
T8-3 聖なる出会い
今回はテキスト第八章から、「聖なる出会い」という一節をご紹介します。「聖なる出会い」とは、誰と誰の出会いでしょうか?私たちは、自分は世俗にまみれて神聖さとは縁遠い存在だと思っているので、自分が聖なる出会いを果たすとしたら、悟りを開いて俗世のしがらみから解放された聖者と邂逅し、聖者が持っている神聖さのおこぼれに与かることによって自分の内なる聖性が引き出されて輝き出すような出会いをイメージします。しか...

T4-1 正しい教えと正しい学び
今回はテキスト第四章から、「正しい教えと正しい学び」をご紹介します。M-Intro 教師のためのマニュアル 序文が参考になると思います。本節では、全般的には、いつも通り、エゴの邪悪さをあげつらう論調ですが、つぎの文章のくだりでは、エゴには学ぶ力があり、エゴは教わる必要があるということが述べられます。「Nevertheless, the ego can learn, even though its maker can be misguided. とはいえ、たとえエゴの作り手が誤...

T16-2 神聖さの力
今回は、テキスト第十六章から、「神聖さの力」という一節をご紹介します。2.「A better and far more helpful way to think of miracles is this: 奇跡について考えるうえでより役に立つ考え方は、次のとおりです。 You do not understand them, either in part or in whole. すなわち、部分的にであれ全体的にであれ、あなたは奇跡を理解していません。 Yet they have been done through you. それなのに、これまであなたを...

T25-Intro, 1 真理への絆
今回は、テキスト第二十五章の序文と真理への絆という一節をご紹介します。Introduction 2.「The son of man is not the risen Christ. 人の子が、よみがえったキリストであるわけではありません。 Yet does the Son of God abide exactly where he is, and walks with him within his holiness, as plain to see as is his specialness set forth within his body. しかし、神の子は人の子がいるまさにその場所に留まっており...

T8-1 カリキュラムの変更です
テキスト第8章から「カリキュラムの方向性」という一節をご紹介します。愛と喜びに満ちた幸せな状態だけが唯一存在しうる完全な状態です。「2. To be whole-hearted you must be happy. 全身全霊を傾けるには、あなたは幸福であらねばなりません。 If fear and love cannot coexist, and if it is impossible to be wholly fearful and remain alive, the only possible whole state is that of love. もし恐れと愛が共存でき...

レッスン121「赦しこそが幸せの鍵だ」
さあ、復習期間が終わって、今日からまた新たな取り組みが始まります。レッスン121です。「赦しこそが幸せの鍵だ」が今日のテーマです。今日のレッスンでは、具体的な赦しの実践法について述べられます。自分の嫌いな人物と自分が友人だと思っている人物に登場してもらい、嫌いな人物の醜く見えている姿が光り輝くまでのプロセスを知覚し、その人の周囲に見えるようになったその光を今度は友人の方に移し、友がそれ以上の存在、...

M-Intro 教師のためのマニュアル 序文
今回は、教師のためのマニュアルの序文をご紹介します。この世界の常識では、教育とは、教師が一方的に生徒に教えを授けるものであって、教師のほうが優れていて、劣っている生徒を引き上げてやる関係性として考えられています。これに対して、マニュアルは、このような世界の常識は、本当の役割とは逆になっているといいます。この点は、すでに「神の教師とは誰のことなのか」「生徒とは誰か」において、教えることで学ぶ教師の生...

M1 神の教師とは誰のことなのか?
今回は、教師のためのマニュアルから、神の教師は誰のことなのかというテーマについての一節をご紹介します。結論は、自分でそうなると決めた人であれば、誰でも神の教師になるということです。ただし、単なる自称「神の教師」ではなく、ただひとつの要件があります。それは、次のようなものです。1.「His qualifications consist solely in this; somehow, somewhere he has made a deliberate choice in which he did not see h...