
P2-V 癒しのプロセス
心理療法から「癒しのプロセス」をご紹介します。この世界での教育によって、私たちは、世界は危険に満ちた場所で、自分が広大な世界から切り離されたちっぽけな生き物で、外部には自分に襲い掛かろうと無数の害悪や敵が待ち受けているという世界観と自己認識を刷り込まれます。この世界観と自己認識でいるかぎり、これとは逆の世界観と自己認識、つまり、自分と世界は分離しておらず、自分の外はなく、害悪や敵は存在していないの...

T11-4 神の子が受け継いでいるもの
今回は、テキスト第十一章から、「神の子が受け継いでいるもの」という一節をご紹介します。神の子が神から相続したものは、自分自身であると同時に自分が所有するものでもある王国そのものです。神が創造した光は神と一体のものです。神は実在するすべてであり、従って、神の子は実在すべてを受け継いでいます。それなのに、神の子は、分離幻想を抱いて、自分が何者かを忘れ、幻想の世界を作り出し、自分を分裂させて、世界の中に...

レッスン358「神への呼びかけが、聞き入れられなかったり、答えられないままになることは一切ありません。そして、次のことを私は確信できます。それは、神の答えこそ、私が本当に望む答えだということです」
レッスン358です。「神への呼びかけが、聞き入れられなかったり、答えられないままになることは一切ありません。そして、次のことを私は確信できます。それは、神の答えこそ、私が本当に望む答えだということです」が今日のレッスンです。まず、私とは何かをご覧ください。私たちは、神が私たちのようなちっぽけな存在のことを気にかけたりするはずがないし、仮に神にその気があっても、私たちの望みや呼びかけを聞き入れように...

レッスン337「私の潔白さが、あらゆる害悪から私を守ってくれる」
レッスン337です。「私の潔白さが、あらゆる害悪から私を守ってくれる」が今日のレッスンです。まず、エゴってなに?をご覧ください。レッスン332「恐れがこの世界を束縛している。赦しがこの世界を解放する」のエッセイで、非二元論、不二一元論に立つかぎり、間違った状態を解消するには、その対象を攻撃するのではなく、赦す、錯覚だと見極めて去らせるという方法になるということをお話ししました。神の子が神によって永...

レッスン319「私は、世界の救済のために来た」
レッスン319です。「私は、世界の救済のために来た」が今日のレッスンです。まず、最後の審判とは何かをご覧ください。「Only the ego can be limited, and therefore it must seek for aims which are curtailed and limiting. 制限されうるのはエゴだけなので、エゴは切り詰められて制限された目的を追い求めざるをえない。 The ego thinks that what one gains, totality must lose. エゴは、ある者が得るものを全体は...

レッスン313で「今こそ、私に新たな知覚が生じますように」
レッスン313です。「今こそ、私に新たな知覚が生じますように」が今日のレッスンです。まず、最後の審判とは何かをご覧ください。「今こそ、私に新たな知覚が生じますように」というときの「新たな知覚」とは、キリストのヴィジョンです。これまで私たちが世界を眺める際に用いていたのは肉体の感覚器官による知覚、アバターを介しての知覚でした。キリストのヴィジョンは、アバターの持つ知覚器官を介さない直接の知覚です。意...

レッスン309「私は今日、内面を見ることを恐れない」
レッスン309です。「私は今日、内面を見ることを恐れない」が今日のテーマです。まず、キリストの再臨とは何かをご覧ください。T12-7 内面を見る、T21-4 怖がらないで覗きこんじゃっていいんです!、T13-9 罪悪感の雲が参考になると思います。レッスン61「私は世界の光だ」、レッスン69「私の不平不満が私の中にある世界の光を隠してしまう」というように、不平不満が覆い隠してしまうことはあるけれど、私たちは、自分は身...

