
T31-6 汝の意図するところをなせ
今回はテキスト第三十一章から「霊を認識する」という一節をご紹介します。私たちは、肉体であるか霊であるか、そのいずれかです。「3. Salvation does not ask that you behold the spirit and perceive the body not. 救済は、あなたが霊を見て身体を知覚しないようになることを求めているわけではありません。 It merely asks that this should be your choice. 救済は、ただあなたが霊を見て身体を知覚しないようにすると選...

T31-1 容易な救済
今回はテキスト第三十一章から「救済の容易さ」という一節をご紹介します。救済が容易であることの根拠は、救済がすでに達成されて完了しているからだということです。つまり、すでに成し遂げられているので、これから成功するかどうかもわからず何の保証もないところから挑戦するのとは違う、すでに完了しているのだから、容易も困難もないということです。私たちが救済に関して現に信じているのが、このような不可能に挑戦するこ...

T25-7 救いの基盤
今回はテキスト第二十五章から「救済の礎石」という一節をご紹介します。ほかの箇所でもたまに触れられていますが、本節も含めて、コースでは、実は、この世界は地獄だということがちょこちょこと小出しに示されます。天国と同じように地獄もこの世とは別にあると思っている私たちからすると、ドキッとする指摘です。ですが、異世界のこととして語られる地獄絵図が、いくらでもこの世界で展開されていることを想えば、地獄がこの世...

T20-4 方舟に入る
今回はテキスト第二十章から「箱舟に入る」という一節をご紹介します。これまでも、犠牲や共有の概念に関連してたびたび出てきましたが、本節では、与えることについての聖霊の解釈とエゴの解釈の違いが出てきます。与えることに関してのエゴの解釈は、私たちが何かを与えれば、その人は自分の与えたものを失うという法則が作用するというものです。これに対して、聖霊の解釈は、私たちは、何かを与えても、それを失わない、むしろ...

T13-3 救済への恐れ
今回はテキスト第十三章から「救済への恐れ」という一節をご紹介します。1.「You are not really afraid of crucifixion. あなたが本当に恐れているのは、磔刑にされることではありません。 Your real terror is of redemption. あなたが真に恐れを抱いているのは、救われることに対してなのです。」2.「Your fear of attack is nothing compared to your fear of love. あなたが攻撃に対して抱く恐れなど、あなたが愛に対して...

T15-5 神聖な瞬間と特別な関係
今回は、テキスト第十五章から、「神聖な瞬間と特別な関係」をご紹介します。少し先のテキスト第22章では、「神聖な関係」がテーマとなります。特別な関係は、エゴが取り仕切る諸悪の根源であるとして、否認すべき対象であると解釈されがちかもしれませんが、本節で述べられるように、必要なのは否認することではなく、神聖な瞬間によって特別な関係を祝福することです。「All that remains of dreams within it is that it is s...

T5-7 神を選ぶ
今回は「神を選ぶという決断」をご紹介します。神を選ぶ決断は、聖霊を選ぶ決断です。神の子である私たちの本来の自然な状態は喜びに満ち溢れた幸せな状態です。「If fear and love cannot coexist, and if it is impossible to be wholly fearful and remain alive, the only possible whole state is that of love. もし恐れと愛が共存できないとすれば、そして、もし完全に恐怖に慄きながら生きながらえることが不可能だとすれ...

T26-8 救いはもう、済んでいる
テキスト第二十六章から「救済の即時性」をご紹介します。北斗の拳の「お前はもう、死んでいる」のケンシロウ(CV:神谷明さん)の声を頭の中で響かせながら「救いはもう、済んでいる」と読んでください。1.「For time and space are one illusion, which takes different forms. なぜなら、時間と空間はひとつの幻想であって、それがさまざまな形をとっているだけだからです。 If it has been projected beyond your mind you t...

T25-6 特別な役目
今回は、テキスト第二十五章から特別な役目という一節をご紹介します。前章の第24章でも、さんざん特別性が叩かれてきたので、コースは特別性を全否定していると捉えてしまうこともあるかもしれません。しかし、本節からもわかるように、コースは、特別性をエゴの観点から見たままでいちゃダメよとは言いますが、特別性を抹殺せよとは言いません。コースが求めるのは、聖霊の知覚するように特別性を見て、各自の持ち味を活かして...

