アウレリウス今回はテキスト第二十四章から『特別であるという欺瞞」という一節をご紹介します。特別性は、犠牲、共感等と同じように、この世界では否定的な意味を付与される概念ではなく、尊ばれる概念です。コースは、これ...

T25-Intro, 1 真理への絆
完全な人格の特徴は、毎日をあたかもそれが自分の最後の日であるかのごとく過ごし、動揺もなく麻痺もなく偽善もないことにある。マルクス・アウレリウス今回は、テキスト第二十五章の序文と真理への絆という一節をご紹介します。Introduction 2.「The son of man is not the risen Christ. 人の子が、よみがえったキリストであるわけではありません。 Yet does the Son of God abide exactly where he is, and walks with him w...

レッスン330「今日、私は自分自身をもう二度と傷つけることはしない」
君の肉体がこの人生にへこたれないのに、魂のほうが先にへこたれるとは恥ずかしいことだ。マルクス・アウレリウスレッスン330です。「今日、私は自分自身をもう二度と傷つけることはしない」が今日のレッスンです。まず、創造ってなに?をご覧ください。T13-1 罪がないということは死はないということが参考になると思います。神の子は潔白であり、いかなる咎めも受けることのない傷つきえない不死の存在です。「2. Father, You...

レッスン315「私の兄弟たちが与える贈り物はすべて、私のものだ」
人に助けてもらうことを恥ずるな。なぜなら、君は兵士が城砦を戦いとるときのように、課せられた仕事を果たす義務があるからだ。もし君が足が不自由であって、胸壁をひとりでは昇ることができず、ほかの人の助けを借りればそれができるとしたらどうするか。マルクス・アウレリウスレッスン315です。「私の兄弟たちが与える贈り物はすべて、私のものだ」が今日のレッスンです。まず、最後の審判とは何かをご覧ください。今日のテ...

レッスン175「レッスン159と160の復習」
ある人が私に対して罪を犯したって?それは彼が処理するだろう。彼は自分の気質、自分の活動を持っているのだ。私としては、現在宇宙の自然が私に今持てと命ずるものを持ち、私の内なる自然が私に今なせと命ずることを行っているわけだ。マルクス・アウレリウスレッスン175です。今日は、レッスン159と160の復習です。今日は、G.I.グルジェフ著「ベルゼバブの孫への話―人間の生に対する客観的かつ公平無私なる批判」です...

M16 一日の過ごし方
Live as if you were to die tomorrow. Learn as if you were to live forever.明日死ぬかのように生きよ。永遠に生きるかのように学べ。Mahatma Gandhiマハトマ・ガンジーあたかも君がすでに死んだ人間であるかのように、現在の瞬間が生涯の終局であるかのように、自然に従って余生を過ごさなくてはならない。マルクス・アウレリウス今回は、教師のためのマニュアルの第16節の「神の教師は1日をどのように過ごすべきか」をご紹...

M4-4 神の教師の特性4(優しさ)
「すべての魂は、その意志に反して真理を奪われている」という。正義や節制や善意やその他あらゆる同様の徳についても、奪われているのは同じことだ。このことをつねに念頭に置く必要が絶対にある。なぜならば、そうすることで、君はすべての人に対してもっと優しくなるはずだから。マルクス・アウレリウスマニュアル第4節の続きです。「優しさ」です。「Harm is the outcome of judgment. 危害とは、価値判断して裁くことの結果...

レッスン22「私が見ているのは、復讐のひとつの形だ」
もっともよい復讐の方法は自分まで相手と同じような行為をしないことだ。マルクス・アウレリウスレッスン22です。今日のテーマは「私が見ているのは、復讐のひとつの形だ」です。自分は温厚な性格で攻撃や復讐なんて無縁だと思って暮らしている人からすると、「復讐」というのは過激な言葉で、ショッキングなテーマだと思います。でも、この世界に生まれ落ちている以上、どんなに自分が草食系で温和だと自負していようと、その人...

レッスン6「私の心が乱れているのは、そこにありもしないものを見ているせいだ」
君がなにか外的なことを理由にして苦悩するなら、君を悩ますのはその事実そのものではなくて、その事実に関する君の判断なのだ。マルクス・アウレリウス もしあなたが人を憎むなら、あなたは、あなた自身の一部でもある彼の中の何かを憎んでいるのだ。我々自身の一部でないようなものは、我々の心をかき乱さない。ヘルマン・ヘッセワークブックのレッスン6です。テーマは、自分の心が乱れているのは、ありもしないものを見ている...