レッスン55(レヴュー:レッスン21~25)

2013年08月07日
レッスン51〜60 0

Mistakes are the portals of discovery.
間違いを犯すことは、何かを発見するきっかけとなる。



James Joyce
ジェイムズ・ジョイス



「フリー・ユア・マインド」のカギは、カルマ(自分ではコントロールできないこと)に直面したときに、とるべきダルマ(自分でコントロールできること)は何かについて考えることだ。

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ウィリアム・ダガン(「超、思考法」148ページ)






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今日は、リズワン・バーク著 われわれは仮想世界を生きている AI社会のその先の未来を描く「シミュレーション仮説」をご紹介します。


仮想


アマゾン解説
「あなたも映画「マトリックス」の世界にいる!
と気づくことになる

イーロン・マスクを魅了した未来地図
「シミュレーション仮説」とは?
ホーキング博士も、現実は50%だと考えた!

〝あなたの世界観はガラリと変わる!″

【レビュー】
人類が『マトリックス』のようなシミュレーションの中にいないと、どうしてわかるのだろうか。
――「ガーディアン」誌

バークは(中略)多次元宇宙、量子不確定性、そして――怖くなるか安心するかは別として――私たちが認識する現実は実のところ巨大なシミュレーションの一部であるという可能性について、説得力と洞察力に富む道案内を行っている。
――「パブリッシャーズ・ウィークリー」

本書は重要な1冊である。なぜなら、私たちを取り巻くものはすべてシミュレーションであるというアイデアに、真剣に、深く踏み込んでいるからだ。このアイデアについてどのような意見を持っているとしても、本書はそれをもう一度考えるきっかけを与えてくれるだろう。だからこそ、本書は注目に値するのだ。
――ジミー・ソニ(『A MIND AT PLAY』クロード・シャノンの評伝の著者)

【本書の内容】
パートⅠ マトリックスの作り方
〈コンピュータサイエンス〉
パートⅡ シミュレーションは私たちの世界をいかに説明するか
〈物理学〉
パートⅢ シミュレーションは未解明の現象をいかに説明するか
〈神秘思想〉
パートⅣ 諸説の統合」

世界をゲームになぞらえた一節を抜粋します。

「多くの西洋人は〈カルマ(業)〉を、因果応報の法則くらいに思っているが、実際には見かけよりもずっと複雑で、それでいて一定の法則に基づいている。実のところ、カルマは私たちが行う必要のあるタスクと結果のリストとしてモデル化できる。私たちが何かを行うと、新しい〈タスク〉が、この物質的世界の外に保存された仮想の目録に掲載される。将来的に生まれ変わるとき、これまで積んできたカルマのうち、新たな人生において取り組みたいことを選ぶことができる。仏陀の終わりなき〈輪廻転生〉は、生まれ変わりの目的を私たちに教えてくれる。私たちが何度も生まれ変わるのは、現在と過去の人生で定義した〈ミッション〉を達成するためなのだ。

私のようなビデオゲームデザイナーの目から見ると、カルマと輪廻転生という一対の概念は、複数の残機があり、課題が継続的に与えられ、達成項目が記録されるゲームによく似ている。ひとつのタスク、あるいはクエストを達成すると、新たなクエストが加わる。これは、仏教において新たなカルマが作られるプロセスにかなり似ている。考えるに、高度なビデオゲームのアーキテクチャをいくつもの人生にわたって過ごすことは、仏陀の終わりなき輪廻転生の思想に重なる。

さらに、仏教で悟りを開くためのあまたの手法は、私たちを取り巻く世界が幻であると認識することである。チベットに〈夢ヨガ〉という手法があり、修行者は自分を取り巻く世界を一種の夢と認識するように訓練する。これは、明晰夢を見るという、より現代的な手法の習得に近い。修行者は、眠っているあいだに、今見ている映像は現実ではなく夢にすぎないと認識することを学ぶ。現実のような夢を見ているとき、体はベッドで横になって眠っている。夢ヨガの目的は、現実世界という幻の外、全員で見ている夢の外に、自分の一部が別にあるのではないかと問うことである。

世界が夢であるという隠喩は、シミュレーション仮説の発想と絡み合っている。毎晩見る夢は、基本的に小型のシミュレーション仮説のようなものなのだ。

私たちがシミュレーションの中に住んでいるという考え方を裏付けるのは、東洋の宗教的あるいは霊的な伝統だけではない。西洋の、いわゆるアブラハムの宗教(ユダヤ教、キリスト教、イスラム教)では、はっきり記してこそいないものの、シミュレートされた現実に生きる私たちを〈超越者〉が見守っているということが暗示されている。これらの宗教にも、それぞれ因果応報のような考え方があり、さらに、私たちの選択は見守られ、行動は記録されていると考えられている。死後の世界に入ると、神は行動の記録を用いて審査する。

