
T22-1 神聖な関係のメッセージ
Resolve to be thyself; and know, that he who finds himself, loses his misery.自分自身であることを志せ、そして、自分が何者なのかわかった者は、個人的な苦悩を失うことを知れ。Matthew Arnold マシュー・アーノルド今回はテキスト第二十二章から『神聖な関係のメッセージ」という一節をご紹介します。私たちが自分だと思っている人物は本当の「私」?1.「You can indeed believe this, and you do. あなたはたしかに、自...

T22-2 あなたの兄弟に罪はない
Whatever we think about others is really like sending a message about ourselves to our self.私たちが他者のことをどう思うかは、実のところ、私たちの自己に自分についてのメッセージを送るようなものだ。Gary R. Renard, Your Immortal Reality: How to Break the Cycle of Birth and Deathゲイリー・レナード(「不死というあなたの現実」より)今回はテキスト第二十二章から「あなたの兄弟が無罪であること」という一節をご...

T21-5 理性の働き
When we remember we are all mad, the mysteries disappear and life stands explained. 自分たち全員が気が狂っていることを私たちが思い出せば、神秘は消え失せて、人生の説明がつくようになる。Mark Twainマーク・トウェインMaybe each human being lives in a unique world, a private world different from those inhabited and experienced by all other humans. . . もしかすると、一人ひとりの人間はそれぞれに、ほかのす...

T21-6 理性 対 狂気
己れを知らざることや、知らぬことを知っているように空想して知っていると思いこむことは、狂気にもっとも近い。クセノフォン 狂気に陥った人や眠っている人は、外界を客観的に見ることがまったくできない。しかし、私たちはみんな、多かれ少なかれ狂っており、程度の差はあれ眠っているのであるから、世界を客観的に見ることができない。いいかえれば、ナルシシズムによって歪められた世界を見ている。エーリッヒ・フロム「愛す...

T22-3 誤りの形
We can always find something to be thankful for, and there may be reasons why we ought to be thankful for even those dispensations which appear dark and frowning.私たちはつねに感謝すべき何かを見つけることができる。だから、たとえ天の施しが眉を顰(ひそ)めるべき災厄のようにしか見えなくても、そこには、私たちがそれに感謝すべき理由がきっとあるはずなのだ。Albert C. Barnesアルバート・バーンズThe Fates gu...

T21-8 内面の変化
There is nowhere you need go to find God, for God is within you. 神を見出すためにあなたはどこにも行く必要はありません。というのも、神はあなたの内にいるからです。There is no one you need ask if you are good enough, for He has already established He is exceedingly well pleased.自分が神にふさわしいだけ善良かどうか、あなたは誰にも尋ねる必要はありません。というのも、神はすでにあなたをそのように創造し終...