C1 Mind - Spirit 心-霊

2013年09月03日
用語解説 0

We are material beings for but a moment in time, but we are spiritual beings forever.
私たちは時間の中でしばらくの間、物質的存在となりますが、私たちは永遠に霊的な存在のままです。



Marianne Williamson
マリアン・ウィリアムソン



We are not human beings having a spiritual experience. We are spiritual beings having a human experience.
私たちは、霊的な体験をする人間なのではない。私たちは、人間という体験をしている霊なのである。



Pierre Teilhard de Chardin
ピエール・テイヤール・ド・シャルダン




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今回は、用語解説から「心と霊」についての一節をご紹介します。


用語の定義

大いなる心(Mind)= 神と神の子キリストが共有する唯一の心

小さな心(mind)= 大いなる心が分裂したとエゴが錯覚させている大いなる心の一区分。エゴと聖霊の2つの部分で構成される

霊(spirit)= 魂(soul)

正しい心の状態=聖霊に耳を傾ける心境

間違った心の状態=エゴの声を聞く心境

意識=聖霊とエゴのメッセージを受け取る受動的な心理機構


「魂」という用語

「3. Spirit is the part that is still in contact with God through the Holy Spirit, Who abides in this part but sees the other part as well.
 霊は、聖霊を介して、依然として神とコンタクトを保っている部分です。聖霊は、霊の部分に留まっていますが、もうひとつの部分についてもよく理解しています。

 The term "soul" is not used except in direct biblical quotations because of its highly controversial nature.
 『魂』という用語は、直接聖書を引用する場面以外では用いられてはいません。なぜなら、魂という言葉は本質的に非常に論争を呼び起こしやすい性質を備えているためです。

 It would, however, be an equivalent of "spirit," with the understanding that, being of God, it is eternal and was never born.
 しかしながら、神に由来するがゆえに、永遠にして決して生まれたことのない存在だという理解があれば、魂は『霊』の同義語と言って差し支えありません。」

「魂」 "soul" という用語が聖書の引用箇所以外では用いられていないと述べられています。実際、FIP版では "soul" はほとんど用いられていません。

しかし、UrtextやOriginal Editionでは、FIP版で"spirit"となっている箇所の多くに "soul"が用いられており、もともとは "soul"であったところが"spirit"に変更されたことがわかります。


人生を変える! 心のコーディネート

現代日本社会に生きる私たちは、唯物論的世界観に染まり、宗教臭への嫌悪から、人に魂というものがあるということすら信じられなくなって、自分のことを意識を持ったロボットや機械のように位置づけ、機械が壊れてしまったらすべてがお終いという人生観で生きることを強いられています(奇跡のコースからすれば個別の魂が「実在」しないことはもちろんですが、この世(=あの世)かぎりでは「存在」するのは言うまでもありません)。

この点を理解するうえで参考になる良書をご紹介します。

「人生を変える! 心のコーディネート」ミコ 小林 著

ミコ



Amazon紹介文「著者について
■ ミコ 小林/ミコ コバヤシ
1954年生まれ、福島県出身。
18歳で上京し、美容学校に入学。
1976年美容師国家資格取得後、サロンでの経験を活かし、イギリス、フランスにて
ヘア&スキンケアを学ぶ。
帰国後、渋谷区内にヘア&スキンケアサロン「ラ・プラタ」をオープンし、
大成功をおさめる。
その後さらなる飛躍を求めて渡米。
1987年カリフォルニア州コスメトロジストライセンス取得。
1990 年には独立し、「Miko'Salon」を高級住宅地パロスバーデスにオープン、
きめ細かいサービスと技術の確かさで人気を集める。
2000 年事業拡張のためロミタ市に「LA CLARTE(ラ・クラーテ) SALON&DAY SPA」をオープン。
2002年には、東京・市ヶ谷にラ・クラーテジャパンを法人設立。
日米を行き来しながらスパのプロデュースやコンサルタントから、事業開発サポート、
スパ什器や関連商品の提供、スパ・スペシャリストの育成などに力を注いでいる。
日本美容業界紙『エステティックジャーナル』にスパ・コンサルタントとして
「スパの勧め」を集中連載。


