
T16-5 特別な愛が地獄ってどういうこと?
テキスト第十六章から、「完成のための選択」という一節をご紹介します。本節は、特別な関係という舞台の本質と、この舞台の上で上演される演題について語られます。10.「Through the death of your self you think you can attack another self, and snatch it from the other to replace the self that you despise. あなたは、自分の自己が死ぬことで、自分は他者の自己を攻撃して、自分が軽蔑している自己と取り替えるために...

レッスン303「今日、私の中に聖なるキリストが誕生する」
レッスン303です。「今日、私の中に聖なるキリストが誕生する」が今日のテーマです。まず、キリストの再臨とは何かをご覧ください。キリストの再臨とは、贖罪の達成、救済の実現を意味します。「今日、私の中に聖なるキリストが誕生する」というときの「私」はどのように想定したらよいのでしょう?神の子=キリストであり、神の子の中にキリストが誕生するという表現は変です。神の子が自分がキリストであることを受け入れずに...

T25-5 無罪!
テキストから、無罪の心境という一節をご紹介します。私たちは自分の狭い了見でしか物事が見えないので、神には、わが子が自分自身に対して抱く憎しみになど影響されることなく、自ら創造した子を地獄の苦しみから救い出す力もないと、神を無力だとみなしたり、そもそも神なんていないと信じたりします。というのも、私たちが現に理不尽で恐怖に満ちた混沌たるこの世界に生きて塗炭の苦しみを味わっているというのに、神はといえば...

レッスン167「生命はひとつであり、そのひとつの生命を私は神と分かち合っている」
レッスン167です。「生命はひとつであり、そのひとつの生命を私は神と分かち合っている」が今日のテーマです。コースでは、想念はその源を離れないという観念が強調されます。創造は、創造主が自らと同質な属性を拡張することなので、大いなる心には、自らの思いと異質な思いを抱くことはできません。したがって、神の現実においては、対立は存在することができません。現実を拡張する創造力を誤って用いた誤創造である投影によ...

レッスン99「救済だけが、この地上で私が担う唯一の役目だ」
レッスン99です。今日のテーマは「救済だけが、この地上で私が担う唯一の役目だ」です。「Then let the Thought with which He has replaced all your mistakes enter the darkened places of your mind which thought the thoughts that never were His Will. それから、決して神の大いなる意志であったことのない小さな思いを抱いていたあなたの小さな心の暗くなった場所に、あなたのすべての間違いに神が置き換えてくれた大...

レッスン70「私の救済は私から起こる」
レッスン70です。今日のテーマは「私の救済は私から起こる」です。今日の考えは、「あなたを宇宙の責任者の座に就かせます」と、世界の常識からすると「トンデモ」な言葉が出てきますが、いつものように、そう感じること自体が、逆に傲慢なのだと思い出すようにしてください。この「あなた」=私とは私たち個人としての誰それさんを意味して、その個人としての「私」が「宇宙皇帝」(笑)にでも即位してその座に就くような意味で...

レッスン61「私は世界の光だ」
レッスン61です。復習が終わり、今日から、また新しいレッスンに入ります。今日のテーマは「私は世界の光だ」です。今日のレッスンは、傲慢になることなく、偽りの謙虚さを捨て去り、真の自分を自覚することを学ぶものです。「私は世界の光だ」という宣言が偽りだとしたら、私たちは今日のテーマを唱えるたびに自分を誤魔化している自己欺瞞の罪悪感に苛まれて苦しさを覚えるはずです。しかし、ここまでのレッスンで学んできたよ...

T31-5 ふたつの顔
Kinoさん、ご質問ありがとうございました。正しい自己中になるにはどうすればよい?についてのご質問です。質問:「①今回のテーマはとても身近に思えますが、本記事では『正しい意味で自己中心的になること』=『正しいセンタリング、すなわち、自分のアイデンティティーを真の自分である大いなる自己に置き直すこと』とあり、所謂この世界における『自己中』の定義(ワガママ)とは関連が一切ないようにも読め、掴みあぐねていま...

正しい自己中になるにはどうすればよい?
自己中心的というのは、一般的には悪いイメージで捉えられます。しかし、正しい意味で自己中心的になることは、むしろ必要なことです。レコードは円盤の中心に穴が開いているからこそ安定して回転します。私たちも、正しくセンタリングしないかぎり、ずれた穴を中心にして回転するレコード盤のようにブレてひずみ、エキセントリックな振る舞いが平気でできてしまうようになってしまいます。夢の主人公で述べましたが、私たちが、世...

M-Intro 教師のためのマニュアル 序文
今回は、教師のためのマニュアルの序文をご紹介します。この世界の常識では、教育とは、教師が一方的に生徒に教えを授けるものであって、教師のほうが優れていて、劣っている生徒を引き上げてやる関係性として考えられています。これに対して、マニュアルは、このような世界の常識は、本当の役割とは逆になっているといいます。この点は、すでに「神の教師とは誰のことなのか」「生徒とは誰か」において、教えることで学ぶ教師の生...

M7 癒しが本当に起こるのか不安で仕方がない!
今回は、教師のためのマニュアルから、癒しシリーズの続きで、第7節「癒しは繰り返されるべきか」をご紹介します。神の教師が癒しの成果について、疑いを持ってしまって、はたして本当に癒しが達成されるのかと、あれこれ心配をする間違いについて述べられます。癒しの成果に疑問を抱くことは、失敗することのありえない聖霊を信頼する気持ちがぐらついて、愛ではなく、怖れ、さらには憎しみによって、癒しを攻撃をすることになっ...

Gnothi Seauton 汝自身を知れ
このサイトがブログとして生まれた当初のURLには「gnothiseauton」という文字が入っていました。映画マトリックスで、オラクルのアパートメントで、キッチンでクッキーを焼くオラクルが入口の上の壁に掛けられた"Temet Nosce"との銘が刻まれた木碑を示してネオに問いかけます。「The Oracle: You know why Morpheus brought you to see me?オラクル:モーフィアスがなぜあなたを私に会わせるために連れてきたかわかってるわね?So...