
T4-7 創造とコミュニケーション
今回は、テキスト第四章から、「創造とコミュニケーション」をご紹介します。本節でも出てくる"Being"と"Existence"との区別を確認しておきましょう。コースでは、"Being"と"Existence"の両方の概念の意義を区別して用いており、両者には、きわめて重要な相違があります。"Being"は、天国、神の現実にある状態を意味し、このサイトでは、「実在」または「現実」という訳語を用いています。同じ状態を指して"Real"、"Reality"等の用...

T6-5C 神と神の王国にのみ注意を向ける
今回は、テキスト第六章 第五節 聖霊のレッスンCの「神と神の王国に対してのみ注意深くありなさい」という一節です。6. では、A、B、Cの各ステップが整理してまとめられます。「6. You learn first that having rests on giving, and not on getting. あなたはまず、所有することは手に入れることによるのではなく、与えることに基盤を置くものだと学びます。 Next you learn that you learn what you teach, and that you ...

レッスン130「ふたつの世界を見ることは不可能だ」
レッスン130です。今日のテーマは「ふたつの世界を見ることは不可能だ」です。T18-9 ふたつの世界が参考になると思いますので、御覧ください。「The real and the unreal are all there are to choose between, and nothing more than these. 選べるのは実在するものと実在しないものだけであり、これ以外には何も選べません。6. Today we will attempt no compromise where none is possible. 今日、私たちは、妥協の余地の...

T6-5A 持っていること=与えること
今回はテキストから、持っているためには与えることだという一節をご紹介します。聖霊のレッスンは、つぎの教えで始まります。5.「To have, give all to all.持っているために、みんなにすべてを与えなさい。」欠乏マインドでいるかぎり、この教えには納得できないままです。客観的にはすべてを持っているというのが事実だとしても、主観的にそのうちの砂粒のような一点だけしか自分は持っていないと信じているかぎり、すべてを持...

欲望
アシュターヴァクラ・ギーターから「欲望」をご紹介します。...

レッスン10「私の思考は、何も意味しない」
レッスン10です。今回のテーマは「私の思考は、何も意味しない」です。レッスン1で、自分が見るものには何の意味もない、レッスン4で自分の目にするものに関する自分の思いには何の意味もないというテーマが出てきましたが、今回は、対象が自分の周囲の物事とつながりのない自分の思考そのものになっています。知覚するものや、知覚に関連する思考だけでなく、私たちの思考自体が無意味であるのは、私たちという個別意識、つま...

T17-4 ふたつの絵
今回は、特別な関係と神聖な瞬間に関する「ふたつの絵」という一節をご紹介します。「特別な関係」というのは、エゴがそのエネルギー源である罪悪感を保つために、特別だと思える他者との間に作り出す関係性です。エゴが信じる欠乏や必要性を満たしてくれる特性を備えているように見える他者(この他者も同じような必要性を満たしてくれる誰かを求めています)と関わることで愛の代用にしようとする場合が特別な愛情関係です。反対...