レッスン35「私の心は神の大いなる心の一部だ。私はとても神聖な存在だ」

レッスン31〜40 0

あなた肉体に、あるいは互いに分離しているという考えに自己同一化すると、”本性”を忘れてしまいます。本当の自分を忘れてしまいます。あなたは兄弟とは別の分離した存在だと思っています。神からも分離していると思っています。そう思っていなければ、周りを批判したり、攻撃したりできるはずがありません。

あなたの内なる”聖なる本性”は、まったく愛すべきものであり、愛そのものです。その”本性”に接触すれば、あるがままの自分でいい、それで受け入れられるのだとわかるでしょう。あなたには、何も改善したり手直ししたりするべきところはないとわかります。自分の”本性”を知るには、自己批判と自責を手放さなければなりません。また兄弟姉妹に対する批判をも、根こそぎ捨てなければなりません。

この状態にとどまることに慣れてくると、人生はどんどん楽になります。だからこそ、多くのスピリチュアルな教えは、瞑想と祈りを日課にすることを勧めているのです。神との交わりは、あなたを力づけます。肉体的にも感情的にも知的にも良い状態になるには、それが必須です。

イエス・キリスト(ポール・フェリーニ著「無条件の愛 キリスト意識を鏡として」より)




レッスン35です。

今日のテーマは「私の心は神の大いなる心の一部だ。私はとても神聖な存在だ」です。




今日のレッスンは、直接的に、私たちの自己イメージの修正を試みるものです。

自分の中にある自分はこういう人間だという自己イメージを表す出来事や状況を言葉や文章で表現して(たとえば、「私は、つねに周りの人の顔色を窺って自分の意見を言うこともできない臆病者だ」)、それに続けて、「そうだとしても、私の心は神の心の一部なんだ。私はとても神聖なんだ」と締めくくる形です。

あてはめの対象の自己イメージは、よいイメージも悪いイメージも自分で選別することなく無差別にピックアップすることが大切です。

よいイメージであれ、悪いイメージであれ、本来無色の白い光が色づけされるスライドにすぎないということができますので、気にせず、自己イメージを思い浮かぶままにレッスンの素材にしてください。


2.「What you see while you believe you are in it is seen through the eyes of the image.
 あなたが自分がその環境の中にいると信じこんでいる間にあなたが目にするものは、その自己像が持つ目を通して見られることになります。

 This is not vision.
 自己像が持つ目を通して見えるものは、ヴィジョンではありません。

 Images cannot see.
 イメージされた肖像には何かを見ることなどできないからです。」

私たちは、神の子である本当の自分を忘れて、幻想の世界を作り出し、この世界という環境が現実で、その環境の一部をなす人間をアバターにして、人間が持つ五感を通して知覚する世界は本物だと信じています。

しかし、アバターは、現実ではない空想である幻想世界を「見る」(=妄想する)ために用意された道具であり、実際に自分のいるところ以外の場所を認識するためにカメラやマイク等を装備したドローンのようなもので、本当の自分ではないし、そもそも幻想世界の一部であるイメージしたキャラクターにすぎません。

私たちは、このキャラクターが持つ肉眼を用いることで、ありもしない空想の世界が「見える」という「設定」の物語世界で、お約束通りに肉眼で世界が見えているという空想をしているだけです。




Workbook Lesson 35



My mind is part of God's. I am very holy.
私の心は神の大いなる心の一部だ。私はとても神聖な存在だ。





My mind is part of God's. I am very holy.
私の心は神の大いなる心の一部だ。私はとても神聖な存在だ。



1. Today's idea does not describe the way you see yourself now.
 今日の考えは、今あなたが自分はこんな存在だとみなしているようにあなた自身を描写してはいません。

 It does, however, describe what vision will show you.
 それでも、ヴィジョンがいずれあなたに見せてくれる自己像を、今日の考えが描写しているのは確かです。

 It is difficult for anyone who thinks he is in this world to believe this of himself.
 自分がこの世界に存在すると思っている誰にとっても、自分のことを神の心の一部である神聖な存在だと信じるのは容易なことではありません。

 Yet the reason he thinks he is in this world is because he does not believe it.
 しかし、その人は自分がこの世界にいると思っているのは、まさにその人が今日の考えを信じていないことが理由です。



2. You will believe that you are part of where you think you are.
 あなたは、自分は自分がいると思う場所の一部だと信じるでしょう。

 That is because you surround yourself with the environment you want.
 それは、あなたは自分自身を自分の望む環境で取り囲むからです。

 And you want it to protect the image of yourself that you have made.
 そして、あなたは自分の望む環境に、自分の作り出した自己像を守ってもらいたいと望みます。

 The image is part of this environment.
 その自己像は、この環境の一部です。

 What you see while you believe you are in it is seen through the eyes of the image.
 あなたが自分がその環境の中にいると信じこんでいる間にあなたが目にするものは、その自己像が持つ目を通して見られることになります。

 This is not vision.
 自己像が持つ目を通して見えるものは、ヴィジョンではありません。

 Images cannot see.
 イメージされた肖像には何かを見ることなどできないからです。



3. The idea for today presents a very different view of yourself.
 今日の考えは、これまでとはまったく違うあなた自身についての見方を提示しています。

 By establishing your Source it establishes your Identity, and it describes you as you must really be in truth.
 あなたの大いなる源を確証することによって、今日の考えは、本当のあなたが何者なのかを明確にして、真理の中であなたが本当にそうであるに違いないものとしてあなたを描写します。

