C3 赦しとキリストの顔

用語解説 0

今回は、用語解説から、「赦し-キリストの顔」をご紹介します。



赦しってなに?

レッスン269「私の視覚は、キリストの顔を見るようになる」

T19-4D 平安への障害4

T19-4Di 平安への障害4−2

が参考になると思います。



3. Forgiveness - The Face Of Christ
赦し - キリストの顔



1. Forgiveness is for God and toward God but not of Him.
 赦しは、神の下に赴くために、神に向けてなされるものですが、神に属するものでも由来するものでもありません。

 It is impossible to think of anything He created that could need forgiveness.
 神の創造したもので赦しを必要としうるようなものなど、考える余地がないからです。

 Forgiveness, then, is an illusion, but because of its purpose, which is the Holy Spirit's, it has one difference.
 したがって、赦しはひとつの幻想です。もっとも、赦しの目的は聖霊の目的であるがゆえに、赦しにはほかの幻想とのひとつの違いがあります。

 Unlike all other illusions it leads away from error and not towards it.
 それは、ほかのすべての幻想とは違って、赦しは必ず誤りに向かわずに誤りから離れるように導くという違いです。



2. Forgiveness might be called a kind of happy fiction; a way in which the unknowing can bridge the gap between their perception and the truth.
 赦しは、幸せな虚構と呼べるかもしれません。というのも、この虚構を手段として、知らない者たちは、自分たちの知覚と真理との間の隙間に橋を架けることができるからです。

 They cannot go directly from perception to knowledge because they do not think it is their will to do so.
 知らない者たちは、知覚から知識に直接進むことはできません。なぜなら、知らない者たちは、そうすることが自らの意志だと思ってはいないからです。

 This makes God appear to be an enemy instead of what He really is.
 このことが、神を真の姿のままにではなく、神を敵であるかのように見えさせてしまいます。

 And it is just this insane perception that makes them unwilling merely to rise up and to return to Him in peace.
 そして、まさにこの狂気の知覚こそが、知らない者たちに、ただ立ち上がって平安のうちに神の下へと帰るだけのことを厭わしく思わせているのです。



3. And so they need an illusion of help because they are helpless; a Thought of peace because they are in conflict.
 だから、知らない者たちには、彼らが途方に暮れているからこそ、助けとなる幻想が必要であり、彼らが葛藤のさなかにいるからこそ、平安の思いが必要なのです。

 God knows what His Son needs before he asks.
 神は、わが子が必要とすることを子が求める前から知っています。

 He is not at all concerned with form, but having given the content it is His Will that it be understood.
 神は、まったく形というものにこだわりません。しかし、中身を与えたからには、神は中身を理解してもらうことを意図しています。

 And that suffices.
 だから、内容が理解されれば、それで十分です。

 The form adapts itself to need; the content is unchanging, as eternal as its Creator.
 というのは、形は必要に応じて変わりますが、中身はその創造主と同じく永遠のものなので、変化することはないからです。



4. The face of Christ has to be seen before the memory of God can return.
 神の記憶を取り戻せるようになるには、その前にキリストの顔が見られなければなりません。

 The reason is obvious.
 その理由は明白です。

 Seeing the face of Christ involves perception.
 キリストの顔を見るには、知覚を必要とします。

 No one can look on knowledge.
 誰も、知識を見ることはできません。

 But the face of Christ is the great symbol of forgiveness.
 しかし、キリストの顔は、赦しの大いなる印です。

 It is salvation.
 キリストの顔こそが救いです。

 It is the symbol of the real world.
 キリストの顔こそが、真の世界の象徴です。

 Whoever looks on this no longer sees the world.
 キリストの顔を見る者は誰であれ、もはやこの世界を目にすることはありません。

 He is as near to Heaven as is possible outside the gate.
 キリストの顔を見る者は、天国の門の外側で近寄れるかぎり近くまで天国に近づいています。

 Yet from this gate it is no more than just a step inside.
 しかし、この天国の門からは、天国の中に入るためにはほんの一歩の距離しかありません。

 It is the final step.
 これが、最後の一歩です。

 And this we leave to God.
 そして、私たちは、この最後の一歩を踏み出してもらうことを神に委ねるのです。



5. Forgiveness is a symbol, too, but as the symbol of His Will alone it cannot be divided.
 赦しもまた象徴です。しかし、神の大いなる意志のみを象徴するがゆえに、赦しを分割することはできません。

 And so the unity that it reflects becomes His Will.
 だから、赦しが反映する統一された状態が神の大いなる意志となります。

 It is the only thing still in the world in part, and yet the bridge to Heaven.
 赦しは、依然として、この世界の一部でありながら、天国へと橋を架ける唯一のものなのです。



6. God's Will is all there is.
 存在するのは神の大いなる意志だけです。

 We can but go from nothingness to everything; from hell to Heaven.
 私たちは、無からすべてへと進むことしかできません。それは地獄から天国へ進むということです。

 Is this a journey?
 地獄から天国へと進むことは、することなのでしょうか。

 No, not in truth, for truth goes nowhere.
 いいえ、実はそうではありません。というのも、真理はどこにも行かないからです。

 But illusions shift from place to place; from time to time.
 しかし、幻想は、場所から場所へ、時間から時間へと移り変わります。

 The final step is also but a shift.
 最後の一歩もまた、単に観点が切り替わることでしかありません。

 As a perception it is part unreal.
 最後の一歩を踏み出すことは、ひとつの知覚なので、虚構の一部です。

 And yet this part will vanish.
 とはいえ、この一部も消え去ることになります。

 What remains is peace eternal and the Will of God.
 残るものは、永遠の平安と神の大いなる意志だけです。



7. There are no wishes now for wishes change.
 いまや、願望は何ひとつありません。というのは、願望は変化するものだからです。

 Even the wished-for can become unwelcome.
 かつて大いに待ち望んでいた願望すら、歓迎されざるものとなりえます。

 That must be so because the ego cannot be at peace.
 これはその通りに違いありません。なぜなら、エゴには平安であることなどできないからです。

 But Will is constant, as the gift of God.
 しかし、神からの贈り物なので、大いなる意志は変わることのないものです。

 And what He gives is always like Himself.
 そして、神が与えるものは必ず、神自身と同じものです。

 This is the purpose of the face of Christ.
 これがキリストの顔の目的です。

 It is the gift of God to save His Son.
 キリストの顔は、神の子を救うための神からの贈り物なのです。

 But look on this and you have been forgiven.
 ただこのキリストの顔だけを見てください。そうすれば、あなたは赦されています。



8. How lovely does the world become in just that single instant when you see the truth about yourself reflected there.
 あなたが本当の自分が世界に映し出されているのを見るようになった、まさにそのただひとつの瞬間において、この世界はどんなに美しいものになることでしょう。

 Now you are sinless and behold your sinlessness.
 いまや、あなたは潔白であり、自分の罪のなさを眺めています。
 
 Now you are holy and perceive it so.
 いまや、あなたは聖なるものであり、自分を神聖なものとして知覚しています。

 And now the mind returns to its Creator; the joining of the Father and the Son, the Unity of unities that stands behind all joining but beyond them all.
 そして、今、小さな心はその創造主の下へと戻ります。それは、父と子が結びつき、その大いなる結合による統一性が全ての結びつきの背後にありながらも、それらの結びつきのすべてを超越することです。

 God is not seen but only understood.
 神は、見られるのではなく、ただ理解されるのみです。

 His Son is not attacked but recognized.
 神の子は、攻撃されるのではなく、認識されることになるのです。


次

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 松山 健 Matsuyama Ken
この記事を書いた人:  松山 健 Matsuyama Ken

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