T9-7 ふたつの評価
今回はテキスト第九章から、「ふたつの評価」という一節をご紹介します。前節で、自分を救う方法、自分を目覚めさせる方法は、他者を目覚めさせることだということが述べられました。つまり、私たちの救済の手段は兄弟たちであり、他者は世界の至る所にいるので、私たちは救いを遠くに探し求めずとも、いつでも自分を救う機会を与えられているということになります。「Is it possible that this is not also your will? 今、完全...

T23-3 妥協することのない救済
テキスト第二十三章から妥協することのない救済という一節をご紹介します。本節では、形態次第では、容認される攻撃もあるという観念を否認し、救済には妥協がないということを宣言します。この世界という舞台上での出来事をこの舞台上で解決するという前提に立つかぎりは、世界が容認するように、正当防衛は認められるべきだし、平和維持のための戦争もやむをえないことであり、どの場合が正当で、どの場合が罰せられるべきか、原...

T12-3 現実への投資
今回は、テキスト第十二章から、現実への投資という一節をご紹介します。"Investment"には、投資という意味があります。投資とは、見返りを得るために資本、元手を投下することです。本節での投資は、救済という見返りを期待して思いを注ぎ込むことというニュアンスになります。そして、救済をどのようなものとして捉えるかによって、投資の対象が変わることになります。この質問は二段構えになっていて、①何が救われるべきか、②ど...

最終レッスン
ワークブックも残りわずかになりました。ここまで継続されたみなさん、ほんとうによく挫けずに継続されました!はっきり言って、ワークブックをやり遂げること自体、なかなかできるものではありません。途中でやめたくなるようなさまざまな誘惑にさらされてこられたことでしょう。ここまで来れたこと自体、誇らしいことだと自信を持ってください。もっとも、レッスンはもうすぐ終わるというのに、おそらくワークブックを1回読み終...

レッスン338「私は自分の思考によってのみ影響される」
レッスン338です。「私は自分の思考によってのみ影響される」が今日のレッスンです。まず、エゴってなに?をご覧ください。「私は自分の思考によってのみ影響される」ということが真実だとしたら、外敵を恐れる必要もないし、嫌なことを強制されることもないし、いいことづくめのように思えます。とはいえ、自分の世界が自分の思考で自由になり、無制約になんでも思考できるとしたら、間違った思考によって自分をがんじがらめに...

レッスン327「私はただ呼びかけさえすればよい。そうすれば、あなたが私に答えてくれるでしょう」
レッスン327です。「私はただ呼びかけさえすればよい。そうすれば、あなたが私に答えてくれるでしょう」が今日のレッスンです。まず、創造ってなに?をご覧ください。今日のレッスンでは、私たちは何の根拠もなしに救済を受け入れるように求められているわけではなく、自分の体験から神の導きが真実だと学んで信頼すればよいのだということが語られます。机上の空論の理論的な根拠づけよりも、実体験による確信が最も確かな信頼...

レッスン321「父よ、私を解放できるのはあなただけです」
レッスン321です。「父よ、私を解放できるのはあなただけです」が今日のレッスンです。まず、創造ってなに?をご覧ください。私たちの常識的な世界観では、この世界は幻想なんかではなく動かしがたい現実であり、私たちが仮に元は神の子であったとしても、神の子ではない生き物として世界を放浪している状態が現に私たちに把握できる自分の現実であり、神の子がたくさんの卑小な生き物に分裂した状態のほうが今ある確固たる現実...

レッスン317「私は自分に定められた道に従う」
レッスン317です。「私は自分に定められた道に従う」が今日のレッスンです。まず、最後の審判とは何かをご覧ください。「1. I have a special place to fill; a role for me alone. 私には就くべき特別な立場、私だけが持つ役目がある。 Salvation waits until I take this part as what I choose to do. 私が自ら果たすべきものと選んでこの役目を引き受けるときを、救済はずっと待っている。 Until I make this choice,...

