
T13-11 天国の平安
今回は、テキスト第13章から「天国の平安」という一節をご紹介します。天国には平安のみがあります。しかし、平安の対極としての葛藤や紛争が絶えないこの世界では、天国の平安は想像もつきません。天国には光のみがあります。しかし、この世界では、光を遮る障害が影を作り、光の対極である闇があるように見え、光のみの世界は想像もできません。光を遮る障害が影を投ずるように、心が分離幻想を抱きエゴに寄生されると、平安の...

T4-6 神からのご褒美
今回はテキスト第四章から「神からの報い」という一節をご紹介します。1.「Only your allegiance to it gives the ego any power over you. エゴに少しでもあなたを支配する力を与えているものがあるとすれば、それはただ、あなたのエゴに対する忠誠心だけです。」これは、私たちは、寄生虫やウィルスのように、エゴに憑りつかれて逃れようにも逃れられないというわけではなく、私たちが自分からエゴを客として迎え入れて大事にし...

T12-4 終わりのない探求
今回は、テキストから、探求と発見という一節をご紹介します。自分の外を探さないが参考になると思います。奇跡のコースに出会うまでは、「愛」という言葉に対して、空々しいイメージを抱いたり、素直に受け入れられない反発を感じたりしていたという人も多いでしょう。愛とはひとつである実在の状態そのものであり、ひとつに結びつこうとする作用であり、実在するのは、一者である神の大いなる愛だけです。分離幻想によって生じた...

C epi すでに到達している目的地への旅
用語解説のエピローグをご紹介します。私たちの旅には目的地への到達が約束されていることが語られます。この旅路は、今いるところを地獄として、どこか遠くにあるはずの天国に向かう長い時間をかけた旅というわけではないということは、赦しとキリストの顔でも述べられているとおりです。象徴的に旅に喩えていますが、ある場所から別の場所へ、ある時間から別の時間へと移動する旅ではなく、ある心境から別の境地へと心理状態がシ...