
T4-7 創造とコミュニケーション
今回は、テキスト第四章から、「創造とコミュニケーション」をご紹介します。本節でも出てくる"Being"と"Existence"との区別を確認しておきましょう。コースでは、"Being"と"Existence"の両方の概念の意義を区別して用いており、両者には、きわめて重要な相違があります。"Being"は、天国、神の現実にある状態を意味し、このサイトでは、「実在」または「現実」という訳語を用いています。同じ状態を指して"Real"、"Reality"等の用...

T1-2 啓示と奇跡はどう違うの?時間とはどんな関係にある?
今回はテキスト第一章から、「啓示、時間そして奇跡」という一節をご紹介します。3.「There is nothing about me that you cannot attain. 私の持ち合わせるもので、あなたたちが手に入れられないものは何ひとつありません。 I have nothing that does not come from God. 私の持つもので神に由来しないものは何ひとつありません。 The difference between us now is that I have nothing else. 今のところ、あなたたちと私と...

T1-intro,1 奇跡の原理
今回は、テキストの第一章から序文と奇跡の原理をご紹介します。奇跡の原理は、ある意味、奇跡のコースの精髄的なものということができます。分厚い本の全体で言葉を尽くして説明していることが凝縮されたものなので、背景を理解せずに、いきなり示されても、よく意味がわからないということになるのが当然です。ある程度勉強してから読んでこそ、より理解が深まると思います。このブログでしか奇跡のコースに触れていないという方...

分かち合い
奇跡のコースは、分かち合い、共有すること、持っているものを与えることを求めます。何かを分かち合ったり、自分のものを人にあげることは、一見すると、それを独り占めしている状態に比べて損なことのように思えます。また、誰かの持っているものを得る場合に、ただで手に入れられれば、それに越したことはなく、高い代金を支払うならそれは損をしていることだという風にも思えます。この発想は、バラバラに分離した個別の自己の...