M4-8 神の教師の特性8(我慢強さ)

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この世に、粘り強さに勝るものはない。才能?才能があっても成功できなかった例は枚挙にいとまがない。

天才?報われない天才という言葉は、すでに決まり文句になっている。

教養?世の中は教養ある浮浪者であふれている。

粘り強さと断固たる信念だけが、無限の力を持つのだ。

カルビン・クーリッジ




At age 5 his father died.
5歳のとき、彼の父は亡くなった。

At age 16 he quit school.
16歳のとき、彼は学校を辞めた。

At age 17 he had already lost 4 jobs.
17歳のとき、彼はすでに4回、職を失っていた。

Between ages 18 and 22, he was a railroad conductor and failed.
18歳のとき、彼は電車の車掌になったが、22歳でクビになった。

He joined the army and washed out there.
彼は陸軍に入隊したが、除隊させられた。

He applied for law school he was rejected.
彼はロースクールを受験したが、不合格だった。

He became an insurance salesman and failed.
彼は保険の外交員になったが、クビになった。

At age 20 his wife left him.
20歳のとき、彼の妻が彼の許を去っていった。

He became a cook and dishwasher in a small cafe.
彼は小さなカフェのコック兼皿洗いになった。

At age 65, he retired.
65歳のとき、彼は引退した。

He decided to commit suicide, he had failed so much.
彼は自殺を決心したが、それにすら失敗した。

But, he realized still one thing he could do better than anyone “cooking”.
しかし、彼はようやくひとつのことに気づいた。自分は誰よりも「料理」が上手だと。

He borrowed $87, bought and fried up chicken using his recipe, went door to door to sell them in Kentucky.
彼は87ドルを借りて、チキンを仕入れては、自分独自のレシピを使ってフライし、ケンタッキー州の家から家へと売って回った。

At age 88 Colonel Sanders, founder of KFC was a billionaire.
88歳のとき、KFCの創業者カーネル・サンダースは、億万長者になった。

Colonel Sanders
カーネル・サンダース





一般に鈍いというと、マイナスのイメージが強いが、鈍さを馬鹿にすべきではない。鈍さも見方を変えれば才能で、それこそが誠実さや、一途さや信念といったものを生み出す原動力となるはずである。

渡辺淳一








神の教師の特性の続きです。

「我慢強さ」です。




コースは、救いはいつでも、今にでも起こることだと繰り返します(T26-8 救いはもう、済んでいるT15-10 再生のときは今)。

一見すると、我慢強く待つことは、救いが遠い将来にあることを仮定するもので、この救済の即時性とは矛盾するスタンスのように思えるかもしれません。

しかし、時間は幻想であり、永遠においてはすでに救済は完了しているのだとしたら、幻想世界の中の実在しない時間の経過は気にすべきことではなくなります。

それよりも、いつでも救済が起こりうる客観的状態にありながら、まだ時間の中でそれが現実にならない理由が、自他分離の幻想を抱き、兄弟との間にあると錯覚している隙間、救われることへの恐怖を時間として投影していることによるというのだとすれば、気にすべきことは、なぜ自分は時間の中でこれまでつねに訪れていた癒しの機会を見逃していたのだろうかと自問し、自他分離の錯覚を去らせるチャンスを、過去や未来ではなく、今に見つけようと意識し、それを捉えることに専念することになるはずです。

釣り人は平気で、というよりも楽しんで、その時が来るのを待っています。

釣りに興味のない人が端から見ると、ずいぶん忍耐力のある我慢強い人だという評価をするかもしれません。

しかし、釣り人は、今に専念して忘我の境地を味わっているだけで、苦行を成し遂げているつもりなどありません。

神の教師の我慢強さも、この釣り人の境地と同じで、せっかちに、はやる気持ちを強引に押さえ付けて我慢しているものではありません。




Patience
我慢強さ



1. Those who are certain of the outcome can afford to wait, and wait without anxiety.
 成果が出ることを確信している者は待つことができるし、それも不安がらずに待つことができます。

 Patience is natural to the teacher of God.
 神の教師にとって辛抱強くあることは自然なことです。

 All he sees is certain outcome, at a time perhaps unknown to him as yet, but not in doubt.
 彼に見えているのは確実な結果だけなので、その時点で彼にその結果が未知のものだったとしても、彼が疑念を抱くことはないからです。

 The time will be as right as is the answer.
 その時は、その答えと同じくらい適切なものになるでしょう。

 And this is true for everything that happens now or in the future.
 そして、今起こることであれ、将来起こることであれ、どんなことにも、これは真実としてあてはまります。

 The past as well held no mistakes; nothing that did not serve to benefit the world, as well as him to whom it seemed to happen.
 それだけでなく、世界のためにならなかったどんな事柄についてであれ、過去がその出来事が起こったように見えた者に間違いを突き付けるようなことはありません。

 Perhaps it was not understood at the time.
 もしかすると、その時点では、このことは理解できていなかったかもしれません。

 Even so, the teacher of God is willing to reconsider all his past decisions, if they are causing pain to anyone.
 たとえそうだったとしても、神の教師は、もし自分の過去のすべての決定が誰かに苦痛を引き起こしているとしたら、喜んで過去のすべての決定について考え直すでしょう。

 Patience is natural to those who trust.
 信頼する者にとって我慢強さは自然なことです。

 Sure of the ultimate interpretation of all things in time, no outcome already seen or yet to come can cause them fear.
 時間の中のすべての物事について究極的に意味が明かされると確信しているので、すでに見た結果であれ、これから訪れることであれ、何も、信頼する者に恐怖を引き起こすことはできないのです。


次

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 松山 健 Matsuyama Ken
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