 We will use a somewhat different kind of application for today's idea because the emphasis for today is on the perceiver, rather than on what he perceives.
 今日の考えについては、これまでとはいささか違った種類の適用の仕方を用いることにします。なぜなら、今日のレッスンは、知覚する対象ではなく、知覚する主体に重点を置いているからです。



4. For each of the three five-minute practice periods today, begin by repeating today's idea to yourself, and then close your eyes and search your mind for the various kinds of descriptive terms in which you see yourself.
 今日は5分間の実習時間を3回とりますが、毎回、今日の考えを自分に繰り返して言い聞かせることから始めてください。それから、目を閉じて、自分の心の中で、あなたが自分自身を描写していると思ういろんな種類の言葉を探してください。

 Include all the ego-based attributes which you ascribe to yourself, positive or negative, desirable or undesirable, grandiose or debased.
 ポジティブなものであれネガティブなものであれ、望ましいものであれ望ましくないものであれ、壮大なものであれ卑小なものであれ、あなたが自分自身にあてはまると思うエゴに基盤を置いたどんな属性でも含めるようにしてください。

 All of them are equally unreal, because you do not look upon yourself through the eyes of holiness.
 それらの属性はどれも、等しく実在しないものです。なぜなら、あなたは神聖さの目を通して自分自身を見てはいないからです。



5. In the earlier part of the mind-searching period, you will probably emphasize what you consider to be the more negative aspects of your perception of yourself.
 心の中の検索を始めた最初の間は、あなたはたぶん、自分自身についての知覚の中でも、よりネガティブな側面だと思うことにばかり着目してしまうでしょう。

 Toward the latter part of the exercise period, however, more self-inflating descriptive terms may well cross your mind.
 それでも、練習時間の後半に差しかかると、徐々により自尊心を膨らませるような言葉が心をよぎるようになるかもしれません。

 Try to recognize that the direction of your fantasies about yourself does not matter.
 自分自身についての空想がどんな方向に進むかは重要ではないと認識するように努めてください。

 Illusions have no direction in reality.
 幻想は、現実において、いかなる方向性も持つことはできません。

 They are merely not true.
 幻想は、単に真実ではないだけだからです。



6. A suitable unselected list for applying the idea for today might be as follows:
 今日の考えを適用するためにふさわしい無作為に選ぶリストは次のようなものになるでしょう。


I see myself as imposed on.
私は、自分のことを重圧を課されていると思っている。

I see myself as depressed.
私は、自分が意気消沈していると思っている。

I see myself as failing.
私は、自分が失敗しかけていると思っている。

I see myself as endangered.
私は、自分が危険にさらされていると思っている。

I see myself as helpless.
私は、自分が無力な存在だと思っている。

I see myself as victorious.
私は、自分は勝者だと思っている。

I see myself as losing out.
私は、自分のことを負け犬だと思っている。

I see myself as charitable.
私は、自分は慈悲深いと思っている。

I see myself as virtuous.
私は、自分は清らかな人間だと思っている。



7. You should not think of these terms in an abstract way.
 これらの言葉を抽象的に思い浮かべるだけに留めないようにしてください。

 They will occur to you as various situations, personalities and events in which you figure cross your mind.
 あなたが自分の関わるさまざまな状況や人物や出来事を自分の心をよぎらせる際に、これらの言葉があなたの心に浮かんでくるしょう。

 Pick up any specific situation that occurs to you, identify the descriptive term or terms you feel are applicable to your reactions to that situation, and use them in applying today's idea.
 自分の心の中に浮かんできたどんな具体的な状況でも取りあげて、その状況に対する自分の反応にあてはまると感じる言葉や表現を特定して、それらの言葉や表現を今日の考えを適用する際に使ってみてください。

 After you have named each one, add:
 一つひとつの具体的な状況に名前をつけたあと、次のように付け加えてください。


But my mind is part of God's.
そうだとしても、私の心は神の大いなる心の一部なのだ。

I am very holy.
私は、とても神聖な存在なのだ。



8. During the longer exercise periods, there will probably be intervals in which nothing specific occurs to you.
 長いほうの実習時間の間には、おそらく何も具体的な状況が自分の中に浮かび上がってこない合間があるはずです。

 Do not strain to think up specific things to fill the interval, but merely relax and repeat today's idea slowly until something occurs to you.
 その合間を満たそうと無理やり具体的な物事を考え出したりなどしないで、ただリラックスして、何か思いつくまで、今日の考えをゆっくり繰り返してください。

 Although nothing that does occur should be omitted from the exercises, nothing should be "dug out" with effort.
 思いつくことは何ひとつ練習から省くべきではありませんが、努力して何かを「掘り出す」必要はまったくありません。

 Neither force nor discrimination should be used.
 強制も差別も、どちらも使う必要はないのです。



9. As often as possible during the day, pick up a specific attribute or attributes you are ascribing to yourself at the time and apply the idea for today to them, adding the idea in the form stated above to each of them.
 1日のうち、できるだけ頻繁に、その時々に、あなたが自分にあてはまると思う具体的な属性の一つか二つをピックアップして、それらの一つひとつに、「そうだとしても・・・」と、先ほど述べた形で今日の考えを付け加えて、あてはめてください。

 If nothing particular occurs to you, merely repeat the idea to yourself, with closed eyes.
 もし特に何も思い浮かんでこなければ、目を閉じたまま、単に考えを自分に繰り返し言い聞かすだけでよいでしょう。


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 松山 健 Matsuyama Ken
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