
レッスン74「神の意志以外の意志などない」
レッスン74です。今日のテーマは「神の意志以外の意志などない」です。あるのは神の意志のみだという今日のテーマは、非二元論、不二一元論の明確な表現です。私たちは、現に自分たちがばらばらの存在で各自が個別の意志を持っていると実感し、肉の壁で隔絶してプライバシーを守られた存在であり、神の意志意外にほかの意志がないなどということはとてもありえないように感じているので、これが真理だとは信じられません。一元論...

レッスン48「恐れることなど何もない」
レッスン48です。今日のテーマは「恐れることなど何もない」です。生きているうちに、いつかそれが真理であることを確信しながらこの言葉を本気で言ってみたい、と誰もが思うことでしょう。恐怖とは、恐怖を感じる主体が、自分に危害が及ぶ可能性を認識して、危害が現実になった場合を思い描いて現在の安定・安心を喪失することになることを予期して心に不安や混乱が生じて動揺することです。恐怖は、①主体がアイデンティティー...

レッスン38「私の神聖さにできないことなど何もない」
レッスン38です。今日のテーマは「私の神聖さにできないことなど何もない」です。自分を人間とみなして、自分のことをこの世界に閉じ込められた羊の群れのように捉える感覚に囚われているかぎり、今日のテーマは虚しく響くだけに終わります。しかし、人間としての私たちが架空の世界の中で遊ぶためのアバターであるとすれば、本当の私たちはアバターを操縦しているアバター以外の存在であることになるので、この考えの理屈、仕組...

レッスン33「世界を見る別の見方がある」
レッスン33です。今日のテーマは「世界を見る別の見方がある」です。長いほうの練習では、「世界を見る別の見方がある」という形で、短いほうでは「この状況を見る別の見方がある」という形で適用します。昨日に引き続き、内面世界と外部世界を交互に切り替えながら、いずれの世界にも没入せずに、適度な距離感を保って、外の世界に知覚する物理的な対象と内面世界に知覚する想念という主観的な対象を等しく見渡す感覚を味わいま...

レッスン24「私は、自分の最善の利益がわかっていない」
レッスン24です。今日のテーマは「私は、自分の最善の利益がわかっていない」です。解決を要する状況において、自分にとってどのような解決が最善か、私たちはわかっているようでいて、実はわかっていません。「はたらく細胞」は、体の細胞を擬人化した漫画ですが、奇跡のコースの神の子の概念を理解するうえで、とても役立つので、ぜひ読んだり、アニメを観たりしていただきたいと思います。はたらく細胞のように考えて、ある人...