W2ST-10.最後の審判ってなに?
今回は「最後の審判とは何か」です。参考に、「最後の審判」って恐ろしいものなの?をご覧ください。最後の審判は、この世界で知覚することが終わって最後に下される裁きです。「5. This is God's Final Judgment: "You are still My holy Son, forever innocent, forever loving and forever loved, as limitless as your Creator, and completely changeless and forever pure. Therefore awaken and return to Me. I am your Fa...

レッスン308「存在する唯一の時間は、この瞬間だけだ」
レッスン308です。「存在する唯一の時間は、この瞬間だけだ」が今日のテーマです。まず、キリストの再臨とは何かをご覧ください。T13-9 罪悪感の雲のエッセイが参考になると思います。エゴは時間の役目は、過去と未来をひとつに保つことだとみなしています。過去から未来へと進む時間(ここについては、「罪悪感の雲」のエッセイを読んでください)の中では、過去の出来事が前提となって、未来の出来事を左右し、ビリヤードボー...

レッスン304「私の世界がキリストの視界を曇らせることがありませんように」
レッスン304です。「私の世界がキリストの視界を曇らせることがありませんように」が今日のテーマです。まず、キリストの再臨とは何かをご覧ください。「What you project or extend is real for you. あなたが投影したり拡張したりするものは、あなたにとっての現実となります。 This is an immutable law of the mind in this world as well as in the Kingdom. あなたが投影したり拡張するものがあなたの現実となるという...

レッスン297「赦しこそ、私の捧げる唯一の贈り物だ」
レッスン297です。「赦しこそ、私の捧げる唯一の贈り物だ」が今日のテーマです。まず、真の世界とは何かをご覧ください。レッスン295で、本当の自分を貶めて縮小しきった状態から本来の状態に戻る困難さに触れました(M14 世界の終わりとレッスン26「私の攻撃的な思いが、私の傷つきようのない性質を攻撃している」が参考になると思います。)。神の子はこの幻想世界を作り出して、私たちを含めたいろんな生き物や環境、無...

レッスン295「今日、聖霊が私を通して見る」
レッスン295です。「今日、聖霊が私を通して見る」が今日のテーマです。まず、真の世界とは何かをご覧ください。「Redemption must be one. 救済は、ひとつであるに違いない。 As I am saved, the world is saved with me. 私が救われるなら、私と一緒にこの世界も救われる。 For all of us must be redeemed together. というのも、私たち全員が一緒に救われるに違いないからだ。 Fear appears in many different for...

P2-III セラピストの役割
今回は、セラピストの役割についての一節をご紹介します。心理療法は患者とセラピストの相互作用なので、心理療法の成果である癒しは患者・セラピストの両者の持つ限界によって制限されます。したがって、心理療法というプロセスの目的は、この限界を克服することです。それは、本来、ひとつである生命が無数に自己を分裂させて、その分裂状態のほうが本当だと思い込んでいる狂気から正気に戻るプロセスです。私たちの本質である神...

レッスン282「今日こそ、私は愛を恐れないことにする」
レッスン282です。「今日こそ、私は愛を恐れないことにする」が今日のテーマです。まず、聖霊とは何かをご覧ください。T13-5 愛と恐れ、レッスン163「死は存在しない。神の子は自由だ」が参考になると思います。「2. Father, Your Name is Love and so is mine. 父よ、あなたの名は愛であり、それは私の名でもあります。 Such is the truth. それこそが真理です。 And can the truth be changed by merely giving it a...

レッスン241「この聖なる瞬間に救済が到来する」
レッスン241です。「この聖なる瞬間に救済が到来する」が今日のテーマです。まず、世界とは何かをご覧ください。ワークブックのレッスンの中では、最初のほうのレッスンの段階から、今日こそ救いがなされる、今この瞬間にも天国に戻ることができるというふうに、救済はつねに今達成できるという表現が度々出てきて違和感を覚えていた方もいらっしゃるかもしれません。しかし、コースのいう救済は、小説を読んでいる読者が物語を...