レッスン303「今日、私の中に聖なるキリストが誕生する」
レッスン303です。「今日、私の中に聖なるキリストが誕生する」が今日のテーマです。まず、キリストの再臨とは何かをご覧ください。キリストの再臨とは、贖罪の達成、救済の実現を意味します。「今日、私の中に聖なるキリストが誕生する」というときの「私」はどのように想定したらよいのでしょう?神の子=キリストであり、神の子の中にキリストが誕生するという表現は変です。神の子が自分がキリストであることを受け入れずに...

レッスン287「わが父よ、あなたこそ私の目的地です。ただあなただけが」
レッスン287です。「わが父よ、あなたこそ私の目的地です。ただあなただけが」が今日のテーマです。まず、聖霊とは何かをご覧ください。本当の自分が誰だかわからなくなって、自分で作り出した夢の世界の中の生物が自分自身だと信じ込み、そんな偽物の自分の抱く欲望や恐怖に突き動かされて右往左往しているのが私たちです。私たちはどうしても気づけばエゴに意識を乗っ取られて、神ではなく幻想世界の偶像を追い求めてしまって...

レッスン276「神の大いなる言葉が私に与えられているのは、私がそれを語るためだ」
レッスン276です。「神の大いなる言葉が私に与えられているのは、私がそれを語るためだ」が今日のテーマです。まず、キリストってなに?をご覧ください。「1. What is the Word of God? 神の大いなる言葉とは何だろう。 "My Son is pure and holy as Myself." それは、『私の子は、私自身と同じく清らかで神聖だ』という言葉だ。 And thus did God become the Father of the Son He loves, for thus was he created. こ...

レッスン160「私はわが家にいる。ここでは、恐れはよそ者だ」
レッスン160です。「私はわが家にいる。ここでは、恐れはよそ者だ」が今日のテーマです。本当の私たちは神の子であり、神の大いなる愛から創造された存在、つまり、愛そのものなので、愛の不在に名前を付けた影でしかない恐れとは相容れません。相容れないというのは、単に調和しないというだけにとどまりません。愛のある状態と愛のない状態なわけなので、相互に排斥し合う関係だし、有と無の関係なので、有が無を埋めることは...

T7-9 王国の拡張
テキスト第七章から王国の拡張という一節をご紹介します。1.「Selfishness is of the ego, but Self-fullness is of spirit because that is how God created it. エゴに支配されると利己的になります。しかし、霊が支配するなら、真の自己に満足します。なぜなら、大いなる自己で満たすという方法で神は霊を創造したからです。」コースに限らず、エゴ、利己主義は煙たがられる嫌われ者です。だれもがエゴイストであるにもかかわ...

レッスン132「私は、これまで自分がこの世界はこうだと思いこんでいたすべての思考から、この世界を解放する」
レッスン132です。「私は、これまで自分がこの世界はこうだと思いこんでいたすべての思考から、この世界を解放する」が今日のテーマです。今日のレッスンは、かなりこってりしていて濃厚です。世界は存在しない、世界の中にいる生きとし生けるものはみんな存在しない、私たちも存在しないというように、コースの中核的な考え方のオンパレードです。しっかり咀嚼せずにこってりした料理を急いで食べると消化不良を起こすのと同じ...

レッスン95「私はひとつの大いなる自己であり、私の創造主とひとつに結ばれている」
レッスン95です。今日のテーマは、「私はひとつの大いなる自己であり、私の創造主とひとつに結ばれている」です。このところ、レッスンが長くて、こってりしているし、1時間ごとに5分間を割くというハードなスケジュールなので、少しワークブックへの取り組みがめんどくさくなってきたというのが正直な気持ちだという方もいらっしゃると思います。今日のレッスンでは、レッスンの課題をこなせないことがあっても、そのことを気...

レッスン84「レッスン67と68の復習」
レッスン84です。今日は、レッスン67と68の復習です。[67] "Love created me like Itself."「大いなる愛はそれ自体と同じものとして私を創造した」[68] "Love holds no grievances."「愛は一切の不平不満を抱かない」今日は、「7つの習慣 ファミリー」をご紹介します。スティーブン・R・コヴィー先生の家族愛が炸裂している愛に溢れる本です。コヴィー先生が何よりも家庭人としての成功を最優先にしていた人であること、家...