
T4-1 正しい教えと正しい学び
今回はテキスト第四章から、「正しい教えと正しい学び」をご紹介します。M-Intro 教師のためのマニュアル 序文が参考になると思います。本節では、全般的には、いつも通り、エゴの邪悪さをあげつらう論調ですが、つぎの文章のくだりでは、エゴには学ぶ力があり、エゴは教わる必要があるということが述べられます。「Nevertheless, the ego can learn, even though its maker can be misguided. とはいえ、たとえエゴの作り手が誤...

T4-7 創造とコミュニケーション
今回は、テキスト第四章から、「創造とコミュニケーション」をご紹介します。本節でも出てくる"Being"と"Existence"との区別を確認しておきましょう。コースでは、"Being"と"Existence"の両方の概念の意義を区別して用いており、両者には、きわめて重要な相違があります。"Being"は、天国、神の現実にある状態を意味し、このサイトでは、「実在」または「現実」という訳語を用いています。同じ状態を指して"Real"、"Reality"等の用...

T4-6 神からのご褒美
今回はテキスト第四章から「神からの報い」という一節をご紹介します。1.「Only your allegiance to it gives the ego any power over you. エゴに少しでもあなたを支配する力を与えているものがあるとすれば、それはただ、あなたのエゴに対する忠誠心だけです。」これは、私たちは、寄生虫やウィルスのように、エゴに憑りつかれて逃れようにも逃れられないというわけではなく、私たちが自分からエゴを客として迎え入れて大事にし...

T4-4 そうである必要はない
今回は、テキスト第四章から「そうである必要はない」という一節をご紹介します。自然な状態にあるなら、神の子であり光の拡張である私たちには神の声が聞こえるはずですが、それが聞こえないということは、私たちがエゴの声に耳を貸して、聖霊に耳を貸すことを選んでいないということです。そして、神の子はすべてを持つと同時にすべてでもある神から自由意志を与えられた存在なので、自分以外の何者かによって意に沿わないことを...

T4-3 葛藤のない愛
今回はテキスト第四章から葛藤のない愛という一節をご紹介します。本節での聖書からの引用句を抜粋しておきます。ルカによる福音書17:21"The Kingdom of Heaven is within you"出エジプト記20:3“You shall have no other gods before me.”さて、前節では、エゴの願望と聖霊の意図が出てきました。本節では、1.「The Kingdom of Heaven is you. 天の王国とは、まさにあなたのことです。・・・9.「In the ego's language, "...

T4-intro 正しいジコチュウになれば元気になれる!?
テキスト第四章の序論をご紹介します。アントニオ猪木さんの言われるとおり、「元気があれば何でもできる!」というのは真理ですが、なかなか気づきがたい真理です。元気がない極限状態であるうつの状態では、本当に何もできないということなら理解できます。けれど、成人で、元気がある状態に真にあることのできている人は、なかなかいません。自分では病気もなく健康で元気いっぱいのつもりでも、成人するまで、この世にデビュー...

T4-2 エゴの起源
今回は、テキストから「エゴと間違った自律」という一節をご紹介します。3.「When you threw knowledge away it is as if you never had it. あなたが知識を捨て去ってしまったとしたら、あなたはまるで一度も知識を持ったことがないような状態になってしまうはずです。 This is so apparent that one need only recognize it to see that it does happen. これは本当にわかりきった明白なことなので、誰でもただこのことに気づ...

T4-5 悪名高きエゴですが、打ち倒すべき強敵なのでしょうか?
今回は、テキスト第四章からエゴと身体に関する一節をご紹介します。悪名高い「エゴ」ですが、私たちはエゴにどう対処すべきなのでしょうか?奇跡のコースでは、エゴが幻にすぎないとして、そもそも実在しないものとして取り消すための理解と対処についていろんな角度から説明します。それだけに、エゴを取り消すにしても、そのためにはどのようなスタンスで臨むべきなのか今ひとつ掴みきれないという感覚になってしまうことも多い...