
T14-4 贖罪においてあなたが果たす役割
今回は、テキスト第十四章から、「贖罪においてあなたが果たす役割」という一節をご紹介します。3.「On earth this is your only function, and you must learn that it is all you want to learn. 地上においては、贖罪を果たすことだけがあなたの唯一の役目です。だから、あなたは自分が学びたいのは贖罪だけだと学ばなければなりません。」神の子の天国での役目は光を拡張して創造することだけでした。それが、分離幻想を抱い...

最終レッスン
ワークブックも残りわずかになりました。ここまで継続されたみなさん、ほんとうによく挫けずに継続されました!はっきり言って、ワークブックをやり遂げること自体、なかなかできるものではありません。途中でやめたくなるようなさまざまな誘惑にさらされてこられたことでしょう。ここまで来れたこと自体、誇らしいことだと自信を持ってください。もっとも、レッスンはもうすぐ終わるというのに、おそらくワークブックを1回読み終...

レッスン352「裁きと愛とは正反対です。裁きからは、この世界のあらゆる悲しみが生じます。しかし、愛からは、神自身の平安が訪れます」
レッスン352です。「裁きと愛とは正反対です。裁きからは、この世界のあらゆる悲しみが生じます。しかし、愛からは、神自身の平安が訪れます」が今日のレッスンです。まず、私とは何かをご覧ください。今日のテーマでは、裁きと愛が対置されています。裁きは物事の価値判断を行う心理作用であり、「なす」ことであるのに対して、(愛には「愛する」という動詞の意味もありますが)愛は他者と自分がひとつに結びついている一体性...

レッスン350「奇跡は、神の永遠の大いなる愛を反映します。奇跡を差し延べることは、神を思い出すことであり、神を思い出すことを通してこの世界を救うことです」
レッスン350です。「奇跡は、神の永遠の大いなる愛を反映します。奇跡を差し延べることは、神を思い出すことであり、神を思い出すことを通してこの世界を救うことです」が今日のレッスンです。まず、奇跡ってなに?をご覧ください。1.「Your memory depends on his forgiveness. あなたを思い出せるかどうかは、神の子の赦しにかかっています。 What he is, is unaffected by his thoughts. 神の子が何を思うかによって、...

レッスン342「私は赦しがすべての物事に差し延べられるようにする。というのも、そうすることで、赦しは私に与えられることになるからだ」
レッスン342です。「私は赦しがすべての物事に差し延べられるようにする。というのも、そうすることで、赦しは私に与えられることになるからだ」が今日のレッスンです。まず、奇跡ってなに?をご覧ください。神の子はすべてであると同時にすべてを持っています。このように、王国の実在と所有が一致する状態(T7-3 神の王国の本当の姿とは)から、神の子は分離幻想によってエゴ・身体が自分だという錯覚を抱いて、全宇宙の中の...

レッスン336「赦しが、個々の心はひとつに結びついていることを、私にわからせてくれる」
レッスン336です。「赦しが、個々の心はひとつに結びついていることを、私にわからせてくれる」が今日のレッスンです。まず、エゴってなに?をご覧ください。レッスン228「神は私を咎めたことはない。私もこれ以上は咎めないことにする」のエッセイで、個々の心を凍結した湖の湖面に空いた穴に喩えました。一体であることがこの世界の実相であるがゆえに、本当はひとつに結ばれているのに、一見したところ個別に分離している...

レッスン335「私は、自分の兄弟の潔白さを見ることを選ぶ」
レッスン335です。「私は、自分の兄弟の潔白さを見ることを選ぶ」が今日のレッスンです。まず、エゴってなに?をご覧ください。私たちの本質は、天国に神とともにいる神の子です。この神の子が分離幻想を抱いて自らを無数に分裂させて幻想世界の中に散らばらせて壮大な解離性同一性障害に陥った状態がこの世界であり、その多重人格の一人ひとりが私たちです。私たちは、自分が本当は神の子であることを忘れ、自分たちアバターが...

レッスン317「私は自分に定められた道に従う」
レッスン317です。「私は自分に定められた道に従う」が今日のレッスンです。まず、最後の審判とは何かをご覧ください。「1. I have a special place to fill; a role for me alone. 私には就くべき特別な立場、私だけが持つ役目がある。 Salvation waits until I take this part as what I choose to do. 私が自ら果たすべきものと選んでこの役目を引き受けるときを、救済はずっと待っている。 Until I make this choice,...

レッスン304「私の世界がキリストの視界を曇らせることがありませんように」
レッスン304です。「私の世界がキリストの視界を曇らせることがありませんように」が今日のテーマです。まず、キリストの再臨とは何かをご覧ください。「What you project or extend is real for you. あなたが投影したり拡張したりするものは、あなたにとっての現実となります。 This is an immutable law of the mind in this world as well as in the Kingdom. あなたが投影したり拡張するものがあなたの現実となるという...

T28-1 現在の記憶
今回はテキスト第二十八章から「現在の記憶」という一節をご紹介します。本節では、「記憶力」の別の使い方が述べられます。この世界では、記憶力は、過去の物事に関する認知を想起して、それがまるで今起こっていて、依然としてそこに見えるものとして存在するかのように知覚することとして捉えられています。記憶力は知覚力と同じく、神が創造に際して子に授けてくれたものに置き換えようとして、私たちが作り出した能力のひとつ...

レッスン287「わが父よ、あなたこそ私の目的地です。ただあなただけが」
レッスン287です。「わが父よ、あなたこそ私の目的地です。ただあなただけが」が今日のテーマです。まず、聖霊とは何かをご覧ください。本当の自分が誰だかわからなくなって、自分で作り出した夢の世界の中の生物が自分自身だと信じ込み、そんな偽物の自分の抱く欲望や恐怖に突き動かされて右往左往しているのが私たちです。私たちはどうしても気づけばエゴに意識を乗っ取られて、神ではなく幻想世界の偶像を追い求めてしまって...

レッスン234「父よ、今日、私は再びあなたの子となります」
レッスン234です。「父よ、今日、私は再びあなたの子となります」が今日のテーマです。まず、救済とは何かに目を通してから、レッスンに入りましょう。今日のレッスンでは、私たちは、本当の自分が誰かを忘れ、自分がいない時間と空間のある架空の世界の中で本当の自分とはかけ離れた卑小な生き物になっている夢を見ているだけで、神の現実においてはほんの一瞬の出来事であったに過ぎないということが語られます。幻想は幻想で...

レッスン168「私はあなたの恵みを授かっています。私は今こそ、それを自分のものにします」
レッスン168です。「私はあなたの恵みを授かっています。私は今こそ、それを自分のものにします」が今日のテーマです。「私はあなたの恵みを授かっています。」という一文目は、神の大いなる愛がどこか遠くにあってそれを探して見つけなければならないわけではなく、私たちの心の中に神の愛の記憶として眠っていることを認めるものです。「私は今こそ、それを自分のものにします」という二文目は、客観的にはすでに神から授かっ...

M26 直接、神に到達することはできるのか?
今回は、マニュアルから神への到達についての一節をご紹介します。この節では、神に到達し神の子の自覚を得て解脱を遂げながら、肉体を去った後も私たち後進を指導するために居残ってくれている偉大な霊である「神の教師たちの偉大なる教師」について触れられています。彼らは、もはや目に見える存在ではないけれど、必要に応じて姿を現したり、言葉を伝えたりしてくれるということです。当然、イェシュアもそのような存在のひとり...