もしあなたが、エゴの感覚はどうやったら乗り越えられるのかと尋ねるなら、私は、なぜそうしたいのかと尋ねる。もしあなたが、自己超越という「より高位の精神的地位」にあれば自分のエゴはもっと気分がよくなるだろうから、といった誠実な答え方をしてくれるなら、あなたはやがて、エゴとしての自分はまがいものだということを悟るだろう。あなたには、まるで自分が玉ねぎのように思えるだろう。皮また皮、逃げ口上に次ぐ逃げ口上...