
T3-4 誤りとエゴ
今回は、テキスト第三章から「誤りとエゴ」という一節をご紹介します。本節では、人間の意識について語られます。「2. Consciousness, the level of perception, was the first split introduced into the mind after the separation, making the mind a perceiver rather than a creator. 意識という知覚のレベルは分離以後に心の中に取りこまれた最初の分裂でした。この意識が、心を創造するものではなく、知覚するものに変えて...

T9-4 赦しについての聖霊の計画
今回はテキスト第九章から「赦しについての聖霊の計画」という一節をご紹介します。贖罪、赦しについての計画には聖霊の計画とエゴの計画があることが述べられます。コースでいう「赦し」は、①罪が幻想で実在しないことを認識し、②その認識の通り看過する、ということでした。これに対して、エゴの「許し」は、①罪が実在することを前提に、②その罪に目を瞑って目こぼししてやるという、この世界での許しです。両者の相違点の本質は...

レッスン299「私の中には、永遠の神聖さがある」
レッスン299です。「私の中には、永遠の神聖さがある」が今日のテーマです。まず、真の世界とは何かをご覧ください。レッスン285「私の神聖さが今日、鮮明にはっきりと輝く」、T16-2 神聖さの力が参考になると思います。神聖さというと、世俗性や不浄さという対概念と比べてイメージされる宗教的な尊さ、清浄さに限定して捉えられるかもしれません。つまり、罪で穢されたり、攻撃して破壊されたりしてしまうような、尊いけれ...

T6-intro,1 キリストの十字架刑の真の意味とは?
今回は、テキストから、第六章 愛のレッスンの序論と第一節 キリストの磔刑とそのメッセージをご紹介します。本節では、攻撃が狂気の沙汰である仕組みが解明されます。よく韓ドラの復讐劇とかで、幼いころに死別した親の仇だと信じて復讐しようとしていた敵が実は、恋しい親だったことに復讐を遂げる直前に気づいて自分はなんということをしていたのだと悔いて、復讐を達成しなかったことを神に感謝したり、あるいは、実際に復讐...

M25 超能力は望ましいもの?
今回は、教師のためのマニュアルから、超能力についての第25節をご紹介します。「"Psychic" Powers」サイキック・パワーは霊力や精神の力等いろいろ訳語のあて方はあると思いますが、この節は前節の輪廻転生と同じような趣旨で一般的に超自然的なものとされている概念のひとつとして論じていますので、「超能力」としてみました。超能力は、誰もが欲しがる力です。私だって、もらえるものなら、固辞することなくありがたくいただ...