悩みや不安を抱えるあなたへ。
「心のコーディネート」でキレイな心に生まれ変わる!
自分の人生を変えるのは自分です。

人は悩みや不安に襲われたり、心の不調に陥ったりしたとき、
つい誰かに頼りたくなってしまうものですが、最終的に頼りになるのは自分だけ。
「どうせ何をやってもだめに決まっている」と諦めていた方は、
ぜひこの心のコーディネートを人生に取り入れてみてください。
きっと、あなたの問題を解決し、より良い未来へ導いてくれるはずです。

人が抱える悩みや不安はすべて、その人が悪い心を放置し、
「意識界」の法則に反した生き方をしたことによる罪の罰と刑として
引き起こされています。
人間は「本当の自分(意識)」と「分身の肉体(体)」の2人の自分で成り立っています。
「意識」はエネルギー(オーラ)で構成されており、肉眼で見ることはできません。
そんな「意識」が生まれ、肉体が死んだときに帰る場所が「意識界」なのです。
その「意識界」における法則に従い、悪い心を自ら罰し、
二度と起こさないようなプランを立てて実行することが「心のコーディネート」なのです。

本書には、筆者が実際にカウンセリングを通じて「心のコーディネート」を手伝い、
不安や悩みを解消した事例を3件掲載。
どのように自分の心に向き合い、心の傷を癒すべきかをステップを踏んで紹介しています。

【目次】
はじめに

第1章 嫉妬や憎しみなどのネガティブな感情と心の不調はどこから来るの?
・そもそも心ってどういうもの?
・悩みや不安から来る心の不調を断ち切りたくて……
思い付いた私の「意識」と向き合う試み
・私と家族に襲い掛かった不幸の原因は、私たちの心がつくっていた!?
・悪い心を放置することで生まれる心と体の不調とさまざまな不幸
・「なりたい自分」になるための計画を立て、ポジティブに生きることで人生が変わった!
・心を知らないから悩みや不安が生まれる。心を知れば楽しく生きる方法が分かる

第2章 心の構造を知り、運命を変えよう!
・人間は「二姿一体」で成り立っている
・心が中心にある「意識」と肉体の関係
・私たちは誰でも毎日、意識離脱をしている
・考えるのは、意識エネルギーの中心にある「心」
・「脳」は伝達の働きをする
・オーラの正体は、意識エネルギー
・大人でも、子どもでも誰もが、永遠に若々しい意識エネルギーをもっている
・意識界はいわゆる「あの世」
すべての意識が生まれ、帰る場所
・意識界では嘘や隠しごとはできない
・この世のひらめきやインスピレーションは意識界での経験
・「夢を見た」は意識界で経験したこと
・意識界の法則を守れば、楽しく生きることができる
・良心を悪心に変えて調和を乱すことが、意識界での罪となる

第3章 意識界に目を向けて「悪心」と向き合うことから始める
・本当の自分は悪心をそなえていない
・悪心をつくると、どうなるの?
・いじめをする人といじめられる人、どちらの心が苦しいのか?
・悪行を続ける人は、自分の心を裁かずに相手の心を裁いている
・人は本来、幸せを感じられる生活をするために生まれてきている
・悪行をしている自分を救えるのは自分だけ
・ネガティブ思考でさえも悪行となる
・自殺をしても楽にはなれないどころか、もっと苦しい思いをするようになる
・なぜ、人は知らないうちに悪心をつくり出してしまうのか?
・「エゴ」を選んで生きるか、「プライド」を選んで生きるか

第4章 15の「心のパワー」を使いこなして、「心のコーディネート」をする
・心の15パワーとは何か?
・1.食本能パワー
・2.性本能パワー
・3.感情パワー
・4.正しく見るパワー
・5.正しく聞くパワー
・6.正しく話すパワー
・7.正しく思考するパワー
・8.正しく行動するパワー
・9.正しく生活するパワー
・10.正しく仕事するパワー
・11.正しく反省するパワー
・12.理性パワー
・13.記憶パワー
・14.思いやりと愛のパワー
・15.意志パワー
・心の15パワーを使って、果たすべき使命と生きる目的とは?
・心のコーディネートをすれば、生きる目的は必ず見つかる
・すべての人間は平等なのに、なぜ不平等だと感じてしまうのか?
・あの世にもち帰れる最高のおみやげ

第5章 自分の問題を自分で解決してみよう! 「心のコーディネート」事例集
・心の傷を癒すには、心のコーディネートが必要
・心のコーディネートは自分自身で行なうもの
・1.長期間存在する心の傷を癒すための心のコーディネート
・2.その日につくった心の傷を癒すための心のコーディネート
・3.瞬間的につくった心の傷を癒すための心のコーディネート
・心のコーディネートの5ステップ
・心のコーディネートの事例
・【事例1】パワハラに悩んでいた21歳のセラピスト、Aさんの例
・【事例2】いじめに悩んでいた14歳の女子中学生Bさんと母親の例
・【事例3】夫のDVに悩むCさんの例」






