
T31-4 真の選択肢
今回はテキスト代三十一章から「真の選択肢」という一節をご紹介します。この世界の中で提示される選択肢、この世界の道、これらはすべて幻想であり、どの選択肢を選びどの道を進もうと、失望と死に辿りつくことしかできません。というのも、世界は、私たち分離した自己にさまざまな問題を抱えさせて、幻想の迷路の中で右往左往させて真の目的地にたどり着かないように留め置くために作り出されたものだからです。どの道を選ぼうが...

レッスン81「レッスン61と62の復習」
レッスン81です。今日、復習するテーマは、次のふたつです。61 I am the light of the world. 私は世界の光だ。62 Forgiveness is my function as the light of the world. 赦しこそ、世界の光としての私の役目だ。復習のやり方についての序文の要約を張り付けておきます。[序文]1.前回の復習期間後のレッスンについて毎日ふたつずつの考えを復習します。毎日の前半は、その二つのうちの一つの考えに、その日の後半は、...

レッスン79「問題を解決できるように、私に問題を認識させてください」
レッスン79です。今日のテーマは「問題を解決できるように、私に問題を認識させてください」です。今日のレッスンは、分離という問題は本当はすでに解決しているのに、私たちが問題が解決されていることに気づいておらず、問題が認識されていないために、解決法も認識されていないと言います。「1. A problem cannot be solved if you do not know what it is. もしあなたに問題が何なのかわかっていないなら、問題が解決され...

レッスン64「私が自分の役目を忘れずにいられますように」
レッスン64です。今日のレッスンは「私が自分の役目を忘れずにいられますように」です。これは「私が誘惑に負けませんように」という言葉を違う形で言い換えたものでしかないと冒頭で述べられます。つまり、すべての誘惑は、私たちに自分の役目を忘れさせて、私たちが役目を担うことも、役目を果すこともないままにするためのものだということです。先取りになりますが、明日のレッスン65では、自分の唯一の役目を果たす方法は...

エゴの抵抗
Kinoさん毎度ありがとうございます。ワークブックレッスン63についてのご質問です。「[赦し]の意義読解はそう困難ではなかったですけど、ワークブックでの落とし込みとなると、とたんに心が抵抗しているのが分かります。欠乏感が、[光]を、前の記事でいう[偶像]に思わせてしまう感じです。kenさん、アドバイス頂けないでしょうか?」「[赦し]の意義読解はそう困難ではなかったですけど、」というのが表層的な感覚でしかないとい...

レッスン50「私は神の大いなる愛に支えられている」
レッスン50です。今日のテーマは「私は神の大いなる愛に支えられている」です。エゴの観点では、この世界で自分の支えになるのは、薬やお金、影響力ある人脈、地位、名声、人気といった偶像です。これに対して、聖霊の観点では、自らの中に神の愛があると信頼することが支えとなります。リアル世界の肉体を衰弱させて命を縮めてまで、ネットゲーム内でアバターが身につけたり手に入れたりする衣服や武器、道具、お金を増大させる...

レッスン48「恐れることなど何もない」
レッスン48です。今日のテーマは「恐れることなど何もない」です。生きているうちに、いつかそれが真理であることを確信しながらこの言葉を本気で言ってみたい、と誰もが思うことでしょう。恐怖とは、恐怖を感じる主体が、自分に危害が及ぶ可能性を認識して、危害が現実になった場合を思い描いて現在の安定・安心を喪失することになることを予期して心に不安や混乱が生じて動揺することです。恐怖は、①主体がアイデンティティー...

レッスン38「私の神聖さにできないことなど何もない」
レッスン38です。今日のテーマは「私の神聖さにできないことなど何もない」です。自分を人間とみなして、自分のことをこの世界に閉じ込められた羊の群れのように捉える感覚に囚われているかぎり、今日のテーマは虚しく響くだけに終わります。しかし、人間としての私たちが架空の世界の中で遊ぶためのアバターであるとすれば、本当の私たちはアバターを操縦しているアバター以外の存在であることになるので、この考えの理屈、仕組...

レッスン7「私はただ過去だけを見ている」
レッスン7です。Workbook Lesson 7I see only the past私は、ただ過去だけを見ているこれから時間に関するテーマがレッスン10まで続きます。私たちがただ過去しか見ていないというのは、なかなか最初は受け入れにくいのではないでしょうか?私たちは、自分たちが毎瞬毎舜移り行く現在を見ているつもりでいますし、しっかり意識すれば、過去の記憶や未来への期待や憂慮に影響されることなく、ありのまま「今ここ」に集中して目の...