レッスン104「私は、真に自分に属するものだけを求める」

レッスン101〜110 0

Your task is not to seek for love, but merely to seek and find all the barriers within yourself that you have built against it.
あなたの任務は、愛を探すことではない。そうではなくて、単に自分自身の中で愛を妨げるために自分が築いてきた障害のすべてを探して見つけ出すことだけだ。

Jalāl ad-Dīn Muḥammad Balkhī-e-Rūmī
ジャラール・ウッディーン・ルーミー




レッスン104です。

「私は、真に自分に属するものだけを求める」が今日のテーマです。




このレッスンでは、私たちは、神の子としての本質ゆえに喜び平安を自分のものとして受け取る資格があるけれど、神からの贈り物を受け取るためには、贈り物を受け入れるための場所を用意しなければならないということが述べられます。

そして、その場所を用意するには、神からの贈り物に置き換えようとして自分で作り出した無意味な贈り物が置かれてしまっている神のための祭壇から、その自作の贈り物を取り除く必要があるといいます。

もっとも、祭壇をきれいにすると、神からの贈り物が、私たちの外側のどこかからやってくるというのではなく、時間の始まる前から、すでに私たちの中にあって、時間が去ったあとも私たちのものであり続ける神の贈り物がもともとあった場所でヴェールを剥がれてその姿を現すのだといいます。

つまり、すでに贈り物を手にしているけれど、それがわからなくなってしまっている状態だということです。

どこかそれがある場所に探しに行く必要も、宅配されるのを待つ必要もないということです。

自分で作り出した「贈り物」もどきのガラクタが大量にあるために、すでにそこにある本当の贈り物が埋もれてしまっているだけだということです。

ガラスをきれいに磨きましょう!で、宝石の入ったガラスケースが埃にまみれているたとえをしましたが、ガラスを磨けばいいのに、ガラスの上に「宝石」と文字を書いたり、絵の具で宝石の絵を描いたり、宝石に似た石ころをたくさん集めてきたりと、代用として、見当違いなものをたくさん積み重ねてしまっているということです。

水道の水は来ているのに、蛇口があれば、水が出て来ると思いこんで、外から拾ってきた蛇口が壁一面に取りつけられていて、どれが本当の蛇口なのかわからなくなってしまっているようなものです。

テレビに映し出された美しい風景が忘れられず、画面の上に絵の具を塗りたくって拙劣な絵が画面上に固着してしまっているようなものです。

やるべきことは、本物を見えなくしてしまっている、代用として自分で作り出してしまった障害物を払拭することだけです。

私たちは、この障害物を除去できれば、自分は悟りを開いて解脱できるなどと考えています。

けれど、最大の皮肉は、実は私たち自身がこの障害物の大元であるラスボスなのであり、消え去るべきなのは私たちだということです。

もっとも、消えるべきはエゴとしての私たち、小さな自己に間違った光が当たってできている影のことであって、小さな自己が正しく光に照らされて輝く自我としての私たちは消えるべきではなく、むしろ、自らの内なる光を輝かせることで世界の光としての役目を担い、果たすべきです。


障害物を取り除くやり方については、次のように説明されます。

すなわち、神の贈り物である喜び平安以外の自分勝手に作りあげた贈り物や目標をすべて手放して、平安喜びだけを求める、

神の意志がすでになされており、神からの永遠の贈り物として、喜び平安が私たちに属しているということに単純に気づくことだということです。




Lesson 104 - I seek but what belongs to me in truth
レッスン104 私は、真に自分に属するものだけを求める





1. Today's idea continues with the thought that joy and peace are not but idle dreams.
 今日の考えは、喜び平安は単なる空疎な夢ではないという考えの続きです。

 They are your right, because of what you are.
 あなたが本当は誰なのかということのゆえに、喜び平安を得ることはあなたの権利です。

 They come to you from God, Who cannot fail to give you what He wills.
 神があなたに与えるつもりのものをあなたに与え損ねることなど神にはできないので、喜び平安は神からあなたの許へと訪れます。

 Yet must there be a place made ready to receive His gifts.
 しかし、神からの贈り物を受け取るためには、そのための準備の整った場所がなければなりません。

 They are not welcomed gladly by a mind that has instead received the gifts it made where His belong, as substitutes for them.
 神からの贈り物があるべき場所に、それに置き換える代用として自分で作った贈り物をすでに受け入れてしまっている小さな心には、神からの贈り物を喜んで迎え入れることができません。