用語法はとても重要だが、こだわりすぎると前に進めなくなってしまう

さて、奇跡のコースをある程度学ばれた方は、コースが情緒的なものではなく、きわめて論理的かつ実践的で、どちらかと言えば、理系的な思考体系を採用していることに気づかれると思います。

ですから、用いられる言葉の定義の重要性は否定できません。

とくに、従来から存在する言葉に従来とは違った意味がこめられて用いられていることが多いだけに、用語の定義を曖昧なままにしておくと、誤解のもとにもなりかねません。

たとえば、「赦し」と「許し」を混同したまま贖罪を理解しようとしても、混乱の度を増すばかりでしょう。


しかし、用語解説の序文が述べているように、コースは道具として思考を用い、用語の意義を明確化はしますが、言葉を弄ぶ哲学的恣意や用語法に厳密にこだわることをしません。

コースは、贖罪のためには、知覚の修正が必要なので、そのために、エゴの枠組みの中にとどまって、あえて象徴するものを表現するには力不足な言葉というものを用います。


そもそも万能ではない言葉にはつねに論争の余地が残されており、議論しようと思う人には、いくらでも論争のネタを提供してくれます。


失敗を恐れず教訓化して祝福に変えるスタンスで歓迎する

この点でも、コースは、きわめて実践的です。

答えなどどこにもなく、体験があるだけだから、用語についての論争をしているくらいなら、学習を進めたらどう?と言います。

用語法にこだわって、遅々としてテキストが進まないという人よりも、いまいちよく言葉の意味が掴めてないけど、なんとなくこんなもんだと自分なりに考えながら、読み進めて、進むつど、自らの体験を通してその概念を修正して精緻化していく人のほうが先に進めるはずです。

ある程度の大らかさ、大雑把さは必要なことでしょう。

少なくとも、指示代名詞が、神と子と聖霊の三者のどれを指すのかわからないといって悩んで先に進めないなどということのないくらいの大雑把さは必要でしょう。

三位一体なのですから、存在と顕現と作用(働き)の側面の相違だけで、根本的には同じものなわけですから、置き間違えたとしても、たいした間違いではないはずです。


Bruce Lee :
Don't think, Feel, it is like a finger pointing out to the moon, don't concentrate on the finger or you will miss all that heavenly glory.


Morpheus:
Neo, sooner or later you're going to realize just as I did that there's a difference between knowing the path and walking the path.



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Mind - Spirit
心-霊


1. The term mind is used to represent the activating agent of spirit, supplying its creative energy.
 心という用語は、霊が自らの創造的なエネルギーを供給して霊の代わりに活動させる主体を指し示すものとして用いられています。

 When the term is capitalized it refers to God or Christ (i.e. the Mind of God or the Mind of Christ).
 この心という用語が「大いなる心」として大文字で表記される場合、それは、神やキリストの心(すなわち、神の大いなる心、つまり、キリストの大いなる心)を指します。

 Spirit is the Thought of God which He created like Himself.
 霊とは、神が神自身と同じものとして創造した神の大いなる思いのことです。

 The unified spirit is God's one Son, or Christ.
 統合された霊は、神のひとり子、つまりキリストのことです。



2. In this world, because the mind is split, the Sons of God appear to be separate.
 この世界では、心は分裂しているので、神の子供たちは分離しているように見えます。

 Nor do their minds seem to be joined.
 しかも、彼らの小さな心同士は結びついているようには見えません。

 In this illusory state, the concept of an "individual mind" seems to be meaningful.
 この錯覚した心境においては、「個別の心」という概念が意味をなすように思えます。

 It is therefore described in the course as if it has two parts; spirit and ego.
 それゆえ、コースでは、小さな心が、まるで霊とエゴというふたつの部分を持つかのように描写しています。

 

3. Spirit is the part that is still in contact with God through the Holy Spirit, Who abides in this part but sees the other part as well.
 霊は、聖霊を介して、依然として神とコンタクトを保っている部分です。聖霊は、霊の部分に留まっていますが、もうひとつの部分についてもよく理解しています。

