M4-8 神の教師の特性8(我慢強さ)

マニュアル 0

神の教師の特性の続きです。

「我慢強さ」です。




コースは、救いはいつでも、今にでも起こることだと繰り返します(T26-8 救いはもう、済んでいるT15-10 再生のときは今)。

一見すると、我慢強く待つことは、救いが遠い将来にあることを仮定するもので、この救済の即時性とは矛盾するスタンスのように思えるかもしれません。

しかし、時間は幻想であり、永遠においてはすでに救済は完了しているのだとしたら、幻想世界の中の実在しない時間の経過は気にすべきことではなくなります。

それよりも、いつでも救済が起こりうる客観的状態にありながら、まだ時間の中でそれが現実にならない理由が、自他分離の幻想を抱き、兄弟との間にあると錯覚している隙間、救われることへの恐怖を時間として投影していることによるというのだとすれば、気にすべきことは、なぜ自分は時間の中でこれまでつねに訪れていた癒しの機会を見逃していたのだろうかと自問し、自他分離の錯覚を去らせるチャンスを、過去や未来ではなく、今に見つけようと意識し、それを捉えることに専念することになるはずです。

釣り人は平気で、というよりも楽しんで、その時が来るのを待っています。

釣りに興味のない人が端から見ると、ずいぶん忍耐力のある我慢強い人だという評価をするかもしれません。

しかし、釣り人は、今に専念して忘我の境地を味わっているだけで、苦行を成し遂げているつもりなどありません。

神の教師の我慢強さも、この釣り人の境地と同じで、せっかちに、はやる気持ちを強引に押さえ付けて我慢しているものではありません。




Patience
我慢強さ



1. Those who are certain of the outcome can afford to wait, and wait without anxiety.
 成果が出ることを確信している者は待つことができるし、それも不安がらずに待つことができます。

 Patience is natural to the teacher of God.
 神の教師にとって辛抱強くあることは自然なことです。

 All he sees is certain outcome, at a time perhaps unknown to him as yet, but not in doubt.
 彼に見えているのは確実な結果だけなので、その時点で彼にその結果が未知のものだったとしても、彼が疑念を抱くことはないからです。

 The time will be as right as is the answer.
 その時は、その答えと同じくらい適切なものになるでしょう。

 And this is true for everything that happens now or in the future.
 そして、今起こることであれ、将来起こることであれ、どんなことにも、これは真実としてあてはまります。

 The past as well held no mistakes; nothing that did not serve to benefit the world, as well as him to whom it seemed to happen.
 それだけでなく、世界のためにならなかったどんな事柄についてであれ、過去がその出来事が起こったように見えた者に間違いを突き付けるようなことはありません。

 Perhaps it was not understood at the time.
 もしかすると、その時点では、このことは理解できていなかったかもしれません。

 Even so, the teacher of God is willing to reconsider all his past decisions, if they are causing pain to anyone.
 たとえそうだったとしても、神の教師は、もし自分の過去のすべての決定が誰かに苦痛を引き起こしているとしたら、喜んで過去のすべての決定について考え直すでしょう。

 Patience is natural to those who trust.
 信頼する者にとって我慢強さは自然なことです。

 Sure of the ultimate interpretation of all things in time, no outcome already seen or yet to come can cause them fear.
 時間の中のすべての物事について究極的に意味が明かされると確信しているので、すでに見た結果であれ、これから訪れることであれ、何も、信頼する者に恐怖を引き起こすことはできないのです。


次

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 松山 健 Matsuyama Ken
この記事を書いた人:  松山 健 Matsuyama Ken

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