レッスン102「私が幸せであることを望む神の意志を私は分かち合っている」

レッスン101〜110 0

若し自心を知るは即ち仏心を知るなり、仏心を知るは即ち衆生の心を知るなり 三心平等なりと知るは即ち大覚と名づく、大覚を得んと欲(おも)はば、まさに諸仏自証の教えを学すべし

空海




レッスン102です。

今日のテーマは、「私が幸せであることを望む意志を私は分かち合っている」です。




私たちは、何かを手に入れるためにはその代償として、苦痛犠牲として捧げなければならないと信じています。

この発想は、二元性の幻想世界での贖罪の考え方です。

分離した他者が数に存在し、尽蔵ではない限りある資源の中で、自分の望みを果たそうとするなら、他者は限られた資源を奪い合う敵となります。

二極のうちの一極としての快楽しか見えないので、快を強めるには、対極である苦のほうに振り子を揺らす必要が出てきます。

二元性にとらわれない愛を思い出す必要があります。

「そうではなくて、このコースはあなたが生まれながらに受け継いでいる愛の存在に目覚める上での障害を取り除くことを目指しています。

 愛の対概念は恐怖ですが、すべてを包みこむものは対極を持つことなどできません。」(テキスト 第一章 序文

本来、実在するのは愛だけですが、二元性の幻想世界では、愛と恐れが対極にあるように現れます。

しかし、それも、実在するもの(愛)と実在しないもの(愛の不在という状態に名前をつけた「恐れ」)が世界というスクリーン上に映し出されて「存在」しているだけです。

この世界の二極はすべてこの原理です。

光と闇は対立する二極に見えますが、実在する「光」と「光の不在」にすぎません。


生命の対極は、死であるように見えます。

しかし、死と対立するのは、誕生であり、死は生命の不在に名前をつけたものでしかなく、実在するものではありません。

このように二極対立の真実を見極めるなら、何かを得るための代償としてその何かの対極を犠牲として捧げなければならないという思考が、真に実在するものを実在しない二極対立の対概念へと貶めてしまうことがわかります。


すでに実在するものを手に入れるために、実在しないものを代価として差し出そうとするのは、滑稽なことに思えないでしょうか。





Lesson 102 - I share God’s Will for happiness for me
レッスン102「私が幸せであることを望む意志を私は分かち合っている」





1. You do not want to suffer.
 あなたは苦しむことを望んではいません。

 You may think it buys you something, and may still believe a little that it buys you what you want.
 あなたは、苦しみと引き換えに自分は何かを得られると思っているかもしれないし、今なお、苦しむことで自分の望むものが手に入ると多少なりとも信じているかもしれません。

 Yet this belief is surely shaken now, at least enough to let you question it, and to suspect it really makes no sense.
 しかし、今、間違いなく、この信念が揺さぶられています。少なくとも、あなたにそのことに疑問を抱かせて、苦痛を代価として支払うことで何かを買収できると信じることは実は意味をなさないのではないかと疑わせるに十分なほどには、この信念はぐらついています。

 It has not gone as yet, but lacks the roots that once secured it tightly to the dark and hidden secret places of your mind.
 まだこの信念は去ってはいませんが、かつてはあなたの心の暗く隠された秘密の場所にしっかりと安定して根を下ろしていたその根源は失われています。



2. Today we try to loose its weakened hold still further, and to realize that pain is purposeless, without a cause and with no power to accomplish anything.
 今日、私たちは、その信念の弱まった支配力をさらにいっそう揺るがすことを試みます。そして、苦痛には目的はなく、原因もなく、何事を成し遂げる力もないと理解するよう試みます。

 It cannot purchase anything at all.
 苦痛によっては何も手に入れることはできません。

 It offers nothing, and does not exist.
 苦痛がもたらすのはなので、苦痛は存在していないからです。

 And everything you think it offers you is lacking in existence, like itself.
 そして、あなたが苦痛が自分にもたらしてくれると思っているあらゆるものは、苦痛そのものと同じように存在しません。

 You have been slave to nothing.
 あなたはに隷属してきたのです。

 Be you free today to join the happy Will of God.
 今日、自分を解放して、幸福なの大いなる意志とひとつに結びついてください。



3. For several days we will continue to devote our periods of practicing to exercises planned to help you reach the happiness God's Will has placed in you.
 これから数日をかけて、私たちは、の大いなる意志があなたの中に置いてくれた幸せにあなたが到達するのを手助けするために計画された練習のために、長いほうの実習時間を引き続き捧げることにします。

 Here is your home, and here your safety is.
 ここにあなたの家があり、ここにあなたの安全があります。

 Here is your peace, and here there is no fear.
 ここにあなたの平安があり、ここにはいかなる恐れも存在しません。

 Here is salvation.
 ここに救済があります。

 Here is rest at last.
 ここでとうとう休息が訪れます。



4. Begin your practice periods today with this acceptance of God's Will for you:
 長いほうの実習時間を、あなたのためのの大いなる意志を受け入れる次の言葉から始めてください。


I share God's Will for happiness for me, and I accept it as my function now.
私は、私のために幸せを望むの大いなる意志を分かち合っている。だから、私は今、幸せになることを自分の役目として受け入れる。


 Then seek this function deep within your mind, for it is there, awaiting but your choice.
 それから、あなたの心の奥深くにこの役目を探してください。というのは、この役目はあなたの心の奥底にあり、あなたに選ばれることだけを待ち受けているからです。

 You cannot fail to find it when you learn it is your choice, and that you share God's Will.
 自分が幸せになることが自分の選択であり、自分が意志を共有しているとあなたが学ぶなら、あなたがそれを見つけ損ねるはずがありません。



5. Be happy, for your only function here is happiness.
 幸せでありなさい。というのは、この地上であなたが担う唯一の役目は幸せであることだからです。

 You have no need to be less loving to God's Son than He Whose Love created him as loving as Himself.
 わが子を神自身と同じくらい愛に満ち溢れるものとして創造した神の大いなる愛に及ばないように、あなたが神の子に抱く愛を控える必要はありません。

 Besides these hourly five-minute rests, pause frequently today, to tell yourself that you have now accepted happiness as your one function.
 この1時間ごとの5分間の休息のほかに、今日は頻繁に小休止して、自分は今、幸せであることを自らの唯一の役目として受け入れたと自分に告げるようにしてください。

 And be sure that you are joining with God's Will in doing this.
 そして、そうする際には、自分が神の意志とひとつに結びついているのだと確信するようにしてください。


名称未設定

それでは、ブリトニーさんのレッスンです。



次

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 松山 健 Matsuyama Ken
この記事を書いた人:  松山 健 Matsuyama Ken

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