では、行動を記録しているのは誰なのだろうか。宗教によっては、こうした超越者は〈天使〉であるということになっている。しかし、自動的に行動を監視、記録し、後で再生してくれるAIのようにも思える。

現代のビデオゲームには、プレイ中の動きを記録し、後で確認できる機能がある。さらに、ゲーム後に行動を〈リプレイ〉するという発想は、臨死体験をした人々による死後の世界の説明や、コーランや聖書の記述とも、かなり似通っている。死の間際には、ライフレビュー(人生回顧)といって、若いころのことを次々思い出す体験があるという。コーランには、自分の行状が記された帳簿が存在するということがかなり詳しく書かれている。そして、聖書には、天国に入る人の名簿である〈いのちの書〉が存在する。

これらすべての霊的な考え方──夢のような幻の世界、カルマ、生まれ変わり、仏陀の終わりなき輪廻転生、天使、永遠の死後の世界などなど──は、他のどんな科学的思考の枠組みよりも、シミュレーション仮説のモデルにフィットする。こうした伝統は、私たちがシミュレートされた現実の中に住んでいると語っているかのように思える。ただ、つい最近まで、自らこのような結論を導くだけのテクノロジーの教養がなかっただけなのだ。シミュレートされた現実の外に住んでいる生命体は、少なくともシミュレーション内部の住人からは、超自然的な生命体、天使、さらには神のように思える。」(p.37)




このサイトの読者のみなさんが大好きなテーマだと思います。

ぜひ読んでみてください。



レッスン55です。





今回はレッスン21~25の復習です。




復習期間に入って5日目ですが、中だるみしている人もいるのではないでしょうか。

今後の復習期間では、参考になるような映画や書籍の紹介をしてみなさんの関心を保つようにしていますが、そもそも復習期間に入ると、学習が停滞したように感じるとしたら、それはコースの本の文章を読むことがレッスンを実践することになるという大きな勘違いをしている証拠でもあります。

たびたび述べるように、レッスンの文章を読むのは次の日のスケジュール帳で予定を確認するのと同じくらいの意味しかないということを肝に銘じる必要があります。

7つの習慣の第1の習慣「主体的である」ことを、よく学んでおく必要があります。



[序文の要約]


注釈も含めて5つの考えを読むことから1日を始める。

そのあと、それらの5つの考えと注釈について考える際に、特定の順番に従う必要はないが、少なくとも1回は、それぞれの考えを実習する。

各実習時間には、2分以上は専念することにして、その考えと関連する注釈を読んだあと、それらについて考えてみる。

1日の間に、この練習をできるだけ頻繁に行う。

もし5つの考えのうちのどのひとつの考えであれ、ある考えがほかの考えよりも自分に訴えかけてくるように感じるなら、そのひとつの考えに集中する。

しかし、その日の終わりには、忘れずにそれら5つの考えのすべてをもう一度おさらいする。



実習時間には、一つひとつの考えに続く注釈を文字どおりに、あるいは、完全にこなそうとする必要はありません。

むしろ、その中核となるポイントを押さえて、そのポイントに関連する考えもそのテーマとなっている考えの復習の一部として考える。

考えと関連する注釈を読んだあとは、可能なら、ひとりきりになれる静かな場所で、目を閉じて練習する。




学びの目的は、自分が静寂をもたらせるようになり、苦悩や混乱を癒せるようになることなのだから、苦悩や混乱を避けて自分ひとりでいられる逃げ場を探し求めていたのでは、このような目的を達成することはできない。

したがって、すでに問題が収束した状況よりも、現に狼狽させられる状況でこそ、自分の学びを生かせるはずだ。




私たちはやがて、平安が自分の一部であり、自分の置かれたいかなる状況においても、その状況をまるごと受け入れる必要があるだけだと学び、そして、最終的には、自分のいる場所には一切の制約が存在しないので、自分がいるところならどこであれ、自分は平安でいられると学ぶことになる。



考えのいくつかは、復習の効果を上げるために、その元のレッスンで示されたままの形とは変えられているが、示されている形のまま使い、元の言葉に戻す必要はないし、元のレッスンの際に提案された通りに考えを適用する必要もない。