レッスン238「救済は全面的に私の決断にかかっている」
レッスン238です。「救済は全面的に私の決断にかかっている」が今日のテーマです。まず、救済とは何かに目を通してから、レッスンに入りましょう。救済が私たちの決断に委ねられていることは、これまでのレッスンでも明らかになっていると思います。理屈としては、神はわが子を自由な存在として創造しているので、神の子が狂気に陥る自由すら否認しておらず、彼が自分が無数に分裂したちっぽけな生き物になっていると狂信したと...

レッスン217(レッスン197の復習)
レッスン217です。今日は、レッスン197の復習です。【序文】1.これからの復習では、私たちは毎日ひとつの考えだけを取りあげて、その考えをできるだけ頻繁に実践します。朝と夜に15分以上の時間を捧げるほかに、1日を通して1時間ごとにその日の考えを思い出すだけでなく、それらの合間にもできるかぎり、その考えを用いるようにしてください。これらの考えのうちの一つひとつだけでも、もしそれを真に学ぶことができたな...

レッスン216(レッスン196の復習)
レッスン216です。今日は、レッスン196の復習です。【序文】1.これからの復習では、私たちは毎日ひとつの考えだけを取りあげて、その考えをできるだけ頻繁に実践します。朝と夜に15分以上の時間を捧げるほかに、1日を通して1時間ごとにその日の考えを思い出すだけでなく、それらの合間にもできるかぎり、その考えを用いるようにしてください。これらの考えのうちの一つひとつだけでも、もしそれを真に学ぶことができたな...

レッスン194「私は、未来を神の手に委ねる」
レッスン194です。「私は、未来を神の手に委ねる」が今日のテーマです。本レッスンの最後の一文です。9.「No longer is the world our enemy, for we have chosen that we be its friend. 世界は、もはや私たちの敵ではありません。というのも、私たちは世界の友となることを選択したからです。」コースを読んでいると、「この世界は幻想で、神の子を幽閉する牢獄であり、消滅させるべきだ」というように、世界を消し去るべき...

レッスン193「すべてのことは、神が私に学ばせようとするレッスンだ」
レッスン193です。「すべてのことは、神が私に学ばせようとするレッスンだ」が今日のテーマです。神が私たちに学ばせようとしている優しさに溢れるレッスン、すべてのレッスンに通じる中核のレッスンは次のようなものだと述べられます。3.「It is this: その中身とはこれです。Forgive, and you will see this differently.赦しなさい。そうすれば、あなたはこのことを違ったように見るでしょう。」赦しがすべての試練や苦難...

レッスン191「私は、神自身の聖なる子だ」
レッスン191です。「私は、神自身の聖なる子だ」が今日のレッスンです。「4. Yet what is it except a game you play in which Identity can be denied? しかし、こんなことは、あなたが本当の自分ではなくなることができるふりをして遊んでいるだけではないでしょうか。 You are as God created you. あなたは、神が創造したあなたのままだからです。 All else but this one thing is folly to believe. 自分が神に創...

レッスン187「私はこの世界を祝福する。なぜなら、私は自分自身を祝福するからだ」
レッスン187です。「私はこの世界を祝福する。なぜなら、私は自分自身を祝福するからだ」が、今日のテーマです。この文章の論理関係に着目すると、「私は自分自身を祝福する」という根拠によって、「私はこの世界を祝福する」ということになります。つまり、自分を祝福すること=世界を祝福することになり、この世界=私自身ということになります。もちろん、そもそも世界は幻想だし、アバターとしての人間も幻想であり、神の子...

レッスン186「世界の救済は、私にかかっている」
レッスン186です。「世界の救済は、私にかかっている」が今日のテーマです。今日のテーマは、インパクトがあるのではないでしょうか?世界の救いが私にかかっているだって?それは、私が救世主だってことを意味するではないか?本気でこんなことを信じるなんて傲慢にもほどがある、狂気の沙汰の誇大妄想でしかない!と感じていませんか?ですが、このように叫んでいるのはエゴの声です。自己卑下するエゴが、神が与えた役目を、...

レッスン169「神の慈悲によって私は生きる。慈悲によって私は解放される」
レッスン169です。「神の慈悲によって私は生きる。慈悲によって私は解放される」が今日のテーマです。"grace"という単語について、ほかの箇所ではたいてい、「神の恵み」と訳しています。本来、永遠なる神の現実である天国においては無限なものである神の大いなる愛が、この世界という時空の制約を受けた幻想の中で特定の局面、状況ごとに単発的に与え、受け取られる恩恵といったイメージです。もっとも、本レッスンでは、とく...

