
T31-7 救い主のヴィジョン
テキスト第31章から救い主のヴィジョンをご紹介します。本当の自分ではない偽りの自己でありたいという願望が誘惑であり、それは地獄にとどまって惨めなままでいたいという願望です。救い主のヴィジョンとは、自らの目と目にするものとの間に一切の自己概念を介在させることなく、自らの本質である光を当てて見るものを真にありのままの姿として見て、自分が目にするすべてのものの中に自らの潔白さを見ることによって、自分の目...

T24-2 特別であるという欺瞞
今回はテキスト第二十四章から『特別であるという欺瞞」という一節をご紹介します。特別性は、犠牲、共感等と同じように、この世界では否定的な意味を付与される概念ではなく、尊ばれる概念です。コースは、これらの概念を否認するので、コース「信者」の人の中には、素直に受け止めて、頭ごなしに、一切、特別であることや犠牲を払うことや他者に共感することは間違いだと考えてしまうこともあるかもしれません。しかし、コースが...

T15-8 唯一の真実の関係
今回はテキスト第十五章から「唯一の真実の関係」という一節をご紹介します。「唯一の真実の関係」とは、神と神の子との関係、つまり、神と私たちとの関係です。それは、神は神の子とひとつであるという関係であり、分離は存在しないがゆえに、私たちが分離しているという錯覚を聖霊が取り消して、私たちを神とひとつに結びつける三位一体の関係です。「5. The Holy Spirit is God's attempt to free you of what He does not unde...

T22-4 分かれ道にぶつかった。どう進む?
旅が進み、真理と幻想が大きく分岐する分かれ道を選ぶときがやってきます。これまでは、エゴ・カーナビが欠乏への恐怖心や身体の快楽からくる刹那的な欲求でコロコロ変わる目的地を設定して、あっちへ行きこっちへ行きの繰り返しでした。それはそれで苦しくもあり楽しいもので、この二元世界の味わいでもあるのでしょう。とことんエゴ・ナビに従って波乱万丈のドライブを楽しんでよいと思います。もっとも、無限にバリエーションが...

C5 キリストとはあなたのことです!
あなたこそ、キリストです。あなたこそ、救世主です。あなたはこの結論を受け入れられますか?神を冒涜しているように感じるでしょうか?それでも、それが事実です。尊大なエゴは、こう言われることに誇大妄想的な快感と興奮を覚えて増長するかもしれません。あるいは、自分を卑下するエゴは、罪深い自分には荷が重過ぎるといって怯えて萎縮するでしょう。しかし、「あなた」とはこの風船のように膨らんだり萎んだりする不安定なエ...

マトリックス 自由意志という幻想
今回は、マトリックスの続きです。...