
T29-1 隙間を閉じる
今回は、テキスト第二十九章から、隙間を閉じるという一節をご紹介します。分離した神の子たちがお互いの間にあってほしいと望む隔たり、わずかな隙間というひとつの分離幻想が、時空となり、キリストの顔にかかる影となり(T26-8 救いはもう、済んでいる)、他者と離れたままでいたいと願い、この隔たりを保ったままでいたいとの願望を各自が抱き、その秘密の願望同士が暗黙裡に合意に達することによって、秘密の誓約が交わされ、...

レッスン274「今日は愛のものだ。私が恐れませんように」
レッスン274です。「今日は愛のものだ。私が恐れませんように」が今日のテーマです。まず、キリストってなに?をご覧ください。神の子は自分自身とも神ともひとつであることによる愛に満たされた神聖で潔白な存在です。それなのに、私たちは、自分を神から分離し、自分自身を無数の断片へと細分化して、自分が神聖で潔白な神の子であることを忘れ、反対に罪が実在するものと信じて、罪悪感を抱いてそれを投影して、非難し攻撃し...

T24-1 愛の代用としての特別性
テキストから、愛の代用としての特別性についての一節をご紹介します。私たちは、特別という言葉に弱いものです。人とは違う特別な存在になりたい、特別なものを得たい、平々凡々では満足なんかできないと。たしかに、自分が特別だと感じたり、特別扱いされたりするととても気分がよいもので、エゴが尻尾をふりふりしてよだれを垂れ流しながら喜ぶのがよくわかります。しかし、特別性は、全体の中のひとかけらにだけ、よいものや悪...

T26-6 定められた友
今回は、テキスト第二十六章から、定められた友という一節をご紹介します。「2. Lead not your little life in solitude, with one illusion as your only friend. ひとつの幻想を自分の唯一の友とすることで、あなたの短い人生を孤独へと導いてはなりません。」「3. Who dwells with shadows is alone indeed, and loneliness is not the Will of God. 影と一緒に住んでいる者は本当に孤独です。しかし、孤独になることは神の意...

レッスン121「赦しこそが幸せの鍵だ」
さあ、復習期間が終わって、今日からまた新たな取り組みが始まります。レッスン121です。「赦しこそが幸せの鍵だ」が今日のテーマです。今日のレッスンでは、具体的な赦しの実践法について述べられます。自分の嫌いな人物と自分が友人だと思っている人物に登場してもらい、嫌いな人物の醜く見えている姿が光り輝くまでのプロセスを知覚し、その人の周囲に見えるようになったその光を今度は友人の方に移し、友がそれ以上の存在、...