レッスン168「私はあなたの恵みを授かっています。私は今こそ、それを自分のものにします」
レッスン168です。「私はあなたの恵みを授かっています。私は今こそ、それを自分のものにします」が今日のテーマです。「私はあなたの恵みを授かっています。」という一文目は、神の大いなる愛がどこか遠くにあってそれを探して見つけなければならないわけではなく、私たちの心の中に神の愛の記憶として眠っていることを認めるものです。「私は今こそ、それを自分のものにします」という二文目は、客観的にはすでに神から授かっ...

レッスン164「今こそ、私たちは、自分たちの大いなる源である神とひとつになる」
レッスン164です。「今こそ、私たちは、自分たちの大いなる源である神とひとつになる」が今日のテーマです。「8. Open the curtain in your practicing by merely letting go all things you think you want. 実習に際しては、単に自分が欲しいと思うすべての物事を手放すことによって、カーテンを開いてください。 Your trifling treasures put away, and leave a clean and open space within your mind where Christ can c...

レッスン161「聖なる神の子よ、私にあなたからの祝福を与えてください」
レッスン161です。「聖なる神の子よ、私にあなたからの祝福を与えてください」が今日のテーマです。今日のレッスンでは、4.「ひとりの兄弟は、すべての兄弟なのです。一つひとつの心はすべての心を含んでいます。というのも、すべての心はひとつだからです。これこそ真理です。」に続けて、とはいえ、このような抽象的な言葉は、耳に心地よく情感として正しいような気分にさせてはくれても、根本的に理解されないし、理解するこ...

レッスン155「私は一歩引き下がって、聖霊に先導してもらうことにする」
レッスン155です。「私は一歩引き下がって、聖霊に先導してもらうことにする」が今日のテーマです。自分たちが本当は大いなる霊である神のひとり子だという真理に目を背けていられる幻の場所を探し求めている魂たちは、そこで幻の生き物になりきることができる自分ででっちあげたこの世界に訪れる選択をすることになります。このようにそもそも自ら進んで幻に惑わされるために訪れるのだから、誰もがエゴの導きに喜んで従います...

レッスン150「レッスン139と140の復習」
レッスン150です。今日は、レッスン139と140の復習です。今日ご紹介するのはテレビドラマシリーズ、「ウェストワールド」です。ウィキあらすじ「砂漠に建設された巨大遊園地「デロス」。そこはアメリカ西部開拓時代のガンマン、中世ヨーロッパの騎士、そして帝政ローマの豪傑という3つの体験が可能な夢の世界だった。シカゴで弁護士を営むピーター・マーティンは、以前にもデロスを訪れたことがある友人ジョン・ブレイン...

ワークブック レビュー4 序文
お疲れ様でした!このところ、レッスンがボリュームたっぷりで、読むだけで大変だったと思います。さて、また復習期間が始まります。これで4回めの復習です。復習の期間は、復習対象のレッスンをつなげて統合する学習の大きな進歩の機会になりうるものの、その反面、気を抜くと学習が停滞するリスクも兼ね備えます。この序文をしっかり読みこんで復習に取り組んでいただければと思います。復習期間を少しでも無味乾燥にならずに過...

レッスン127「神の愛以外にはいかなる愛も存在しない」
レッスン127です。今日のテーマは「神の愛以外にはいかなる愛も存在しない」です。テキスト第一章の序文「The opposite of love is fear, but what is all- encompassing can have no opposite. 愛の対概念は恐怖ですが、すべてを包含するものはいかなる対極も持つことはできません。 This course can therefore be summed up very simply in this way: したがって、このコースは、ごく簡潔に次のように要約できます。Nothin...

