
レッスン184「神の名こそ、私が承継したものだ」
レッスン184です。「神の名こそ、私が承継したものだ」が今日のテーマです。名づけというのは面白いものです。小説「陰陽師」(夢枕獏作)に、名前はこの世で一番短い呪(しゅ)だという安倍晴明の言葉が出てきます。呪とはものを縛ることを言い、目に見えないものでも、名づけることで縛り、活用することができるようになります。ただ「ある」だけの自然な状態の一部分を切り取って、それに名前をつけることによって、それの存...

T30-7 自分で書いてるつもりの人生の脚本を捨てられる?
テキスト第三十章から「新たなる解釈」という一節をご紹介します。私たちは、自分で恐怖の台本を書いておいて、その台本どおりの出来事が舞台上で起こるたびに恐怖に怯えるということを繰り返しています。そして、舞台上の出来事に、あるときはこの意味、あるときは別の意味を見いだし、舞台の景色や出来事も、自分を含めた登場人物もころころと転変して移り変わってゆきます。これは、分離の幻想を抱き、みんなが各自に違った目的...

レッスン129「この世界を越えた向こう側に、私の望む世界がある」
レッスン129です。今日のテーマは、「この世界を越えた向こう側に、私の望む世界がある」です。今日のテーマは、昨日の「私の見るこの世界には、私の望むものは何もない」の続きです。コースの主張や表現としての文章は、受け取りようによっては、コースは宇宙の消滅を目論んでいて、天国に対する地獄であるこの世界を消去することを目指していると解釈することができます。解釈できるというよりも、実際、コースが目指すのはま...

M23 イエス・キリストの名前
今回は、マニュアル第23節をご紹介します。イェシュア、「イエス・キリスト」は癒しにおいて特別な役割を持っているのかというテーマです。その答えは、当然のことながら、「イエス」です。「2. We have repeatedly said that one who has perfectly accepted the Atonement for himself can heal the world. 私たちは、自分のために贖罪を完全に受け入れたひとりの者は世界を癒すことができると繰り返し述べてきました。」直接...