
T26-2 多様な形態へのたったひとつの修正
今回は、テキスト第二十六章から「多様な形態、たったひとつの修正」という一節をご紹介します。今回のテーマは「問題の解決」です。聖霊の解決の仕方は、知覚の仕方の誤りを修正するというやり方です。エゴは、間違って知覚したものを基盤にして、その土俵の上で解決を探そうとします。土台そのものが誤っているので、決して真の解決にはたどり着きません。これに対して、聖霊のやり方は、「問題」は知覚の仕方が間違っていたため...

レッスン55(レヴュー:レッスン21~25)
レッスン55です。今回はレッスン21~25の復習です。復習期間に入って5日目ですが、中だるみしている人もいるのではないでしょうか。今後の復習期間では、参考になるような映画や書籍の紹介をしてみなさんの関心を保つようにしていますが、そもそも復習期間に入ると、学習が停滞したように感じるとしたら、それはコースの本の文章を読むことがレッスンを実践することになるという大きな勘違いをしている証拠でもあります。た...

レッスン26「私の攻撃的な思考が、私の傷つきようのない不滅性を攻撃している」
レッスン26です。今日のテーマは、「私の攻撃的な思考が、私の傷つきようのない不滅性を攻撃している」です。今日のレッスンの目標は、私たちが攻撃によって傷つきうる存在なのか、それとも、攻撃によっても傷つきようのない存在なのかを決めるのは、私たち自身の思いの結果であるということを理解することです。自分が他者を攻撃することが可能だと信じるなら、自分を通して影響を及ぼせる他者は当然同じように、逆に、自分に対...

レッスン25「私には、物事が何のためにあるのかわからない」
レッスン25です。今日のテーマは「私には、物事が何のためにあるのかわからない」です。昨日のレッスンの私たちは自分にとっての最善の利益がわかっていないというテーマの続きです。私たちは、現在のところ、エゴの観点から私たちが世界に割り当てている「個人的な」利益を図ることが物事が存在する意味だと考えています。そして、この考えのせいで、私たちには、世界や世界の中の物事が何のためにあるのかわからなくなってしま...

レッスン24「私は、自分の最善の利益がわかっていない」
レッスン24です。今日のテーマは「私は、自分の最善の利益がわかっていない」です。解決を要する状況において、自分にとってどのような解決が最善か、私たちはわかっているようでいて、実はわかっていません。「はたらく細胞」は、体の細胞を擬人化した漫画ですが、奇跡のコースの神の子の概念を理解するうえで、とても役立つので、ぜひ読んだり、アニメを観たりしていただきたいと思います。「ユミの細胞たち」も同じように、と...

M1 神の教師とは誰のことなのか?
今回は、教師のためのマニュアルから、神の教師は誰のことなのかというテーマについての一節をご紹介します。結論は、自分でそうなると決めた人であれば、誰でも神の教師になるということです。ただし、単なる自称「神の教師」ではなく、ただひとつの要件があります。それは、次のようなものです。1.「His qualifications consist solely in this; somehow, somewhere he has made a deliberate choice in which he did not see h...