レッスン126「私の与えるものはすべて、私自身に与えられる」
レッスン126です。「私の与えるものはすべて、自分自身に与えられる」が今日のテーマです。このサイトでは、この世界で一般的に用いられている言葉としての「ゆるし」を称して「許し」、コースの目指す「ゆるし」を称して「赦し」という漢字をあてて、漢字を変えることで両者の相違を表現しています。漢字辞典によると、「ゆるす」に使われる漢字はいくつかあるようです。「許す」は、「聞き入れる」「許可する」「自由にさせる...

レッスン122「赦しは、私の欲するすべてを差し延べてくれる」
レッスン122です。今日のテーマは「赦しは、私の欲するすべてを差し延べてくれる」です。「3. Forgiveness lets the veil be lifted up that hides the face of Christ from those who look with unforgiving eyes upon the world. 赦しは、赦さない目でこの世界を見ている者たちから、キリストの顔を隠しているヴェールを取り去ってくれます。 It lets you recognize the Son of God, and clears your memory of all dead th...

T23-Intro 自分自身との戦い
自分自身との戦いという題のテキスト第二十三章の序論をご紹介します。私たちは自分は分離の世界に生きていて、自分は身体である、または身体に閉じ込められた魂であると信じ、自分は敵に囲まれて危険な世界に生きている、そして、身体が死ねば、自分は消滅する、あるいは、死後の世界でも個別の魂として存続し、輪廻すると思っています。しかし、私たちは本当は神の子であり、神の子はすべてであると同時にすべてを持つ存在である...

レッスン115(レッスン99と100の復習)
レッスン115です。今日はレッスン99と100の復習です。[99] Salvation is my only function here. 救済こそ、この世界での私の唯一の役割だ。[100] My part is essential to God’s plan for salvation. 私の役目は、救済のための神の計画にとって欠かせないものだ。【序文】1.今日から、3回目の復習が始まります。私たちは、これから続く10日間の実習で、最近学んだ考えを毎日ふたつずつ復習します。私たちは、これから...

レッスン114(レッスン97と98の復習)
レッスン114です。レッスン97と98の復習です。[97] I am spirit. 私は霊だ。[98] I will accept my part in God’s plan for salvation. 私は、救済のための神の計画における私の役割を引き受けることにする。【序文】1.今日から、3回目の復習が始まります。私たちは、これから続く10日間の実習で、最近学んだ考えを毎日ふたつずつ復習します。私たちは、これからの実習期間のための特別な形式について、これから概観し...

レッスン113(レッスン95と96の復習)
レッスン113です。今日はレッスン95と96の復習です。[95] I am one Self, united with my Creator. 私はひとつの大いなる自己であり、私の創造主と結びついている。[96] Salvation comes from my One Self. 救済は、私のひとつの大いなる自己から訪れる。【序文】1.今日から、3回目の復習が始まります。私たちは、これから続く10日間の実習で、最近学んだ考えを毎日ふたつずつ復習します。私たちは、これからの実習期間...

T4-2 エゴの起源
今回は、テキストから「エゴと間違った自律」という一節をご紹介します。3.「When you threw knowledge away it is as if you never had it. あなたが知識を捨て去ってしまったとしたら、あなたはまるで一度も知識を持ったことがないような状態になってしまうはずです。 This is so apparent that one need only recognize it to see that it does happen. これは本当にわかりきった明白なことなので、誰でもただこのことに気づ...

レッスン99「救済だけが、この地上で私が担う唯一の役目だ」
レッスン99です。今日のテーマは「救済だけが、この地上で私が担う唯一の役目だ」です。「Then let the Thought with which He has replaced all your mistakes enter the darkened places of your mind which thought the thoughts that never were His Will. それから、決して神の大いなる意志であったことのない小さな思いを抱いていたあなたの小さな心の暗くなった場所に、あなたのすべての間違いに神が置き換えてくれた大...

レッスン96「救済は、私のひとつの大いなる自己からやってくる」
レッスン96です。「救済は、私のひとつの大いなる自己からやってくる」が今日のテーマです。心と身体は両立せず、心のみが実在し、私たちの本質である大いなる霊が自らの大いなる自己を表現するための手段として用いる媒体が心だということが述べられます。したがって、身体ではなく、霊に奉仕するときにのみ、心は本来の役割を果たして平安と幸せに至るということです。「3. Problems that have no meaning cannot be resolved ...