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Workbook Lesson 55



Review of Lessons 21 – 25
レッスン21~25の復習


Today's review includes the following:
今日の復習は、次の内容です。


1. [21]
 I am determined to see things differently.
 私は物事を違ったように見ることに決めた。



 What I see now are but signs of disease, disaster and death.
 私に今見えているのは、病気や災害や死の印ばかりだ。

 This cannot be what God created for His beloved Son.
 こんなものが、神がその愛し子のために創造したものであるはずがない。

 The very fact that I see such things is proof that I do not understand God.
 私にそんなものが見えているという事実それ自体が、私が神を理解していない何よりの証拠だ。

 Therefore I also do not understand His Son.
 神を理解していないのだから、私は、神の子のことも理解していない。

 What I see tells me that I do not know who I am.
 私に見えるものは、私が自分が誰なのかわかっていないことを示しているからだ。

 I am determined to see the witnesses to the truth in me, rather than those which show me an illusion of myself.
 私は、自分自身についての幻想を私に見せるものなどではなく、私の中にある真理を示す証拠を見ることに決める。



2. [22]
 What I see is a form of vengeance.
 私が見ているのは、復讐の一形態だ。



 The world I see is hardly the representation of loving thoughts.
 私の見る世界は、とても愛に満ちた思いが表れたものとはいえない。

 It is a picture of attack on everything by everything.
 この世界は、万物による万物に対する攻撃を描写した光景だ。

 It is anything but a reflection of the Love of God and the love of His Son.
 この世界は、まったく神の大いなる愛と神の子の愛を反映してはいない。

 It is my own attack thoughts that give rise to this picture.
 こんな光景を生み出しているのは、私自身の攻撃的な思いなのだ。

 My loving thoughts will save me from this perception of the world, and give me the peace God intended me to have.
 私が愛に溢れる思いを抱くことで、私はこのような世界の知覚から救い出され、神が私に抱くようにと意図してくれた平安が私に与えられる。



3. [23]
 I can escape from this world by giving up attack thoughts.
 私は、攻撃的な思いを手放すことによって、この世界から脱出できる。



 Herein lies salvation, and nowhere else.
 ここに救済があり、それ以外のどこにも存在しない。

 Without attack thoughts I could not see a world of attack.
 攻撃的な思いを抱かなければ、私には攻撃の世界を見ることができない。

 As forgiveness allows love to return to my awareness, I will see a world of peace and safety and joy.
 赦しによって私が再び愛を自覚できるようになるとき、私は平安と安全と喜びの世界を見ることになる。

 And it is this I choose to see, in place of what I look on now.
 そして、私は、自分が今見ているものの代わりに、この平安と安全と喜びの世界を見ることを選ぶ。



4. [24]
 I do not perceive my own best interests.
 私は、自分の最善の利益を知覚していない。



 How could I recognize my own best interests when I do not know who I am?
 私には自分が誰なのかわかっていないのに、どうしてその私に自分の最善の利益が認識できるだろう。

 What I think are my best interests would merely bind me closer to the world of illusions.
 私が自分の最善の利益だと思うことは、単に、私をより強く幻想の世界に縛りつけることになるだけだ。

 I am willing to follow the Guide God has given me to find out what my own best interests are, recognizing that I cannot perceive them by myself.
 私は、自分ひとりでは自分の最善の利益を知覚できないとわかったので、私にとっての最善の利益が何かを見出すために神が私に与えてくれた大いなるガイドに喜んで従うつもりだ。



5. [25]
 I do not know what anything is for.
 私は、物事が何のためにあるのかわかっていない。



 To me, the purpose of everything is to prove that my illusions about myself are real.
 私にとって、あらゆる物事の目的は、私が自分自身について抱いている幻想が本物であることを証明することだ。

 It is for this purpose that I attempt to use everyone and everything.
 幻の自己像が本物だと証明する目的のために、私はすべての人たちやすべての物事を利用しようとしているのだ。

 It is for this that I believe the world is for.
 私は、幻の自己像を本物だと証明するためにこの世界が存在すると信じている。

 Therefore I do not recognize its real purpose.
 したがって、私はこの世界の真の目的を認識していないのだ。

 The purpose I have given the world has led to a frightening picture of it.
 私がこの世界に割り当てた目的が、この世界の恐ろしい光景へと導いてきたのだ。

 Let me open my mind to the world's real purpose by withdrawing the one I have given it, and learning the truth about it.
 私がこの世界の真の目的に対して自分の心を開いて、自分がこの世界に与えた目的を取り消して、この世界の真の目的を学ぶことができますように。


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では、ブリトニーさんのレッスンです。





次

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 松山 健 Matsuyama Ken
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