 The term "soul" is not used except in direct biblical quotations because of its highly controversial nature.
 「魂」という用語は、直接聖書を引用する場面以外では用いられてはいません。なぜなら、魂という言葉は本質的に非常に論争を呼び起こしやすい性質を備えているためです。

 It would, however, be an equivalent of "spirit," with the understanding that, being of God, it is eternal and was never born.
 しかしながら、神に由来するがゆえに、永遠にして決して生まれたことのない存在だという理解があれば、魂は「霊」の同義語と言って差し支えありません。



4. The other part of the mind is entirely illusory and makes only illusions.
 小さな心のもうひとつの部分は、完全に錯覚に基づくもので、幻想だけを生み出します。

 Spirit retains the potential for creating, but its Will, which is God's, seems to be imprisoned while the mind is not unified.
 霊は、創造する潜在能力を保ってはいますが、小さな心が統合されないかぎりは、神の意志でもある霊の大いなる意志は幽閉されているように見えます。

 Creation continues unabated because that is the Will of God.
 それでも、創造は、神の意志であるがゆえに、弱まることなく存続しています。

 This Will is always unified and therefore has no meaning in this world.
 神の大いなる意志はつねに統合されており、それゆえ、この世界においては何の意味も持ちません。

 It has no opposite and no degrees.
 神の大いなる意志には対極はなく、程度もありません。



5. The mind can be right or wrong, depending on the voice to which it listens.
 小さな心は、それがどちらの声に耳を貸すかによって、正しくあることも間違った状態にあることもできます。

 Right-mindedness listens to the Holy Spirit, forgives the world, and through Christ's vision sees the real world in its place.
 正しい心の状態は聖霊に耳を傾け、この世界を赦し、そしてキリストのヴィジョンを通して、この世界の代わりに真の世界を見ます。

 This is the final vision, the last perception, the condition in which God takes the final step Himself.
 この正しい心の状態は、最終的なヴィジョンであり、最後の知覚であり、神が自ら最後の一歩を踏み出すための条件です。

 Here time and illusions end together.
 ここで、時間と幻想はともに終焉を迎えます。



6. Wrong-mindedness listens to the ego and makes illusions; perceiving sin and justifying anger, and seeing guilt, disease and death as real.
 間違った心の状態は、エゴに耳を貸して幻想を作りあげ、罪を知覚し、怒りを正当化しては罪悪感や病気や死を実在するものとして見ることになります。

 Both this world and the real world are illusions because right-mindedness merely overlooks, or forgives, what never happened.
 この世界も真の世界も、ともに幻想です。なぜなら、正しい心の状態は単に、一度も起こってもいないことを無視する、つまり赦すだけだからです。

 Therefore it is not the One-mindedness of the Christ Mind, Whose Will is One with God's.
 それゆえ、この世界も真の世界も、その意志が神の大いなる意志とひとつであるキリストの大いなる心の持つ一なる心の状態ではありません。



7. In this world the only remaining freedom is the freedom of choice; always between two choices or two voices.
 この世界で唯一残っている自由は選択の自由だけです。その選択は、つねにふたつの選択肢、つまり、ふたつの声の間でどちらを選ぶのかというものです。

 Will is not involved in perception at any level, and has nothing to do with choice.
 意志は、いかなるレベルにおいても、知覚に関わることはないので、選択にはまったく関与しません。

 Consciousness is the receptive mechanism, receiving messages from above or below; from the Holy Spirit or the ego.
 意識というのは、聖霊からの高次のメッセージ、あるいは、エゴからの低次のメッセージを受け取る受動的な心の仕組みのことです。

 Consciousness has levels and awareness can shift quite dramatically, but it cannot transcend the perceptual realm.
 意識には複数のレベルがあり、自覚がきわめて劇的に変化することがありえますが、意識には知覚の領域を超越することはできません。

 At its highest it becomes aware of the real world, and can be trained to do so increasingly.
 意識の最も高いレベルにおいては、意識は真の世界を自覚するようになり、訓練によってますます真の世界を自覚できるようになってゆきます。

 Yet the very fact that it has levels and can be trained demonstrates that it cannot reach knowledge.
 しかし、意識には複数のレベルがあり、訓練されうるという事実こそがまさに、意識は知識に到達することができないことを物語っています。


次




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It’s not how much we give, but how much love we put into giving. – Mother Teresa

 松山 健 Matsuyama Ken
この記事を書いた人:  松山 健 Matsuyama Ken

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