
S3-3 分離 対 結合
本節では、「偽りの癒し」、つまり、分離するための癒しについて語られます。「真の癒し」を可能にするのは、他者とはまさに自分自身と同じだという理解であり、このような理解を抱く者には偽りの癒しをなすことはできません。とくに身体の癒しは偽りの癒しになりがちですが、少しでも不平等性に基礎を置く癒しは、分離するための癒しです。分離するための癒しは、学識と経験のある有能で賢明な誰か、優れた高みにある人物が、彼よ...

T16-2 神聖さの力
今回は、テキスト第十六章から、「神聖さの力」という一節をご紹介します。2.「A better and far more helpful way to think of miracles is this: 奇跡について考えるうえでより役に立つ考え方は、次のとおりです。 You do not understand them, either in part or in whole. すなわち、部分的にであれ全体的にであれ、あなたは奇跡を理解していません。 Yet they have been done through you. それなのに、これまであなたを...

T1-7 妄想の生まれてくる過程
テキスト第一章から、奇跡への衝動の歪曲という一節をご紹介します。この節では、ヴィジョンが歪曲されて空想、妄想が生じる仕組みが解き明かされます。後半では、コースの学習における基礎固めの重要性についても語られます。2.「You can use your body best to help you enlarge your perception so you can achieve real vision, of which the physical eye is inapable. あなたは、自分の身体を自分の知覚力を拡大する助けと...

M4-3 神の教師の特性3(寛容)
マニュアル第4節の続きです。3つめの特性は「寛容」であることです。本節は、裁くこと、つまり、物事の価値判断をすることは、2つ目の特性であった正直さをを失う自己欺瞞であるといいます。裁きは、自他を分離して、自分なりの価値基準に従って、すべての物事を序列化して評価し、価値あるものと無価値なものを分離し、無価値と評価するものを排除することです。神の子は、すべてであると同時にすべてを持っている存在なので、...