2. Today we would remove all meaningless and self-made gifts which we have placed upon the holy altar where God's gifts belong.
 今日、私たちは、神からの贈り物が属するはずの神聖祭壇に自分で供えてしまった自作の無意味な贈り物をすべて取り除くことにします。

 His are the gifts that are our own in truth.
 私たちが真に所有するのは神からの贈り物だからです。

 His are the gifts that we inherited before time was, and that will still be ours when time has passed into eternity.
 神の贈り物こそが、時が存在しはじめた前から私たちが受け継いでいたものであり、それは、時が永遠の中へと過ぎ去ったあともなお、私たちのものであり続けます。

 His are the gifts that are within us now, for they are timeless.
 神の贈り物は今も、私たちの中にあります。というのも、神の贈り物は時を超越するものだからです。

 And we need not wait to have them.
 だから、私たちは、神の贈り物を得るために待つ必要などありません。

 They belong to us today.
 今日、神からの贈り物は私たちのものになります。



3. Therefore, we choose to have them now, and know, in choosing them in place of what we made, we but unite our will with what God wills, and recognize the same as being one.
 それゆえ、私たちは今、神の贈り物を得ることを選びます。そして、私たちは、自分で作り出した贈り物の代わりに神の贈り物を選ぶことで、私たちはただ自分たちの意志を神の意図するものとひとつに結び合わせて、両者はひとつであるがゆえに同じなのだと気づくだけなのだと知ります。

 Our longer practice periods today, the hourly five minutes given truth for your salvation, should begin with this:
 今日の長いほうの実習時間では、あなたの救済のために真理に1時間ごとに5分間を捧げることにして、次のように始めてください。


I seek but what belongs to me in truth,
私は、真に自分に属するものだけを求める。

And joy and peace are my inheritance.
そして、喜び平安は私が受け継いでいるものだ。


 Then lay aside the conflicts of the world that offer other gifts and other goals made of illusions, witnessed to by them, and sought for only in a world of dreams.
 それから、幻想から作りあげられた別の贈り物や別の目標を差し出している世界の葛藤を手放してください。それらの別の贈り物や別の目標は、幻想によって裏づけられ、夢の世界の中でのみ探し求められるものなのです。



4. All this we lay aside, and seek instead that which is truly ours, as we ask to recognize what God has given us.
 これらすべてを私たちは手放します。そして、その代わりに、私たちは、神が自分たちに与えてくれたものに気づくことを求めることで、真に私たちに属するものを求めます。

 We clear a holy place within our minds before His altar, where His gifts of peace and joy are welcome, and to which we come to find what has been given us by Him.
 私たちは、自分たちの心の中にある神の祭壇の前の神聖な場所をきれいにします。神の祭壇では、平安喜びという神の贈り物は歓迎され、自分たちが神から与えられているものを見出すために私たちはみなそこに訪れることになります。

 We come in confidence today, aware that what belongs to us in truth is what He gives.
 今日、私たちは、真に自分に属するものは神が与えてくれるものだと自覚しながら、確信をもって訪れます。

 And we would wish for nothing else, for nothing else belongs to us in truth.
 そして、私たちはこれ以外には何も望みません。というのも、これ以外に私たちに属するものは本当に何もないからです。



5. So do we clear the way for Him today by simply recognizing that His Will is done already, and that joy and peace belong to us as His eternal gifts.
 それゆえ、今日は私たちで、神の意志はすでに成し遂げられており、神からの永遠の贈り物として、喜び平安が私たちに属していると単純に認めることによって、神に至る道を掃除しましょう。

 We will not let ourselves lose sight of them between the times we come to seek for them where He has laid them.
 私たちは、神が置いてくれた場所に神からの贈り物を探しに行く時間の合間であっても、喜びと平安を見失わないようにしましょう。

 This reminder will we bring to mind as often as we can:
 次のような備忘の言葉をできるだけ頻繁に心に浮かべるようにしてください。


I seek but what belongs to me in truth.
私は、ただ真に自分に属するものだけを求める。

God's gifts of joy and peace are all I want.
私が望むのは、喜びと平安という神からの贈り物だけだ。


名称未設定


それでは、ブリトニーさんのレッスンです。




次

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 松山 健 Matsuyama Ken
この記事を書いた人:  松山 健 Matsuyama Ken

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